ベトナムの物価を徹底調査!旅行前に知るべき7つの特徴

ベトナムの物価を徹底調査!旅行前に知るべき7つの特徴

ベトナム旅行を楽しみたいアナタに!ベトナムといえば、アジアでも有数の親日国として有名。現在、注目の新興国ということもあり、ベトナムの物価は上昇傾向にありますが、日本に比べれば格安で過ごせるという点も魅力でしょう。しかし怖いのは観光客を狙った、ぼったくり。ベトナム旅行を心から楽しむ為にも、最新の物価情報を知っておきましょう。

 

ベトナムの物価を徹底調査!旅行前に知るべき7つの特徴

 

1. ベトナムの通貨

ベトナムの通貨単位は「ドン(VND)」。為替の変動はありますが、だいたい10,000 VND = 55.5888 JPY 。表示価格から「0を3つとって5掛け」すれば、日本円に換算できます。使用されている紙幣は100、200、500、1000、2000、5000、10,000、20,000、50,000、100,000、200,000、500,000ドンの12種類。硬貨は200、500、1000、2000、5000ドンの5種類です。

 

2. 両替、クレジットカード、ATM事情

両替は空港、町なかの両替所、銀行、ホテルなどで可能です。ホテルやレストランなどでは、アメリカドルが使えることも多いです。1ドル、5ドル、10ドルといったアメリカドルの少額紙幣を現金で持参して、少しずつ両替すると良いでしょう。都市部なら日本円も両替可能です。

クレジットカードは、中級以上のホテルやレストラン、観光客の多い土産物店なら利用可能。ただし、クレジットカード利用時に数パーセントの手数料が追加されるホテルや店もあります。

ATMは都市部を中心に普及しており、クレジットカードや国際キャッシュカードを使って現金を引き出せます。提携マークを確認してください。手数料や限度額は、会社や機械によって異なるので注意。

基本的にチップは不要ですが、サービス料が含まれていない高級レストランやホテルでは、1ドルか2ドル程度のチップを置くのがよいでしょう。ポーターなどには10,000ドン程度。食堂や屋台では不要です。

 

3. ベトナムでの鉄則! 小額紙幣を多めに持とう

ベトナム人の平均給与は、大卒の初任給で約250USD~300USD(20,000~25,000円)。そのぶん、日本に比べて物価は格段に安いです。しかし、最近では、富裕層向けのブランドショップなども増えてきました。この急成長ぶりは、さすが新興国といったところです。

一方で、経済格差も広がっている様子。スーパーマーケットや観光客向けの高級店で買い物するならともかく、タクシーに乗るときや、売店や露店で買い物をする際には、必ず細かいお金を準備しておきましょう。お釣りがなくて両替の為に待たされるくらいなら、まだ良いほうで、そのまま、ぼったくられることもありえます。

「0」の数に混乱して、支払いのときに紙幣を何枚か並べて適切な金額を選んでもらう、なんてことも避けたほうがいいでしょう。5000ドンを支払えば良い場面で、50,000ドン紙幣を持っていかれる、なんてこともありえます。スムーズに旅行するためには、あらかじめ、10,000ドン紙幣と20,000ドン紙幣を多めに両替しておくと良いでしょう。

 

4. タクシー、バスなど交通機関の物価相場

ベトナムには地下鉄がありません。移動はもっぱら、タクシーかバスになります。注意してほしいのが、ぼったくりタクシー。料金メーターに細工を施していたり、わざと遠回りしたりして割増料金を請求してきます。信頼できるタクシー会社として有名なのは、運転手が制服姿で、白地に緑色のラインの車体が目印の「マイリンタクシー(Mai Linh Taxi)」。初乗り料金が10,000ドン~12,500ドン。以後、8000ドンずつ上がっていきます。路線バスは4,000ドン。距離によっては5,000ドンになることもあります。

「セオム」と呼ばれるバイクタクシーは、行き先を伝えて金額交渉してから乗りますが、価格が不明確なうえ、安全は保障できない為、ガイドのいない旅行者にはおすすめしません。

観光用の乗り物といえば、ベトナムの人力車「シクロ」ですが、やはり最初に金額交渉をします。まずは、ドライバーの言い値の半額を提示してみましょう。観光客相手に吹っかけている場合がほとんどなので、高確率で値切ることが可能です。

 

5. 飲食代の相場

ローカルな食堂で、ベトナムの伝統的な麺料理「フォー」を食べると1杯30,000ドン(150円)くらいです。生春巻きや鍋を頼んでも、80,000ドン(400円)くらい。フランス植民地時代の面影を感じられるベトナム版フランスパン「バイン・ミー」は1本1000ドン(約10円)。これに、野菜やハムなどを挟んでもらうことができます。

500mlペットボトルのミネラルウォーターが5000ドン(約25円)、350mlの缶ビールが10,000ドン(約50円)、レストランだともう数十円高いくらいです。

日本食が恋しくなった時は、日系の和食店で食事して1人150,000~500,000ドン(750~2,500円)といったところでしょうか。ちなみに、都市部にはスターバックス・コーヒーや、ロッテリア、ケンタッキー・フライド・チキンなどの外資系チェーン店も見かけます。KFCのチキンは、1ピース28,000ドン(140円)。日本とあまり変わり映えしない価格なので、試しに味を比べてみては?

 

6. コンビニとスーパーマーケット事情

数年前までは、ベトナムで買い物といえば市場でした。しかし、現在、都市部では中流家庭から富裕層向けのスーパーマーケットが増えてきています。ロッテマートやイオンモールなど、外資系のショッピングモールには、ブランドショップの他、映画館やフードコートがあり、生活用品はもちろん、ちょっとしたお土産まで揃うので便利です。

また、ホーチミン市内には、日本でもお馴染みのコンビニが続々とオープンしています。2010年にファミリーマートが、2011年12月にはサンクスが進出。他にも、ミニストップ、シティマートなど、日本ほどではありませんが、コンビニは増えてきているので、気軽に夜食の買い出しができるかも。店によって品揃えが違うので、チェックしてみてもいいかもしれません。

おにぎりが8,000ドン(40円)、ボトル入りガムが20,000ドン(100円)、マルボロのタバコが23,000ドン(115円)、 ベトナム産のタバコが12,000ドン(60円)。お土産にも良いかもしれない、インスタントフォーが3,000ドン(15円)ベトナムコーヒー50,000ドン(200円)。ちなみに、日本製のスナック菓子は、日本と同じくらいの価格です。

 

7. 日本より安い! ベトナムでやってみたいこと

日本に比べて格段に安く受けられるベトナムでのサービスで、特にオススメなのは、マッサージやエステのたぐい。足マッサージ90分20,000ドン(1,000円)、 フェイシャルエステ60分280,000ドン(1,400円)。チップ込みの料金で無い場合は、チップを渡すのが一般的で、チップの相場はマッサージ料金の30%~とやや高めですが、日本と比べれば破格でしょう。

また、散髪も安いです。路上で開業している床屋さんなら50,000ドン(250円)、外資系のヘアサロンで400,000(2,000円)。言葉が通じないぶん、オーダー通りというわけにはいかないかもしれませんが、長期滞在の際など、試しに利用してみてはいかがでしょう?

また、日本語の通じるショップでアオザイのオーダーメイドを頼んだ場合55ドル(5,500円)、ワンピースのオーダーメイドが35ドル(3,500円)。

ちなみに、映画は60,000ドン(300円)で鑑賞可能。もちろん、日本語字幕はありませんが、日本ではまだ公開されていないハリウッドの大作映画を一足早く、ベトナムで観るというのも、一興かもしれません。

 

まとめ

いかがでしたか?
ベトナム語は発音が難しく、また、英語が通じないことも多いので、タクシーで行き先を示す際は、ガイドブックの文字を示すなど、工夫が必要です。しかし、ホーチミン市には、日本人観光客向けの雑貨店が連なる日本人街もあり、日本語が通じる場所も増えてきました。慣れないうちは混乱しやすい「ドン」での支払いですが、表示価格から「0を3つとって5掛け」で、日本円に換算できると覚えておけば、かなりスムーズに旅行できるはずです。怖がる必要はありません。どうか、楽しいベトナム旅行を!

 

ベトナムの物価を徹底調査!旅行前に知るべき7つの特徴

1. ベトナムの通貨
2. 両替、クレジットカード、ATM事情
3. ベトナムでの鉄則! 小額紙幣を多めに持とう
4. タクシー、バスなど交通機関の物価相場
5. 飲食代の相場
6. コンビニとスーパーマーケット事情
7. 日本より安い! ベトナムでやってみたいこと


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