英語メールをもっとネイティブらしくする7つのテクニック

英語メールをもっとネイティブらしくする7つのテクニック

皆さんは英語でメールのやり取りをした事がありますか?ご存知とおり今の日本はどんどんグローバル化してきており、既に何度もメールでやり取りしている方も多いと思いますし、今まさに英語のメールを作ろうとして行き詰まっている方もいるかも知れません。英語のメールは英会話とは違って独特のルールがあったり、略語やスラングが使われていたりして、初めての方は少し戸惑ってしまいますよね。そして何度もメールをやりとりしているうちに、だんだんと自分の英文がマンネリ化してしまいがちです。そこで、英語のメールが初めての方から、もっと豊かなメールの表現方法を学びたい中級者の方、そしてビジネスメールで使われるルールなど、すぐに役立つ「英語メールをもっとネイティブらしくする7つのテクニック」を詳しくご紹介します!

 

英語メールをもっとネイティブらしくする7つのテクニック!

 

1.宛名のルールを知る

まずはメールの一番初め、宛名部分の書き方です。友人同士のフランクなメールや携帯電話でのメールのやりとりの場合は省略される事もありますが、ビジネスメールでは宛名は必須です。相手の方に失礼のないよう、きちんと覚えておきましょう。

(例)
Dear Mr.Suzuki,    /男性に送る場合
Dear Ms.Suzuki,    /女性に送る場合
Dear John,      /仲のよい相手に
Dear ABC corporation /ABC会社宛の場合
Dear Customer Service,  /特定の部門(カスタマーサービス等)に送る場合
Dear Marketing Director, /マーケティング部長殿
To Whom it May Concern, / 担当部署・担当者が誰かわからない場合

 

2.書き出し・あいさつのルールを知る

メール本文に入る前に、ひとこと挨拶や書き出しをはさみましょう。親しい友人の場合省略も可能ですが、ひとこと「How are you doing?」と入れるだけでもかなり印象がアップします。ビジネスメールの場合は必ずそのシチュエーションに合った挨拶や書き出しの一言を入れるようにしましょう。初めてメールする場合には自己紹介なども入れると良いですね。

(例)
How are you doing?(元気ですか?)
I haven’t seen you for a long time.(お久しぶりです)
Thank you for〜(〜をありがとうございます)
My name is 〜 and we met at meeting last week.(先週会議でお会いした〜(名前)です)

 

3.本文・締めの言葉のルールを知る

さて、書き出しまで書けたら次はいよいよ本文です。日本語で文章を考えてから英訳すると、少しまわりくどい表現になってしまいがちです。英語のメールの場合は、本文は出来るだけ分かりやすく、シンプルに書いた方が相手に伝わりやすいでしょう。何のためにメールをしたのか、何をして欲しいのか等、出来るだけ簡潔に説明しましょう。

(例)
The reason I am writing this e-mail to you is 〜.(私がこのメールを書いた理由は〜です)
The purpose of this e-mail is 〜.(私がこのメールを書いた目的は〜です)
I am writing this e-mail because 〜.(〜の為メールをしています)
This e-mail is to inform you that 〜.(〜のお知らせのメールです)
I would like to ask you 〜.(〜をお願いできませんか?)

そして用件を伝えた後は、締めの言葉を添えてください。締めの言葉で相手にやって欲しい事や今後のこちらの行動を伝える事で、連絡がさらにスムーズになります。

(例)
I am looking forward to hearing from you(お返事お待ちしています)
I look forward to see you soon.(お会いできるのを楽しみにしています)
I ask for your kind understanding.(ご理解いただけるとうれしいです)
Please take care of yourself.(ご自愛ください)
Please give my best regards to 〜.(〜さんによろしくお伝え下さい)
Keep in touch.(今後も連絡を取り合いましょう)

 

4.結語・差出人のルールを知る

日本語だと上記の締めの言葉で終わりですが、英語の場合はさらに最後に一言添えます。これにはあまり深い意味はない事が多いですが、フォーマルからカジュアルな表現まで幅広くあるので相手によってきちんと使い分けるようにしましょう。

(フォーマル〜普通の結語例)
Sincerely,
Sincerely yours,
Regards,

(カジュアルな結語例)
Best wishes,
Best regards,

そして結語言葉の下に差出人(自分)の名前を書きます。ビジネスメールの場合は苗字、親しい友人の場合はファーストネームで良いでしょう。

(例)
Sincerely,
Suzuki

Regards,
Hanako

 

5.フランクな挨拶を知る

さて、ここまで一般的なメールの書き方を説明してきましたがいかがでしたか?ここからは、親しい友人や恋人とのメールで使える、すこしカジュアルな表現をご紹介したいと思います。
まずは出だしの一言である挨拶。この挨拶が堅苦しいと、せっかく親しみをこめてメールしてくれた相手にも距離を感じさせてしまいますよね。やはり出だしは大切です。まずは友人同士で使えるフランクな挨拶の表現をご紹介しましょう。

(例)こんにちは
Good morning(おはよう)
Good afternoon(こんにちは)
Good evening(こんばんは)
Hi
Hello
Hey
Hi there

(例)元気ですか?
How are you?
How are you doing?
How have you been?(久しぶりの場合)
What’s up?(かなりくだけた表現)

 

6.メールによく使われる略語・スラングを知る

次にご紹介したいのが、メールでよく使われる略語・スラングです。いきなりこちらから略語を使ってメールする必要はありませんが、相手からはどんどん略語メールがくる可能性があります。そのような時にせめて意味がわかるようにしておくとやりとりがスムーズですし、慣れてきたらぜひ使ってみてください。ネイティブっぽさが一気にアップします。

(例)略語 / 英語 / 日本語
lol / Laughing Out Loud / (笑)
ASAP / As Soon As Possible / できるだけ早く
brb / Be Right Back / すぐ戻ります
OMG / Oh My God / うそ?!等驚きの表現
btw / By The Way / ところで
gr8 / Great / すごい・素晴らしい
L8R / Later / またね
thx / THANX / ありがとう
IC / I see / 分かった
PLS / Please / お願い
PS / PostScript / 追伸
xoxo / kiss and hugs / (親しい人に)キス&ハグ

:-) / Smileの顔文字
:D / 口を開けて笑っている顔文字
:-< / sadの顔文字
<3 / ハートマーク

 

7.返信メールの書き出しを知る

ここでは相手から来たメールに返信する書き出しをみてみましょう。最初に相手からメールが来る場合もありますし、こちらから送ったメールに相手が返信をしてくれ、さらにその返信を書くという事も多いでしょう。もっというと英語メールをする中でこのシチュエーションが一番多いかもしれません。ですので、ここで紹介する表現を覚えれば、いつ英語でメールのやりとりをする事になっても書き出しに困りません。ぜひマスターしてみてください。

(例)
Thank you for replying. /返信どうもありがとう
Thank you for your e-mail. /メールをありがとう
Thank you for your note. /連絡ありがとう(ちょっとしたお知らせや連絡だった場合)
Thank you very much for sending 〜. /〜を送ってくれてどうもありがとう
I’m sorry for not replying sooner. /返信が遅くなってごめんなさい

 

まとめ

いかがでしたか?
ビジネスメールにも使える英語メールの基本的なルールから、ちょっとくだけたカジュアルな表現まで紹介してきましたが、英語メールのルールは、日本語の手紙に比べてとてもシンプルです。なので基本的な書き方の順番さえ覚えてしまえば、後はスムーズに書いていく事が出来ます。ぜひここの情報を元に、失敗を恐れずどんどんメールのやり取りをしてみてください。そして相手から送られてくるメールを見ているうちに、さらにコツをつかんでいきましょう。

 

英語メールをもっとネイティブらしくする7つのテクニック!

1. 宛名のルールを知る
2. 書き出し・あいさつのルールを知る
3. 本文・締めの言葉のルールを知る
4. 結語・差出人のルールを知る
5. フランクな挨拶を知る
6. メールによく使われる略語・スラングを知る
7. 返信メールの書き出しを知る


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