(Sigmund)
せっかくのドイツの旅行、観光も買い物も食事も楽しみたいですよね。そこで気になるのがドイツの物価。移動や食事にかかる費用や、ドイツで買うと安いものなど、現地の相場はどのぐらいなのでしょうか。そこで今回は、現地在住の筆者がドイツの物価事情について詳しくご紹介します。
ドイツの物価を徹底分析!旅行前に知るべき7つのポイント!
1. 交通機関は日本より安い
ドイツの公共交通機関の相場は、ズバリ、日本に比較すると安いです。なぜなら、ドイツでは1日券が6ユーロ~9ユーロ前後(週によって異なる)で、その1枚があれば電車、バス、トラム(路線電車)と定期船など全てが乗り放題になるからです。さらに、大人1枚につき14才までの子ども3人まで同伴可能というのも、大変お得です。1日券以外にも、主要都市では交通機関+観光名所の割引券がセットになったチケットも充実しているので、そちらも要チェックです。
タクシーの初乗り料金は相場で3~4ユーロ前後。その後、キロ単位で2.5~4ユーロ前後ずつ課金されていきます。事前に行先を告げて、いくらかかるか確認してから乗車するようにしましょう。
2. レストランは若干高め
レストランの基本価格は、日本よりも高めです。もちろんレストランによって価格帯は異なりますが、例えば、安めのレストランでランチメニュー6.5ユーロ~13ユーロといったところでしょうか。それに、水を注文すると、水だけで3~4ユーロ取られるので、ランチだけで軽く1.200円を超える計算になります。
日本は、家族向けで値段控えめのファミリーレストランや、レストラン選びに関しては予算に応じた選択肢が多いですよね。レストランへ入る時は、事前にネットなのでメニューを見て、大体の予算を決めておくと良いかもしれません。
外食費を抑えたい方は、アジア系レストラン(中華料理やベトナム料理)、また大きなショッピングセンターにあるフードコートは、通常のレストランよりも安めに食事ができ、おススメです。
3. スーパーの食材、日用品は安い
ドイツのスーパーに筆者が初めて行って驚いたのが、野菜と果物の安さ。最初は表示価格を見て、日本とそんなに変わらないと思ってよく見ると、キロ単位の値段でした。日常に欠かせないものやその他の食材も、全般的に安いです。値段が安いだけでなく、量も多いのでかなりのお得感。チーズ、ウィンナーなどの肉加工品は、日本とは比較にならないほど種類が豊富でとってもリーズナブル。チョコレートなどの菓子類も、安くて美味しくて洒落たパッケージのものが多いので、お土産にぴったりです。
また、ヨーロッパでは携帯必需品の水ですが、駅や街中にあるキオスクでコンビニ感覚で買うと500mlで2.50ユーロくらいしますが、スーパーで独自ブランドのものだと45~65セント。旅行中、買う頻度の高いものなので、スーパーで買うことをおすすめします。
4. ビール、ワインは驚きの安さ
ドイツでビールとワインを楽しみたい、という旅行者の方は少なくないのではないでしょうか。そんな方は是非、ギフトショップだけでなく、スーパーやデパートのビール・ワインコーナーを覗いてみて下さい。非常に多種多様な銘柄のビールとワインが、お手頃な価格で購入できます。
例えば、スーパーだと75セント~2ユーロの値段のもので、十分美味しいビールを楽しむことができます。ワインも2ユーロ~高級なものまで幅広い価格帯のものがズラリと陳列されているので、選択肢も様々。しかも、安いから味が悪いということもなく、5~8ユーロほど出せばなかなか上等なクオリティのものが味わえると評判です。
5. ファーストフード、外資チェーン店は高い
ドイツで展開されている大手外資チェーンと言えば、マクドナルド、バーガーキング、ケンタッキーフライドチキン、スターバックス。お値段はどこも、日本に比べるとやや高めに設定されています。
6. ドラッグストア独自ブランドのBIO(ビオ)コスメ
ドイツのお土産の人気ランキングの常連、ドイツのビオコスメ。ドイツ国内の主要なドラッグストアチェーンでは、独自のビオコスメブランドを持っており、通常のブランドコスメよりも非常に安く販売されているのが魅力です。特にdm(ディーエム)とRossmann(ロスマン)は、空港でも目にする認知度の高いドラッグストアです。
また、WELEDA(ヴェレダ)など日本ですでに認知度の高いドイツ製のビオコスメブランドは、ドラッグストアで定期的にセールをしたりするので、さらにお買い得で入手できる可能性もあります。ドイツ旅行中は是非ドラッグストアをチェックしてみて下さい。
7. リモワ(REMOWA)のスーツケースはドイツで買うと断然お得!
日本でも愛用されているリモワのスーツケース。リモワはドイツ製なので、現地で買うと日本よりもかなり安いお値段で購入することが可能です。お店により価格は違いますが、日本価格の40%ほどの値段で購入できると考えてよいでしょう。、ミュンヘンのヘッツェネッカーという鞄屋は、ドイツ国内でも安く買えると評判の高いお店です。空港のショップでも安く購入できますが、筆者の経験上、街中の鞄屋の方がさらにお得な値段で買える確率が高いように思います。
また、日本にはないモデルがあったり、店頭にはファスナータイプしか並んでいなくても倉庫にフレームタイプの在庫があったりするので、お店の人に色々聞いてみると、意外にお得な買い物ができるかもしれません。
まとめ
いかがでしたか?
お得に快適な旅にするには、コツコツした情報集めが大切です。事前に現地の物価を知っておくだけでも、ドイツでの過ごし方が変わってくると思います。無駄な出費を抑えながら効率的なお金の使い方ができるよう、是非こちらの情報をご参考下さい。
ドイツの物価を徹底分析!旅行前に知るべき7つのポイント!
1. 交通機関は日本より安い
2. レストランは若干高め
3. スーパーの食材、日用品は安い
4. ビール、ワインは驚きの安さ
5. ファーストフード、外資チェーン店は高い
6. ドラッグストア独自ブランドのBIO(ビオ)コスメ
7. リモワ(REMOWA)のスーツケースはドイツで買うと断然お得!