インターネットで検索すると、いろいろなタガログ語(フィリピン語)フレーズを探すことができますが、教科書ではなかなか教えてくれない汚い言葉、いわゆるスラングについては情報はまだまだ少ないですよね。
本サイトでは、フィリピン旅行において知っていると便利なフレーズや、日常会話、恋愛に関する言葉・フレーズなど色々ご紹介してきましたが、今回はタガログ語の中でも、うっかり使ってしまうと危険なスラング系のフレーズをご紹介します。
ここでしっかり勉強しておくことで、失言による誤解や喧嘩が起きないようにしておきましょう。それではご覧ください。
タガログ語で絶対使ってはいけない超危険スラング20選
1. Gago / ガーゴ / 馬鹿
男性にはGago(ガーゴ)、女性に対してはGaga(ガーガ)ですが、共通してGagoを使うこともあります。これは冗談で使うことが出来るので、使うときはゆるい発音で言いましょう。
2. Tarantado / タランタドゥ / 馬鹿
Gagoよりは強い言葉ですが、友達同士で冗談として使えます。
3. Tanga ka / タンガ カ / 馬鹿
Tanga(バカ) ka(あなた)。歌の歌詞や映画のセリフなどによく出てきます。
4. Parang tanga iyan / パラン タガ イヤン / 馬鹿みたい
ふざけたり冗談を言ってるときに使われます。「なにそれ!」「バカじゃないの!」といったようなニュアンスなので、親しい間柄ではよく聞く言葉です。
5. Sira ulo ka / シラ ウロ カ / 馬鹿じゃないの
Sira(異常) ulo(頭)。Sira uloは頭がおかしいという意味です。
6. Baliw / バリウ / きちがい
Baliwも狂っているというニュアンスですが、英語のCrazyを意味し、『Crazy love』のようにネガティブなニュアンスだけではありません。使い方次第ということです。
7. Utak ipis / ウタック イピス / あほ
Utak(脳) ipis(ゴキブリ)。直訳すると、『ゴキブリの脳みそ』です。頭が鈍い・脳が足りないという意味を持ちます。ゴキブリはフィリピンでも日本と同じく嫌な存在ですのでご注意を。
8. Piste ka / ピステ カ / あほ
Piste(害虫) ka(あなた)。害虫=厄介者
9. Leche ka / レチェ カ / あほ
Leche(アホ) ka(あなた)。この言葉もよく使われていますが、かなりケンカ腰です。というよりケンカの最中によく使われています。
10. Bobo / ボボ / あほ
低脳な・頭の悪い・出来の悪いという意味を持ちます。覚えやすく言いやすいのですが、気をつけてください。
11. Ungas / アンガス/ あほ
間抜けな・愚かな・能無しという意味を持ちます。
12. Pangit / パンギッ / ブス
意味には、カッコ悪いや醜いなどが含まれており、人だけではなくデコレーションがPangit(カッコ悪い)のようにも使われます。あくまでも人に向かって使わないようにしましょう。
13. Bakla / バクラ / おかま
日本に比べて性同一性障害の人は多いです。見た目では全然わからない人も結構います。見るからに…という人でもあまり公にカミングアウトしている人は少ないので、気をつけてください。
14. Pakantutan / パカントゥタン / Sex好き
かなり品のない言葉です。男性が女性に言ったら殴られる覚悟で。
15. Landi / ランディ / 尻軽
こちらも同じく品がなく、女性に言ってはいけません。冗談でも言ってはいけません。
16. Papatayin kita / パパタイン キタ / 殺すぞ!
Papatain(殺す) kita(私は~あなたを)。フィリピン人は日本人より熱くなりやすい国民性ですので、この言葉は完全にアウトです。
17. Mamatay ka na / ママタイ カ ナ / 死ね!
Mamatay(死ぬ) ka(あなた) na(もう)。誰だって言われたくありませんよね。危険というよりとても悲しい言葉です。
18. Putang ina mo / プータン イナ モ / この馬鹿野郎!
Putang(娼婦) ina(母親) mo(あなたの)。直訳すると、『お前の母親は娼婦』です。日本でいう「お前の母ちゃんでべそ」のようなかわいいものではありません。家族を大切にするフィリピンでは、家族を侮辱する言葉を特に嫌います。フィリピン人が一番嫌う言葉です。
19. Giatay / ギアタイ / この馬鹿野郎!
Giatayはビサヤ(セブアノ)語でPutang ina moと同じ意味で侮辱する言葉です。
20. Anak ng pating / アナック ナン パティン / この馬鹿野郎!
Anak(息子) ng pating(サメの)。直訳すると、『サメの息子』です。実は、Anak ng puta(娼婦の子)はあまりにも汚い言葉なので、Putaに似たPatingに変えてAnak ng patingにして冗談で使えるようにした言葉です。
まとめ
いかがでしたか?
あなたの知ってる言葉もあったかもしれませんね。仲良くなりたいという気持ちで冗談を言ったり、意味を深く考えずに使ってしまったりと様々ですが、これらの言葉は使い方を間違えると誤解を招くこともあるかもしれません。日本と同様に同じ言葉でも、やさしく言うと冗談になり、強く言うと本気で言っていると思われるので、十分に気を付けましょう。
この記事でスラングを押さえたのであれば、日常生活で使える以下の記事を参考にしながらフィリピン人との会話を英語だけでなくタガログ語でも楽しめるようになりましょう!
フィリピン人とさらに仲良くなるためにコツコツ楽しくいきましょうね。
タガログ語で絶対使ってはいけない超危険スラング20選
1. Gago / ガーゴ
「馬鹿」2. Tarantado / タランタドゥ
「馬鹿」3. Tanga ka / タンガ カ
「馬鹿」4. Parang tanga iyan / パラン タガ イヤン
「馬鹿みたい」5. Sira ulo ka / シラ ウロ カ
「馬鹿じゃないの」6. Baliw / バリウ
「きちがい」7. Utak ipis / ウタック イピス
「アホ」8. Piste ka / ピステ カ
「アホ」9. Leche ka / レチェ カ
「アホ」10. Bobo / ボボ
「アホ」11. Ungas / アンガス
「アホ」12. Pangit / パンギッ
「ブス」13. Bakla / バクラ
「オカマ」14. Pakantutan / パカントゥタン
「Sex好き」15. Landi / ランディ
「尻軽」16. Papatayin kita / パパタイン キタ
「殺すぞ!」17. Mamatay ka na / ママタイ カ ナ
「死ね!」18. Putang ina mo / プータン イナ モ
「この馬鹿野郎!」19. Giatay / ギアタイ
「この馬鹿野郎!」20. Anak ng pating / アナック ナン パティン
「この馬鹿野郎!」