中国人が嫌い・苦手と言うあなたに知ってほしい6つの事実!

中国人が嫌い・苦手と言うあなたに知ってほしい6つの事実

近くて遠い隣国、中国。日本とは古くから最も関係の深い国なのに、知らない事も多い国です。知らないが故に、間違った情報や思い込みによって拒否反応を示してしまう事もあるでしょう。もしあなたが中国人を一方的に嫌いと思っているとしたら、ぜひこの記事を読んでほしい。そこで今回は、中国人が苦手と言うあなたに知ってほしい6つの事をご紹介します。

 

中国人が嫌い・苦手と言うあなたに知ってほしい6つの事実!

 

1. 自由の制限されている政治体制

日本は自由主義国家。ご承知の様に中国は世界的に数少ない共産主義国家。これが現代における両国の政治体制の違いです。我々日本人にとっては共産主義というのは実際にどういう社会構造を成しているのか、とてもわかりにくく、又実感しにくいものだと思うのです。中国は基本的に共産党という政党が一党だけしか存在せず、国家は共産党の下に位置する一党独裁の国なんです。そう、国家よりも党が上にいる国なんです。わかり易く言うと、国民には日本の様なあらゆる自由が無い国なんです。日本なら政治家が問題を起こせばメディアも国民も批判ができますが、中国ではそれもできません。共産党に都合の悪い情報は遮断されてしまいます。

何が言いたいかというと、中華人民共和国という巨大な一党独裁国家と中国の一般市民を分けてみて欲しいのです。一党独裁政治体制は閉鎖的で独善的ですが、だからと言って多くの国民が閉鎖的で独善的であるわけではありません。多くの国民も自由主義体制望んでいると思います。しかし、巨大な一党独裁体制を変えることが今はまだできないでいるのです。

筆者の目には、一般市民は被害者ではないのだろうかと見えて仕方がありません。自由を制限されて忍耐強く生きている一般市民に見えるのです。ですから、ここは国を動かしている政党と、中国の人たちを切り離してみて下さい。そう見ていくと、被害者でもある一般市民人たちを応援したくなりませんか?

 

2. プレッシャー社会

現代中国はプレッシャー社会という側面もあります。大学進学率が上がり高学歴社会になっているものの、有名企業への就職は一部に限られて就職浪人の学生も増えています。その大学に進学する為に学校教育以外の教育費にお金をかける家庭も増えています。日本でさえ少子高齢社会なのに、基本一人っ子政策で子供を増やさない政策を自ら選択した国なので、高齢者は飛躍的に増加しています。

そんな中で、市民は職場から、親族から、未来への不安から、プレッシャーを相当受けています。つまり、我々日本人とさして変わらない、プレッシャーがあり不安の大きいストレス社会を懸命に生きています。来日して爆買いしている中国人の姿を日本のメディアは好んで報道していますが、確かに経済成長しているし、現在は為替が有利なので、買い物ができる経済力ある多くの中国人が来日しているのも事実です。

一方でそれもできない国民はたくさんいるし、爆買いしている彼らだって、日々のストレス発散をしている一面もあります。我々だって、ちょっとボーナスが多く出たら、買い物して気分晴らしするじゃないですか。そう思うと、中国人が嫌いという気持ちは減少しませんか?

 

3. わかり易い性格

中国の人たちは我々日本人以上に話し好きな国民性だと思います。我々よりも大きな声で話すし、主張も激しい。そんな中国の人を目の当たりにすると、日本人はちょっと腰が引けます。筆者も中国の人たちと付き合い始めた頃は、やはりちょっと苦手でした。

ところが、長年彼らと付き合っているうちに、だんだん日本人と接するよりも楽になっていきました。何故かと言うと、彼らの主張の激しさは、逆に見れば、思ったことをストレートに口にしている事がわかってきたからです。つまり、隠し事が少なく、思ったことをそのまま口にするので、とてもわかりやすい国民性だという事がわかってきたのです。

よく言えば日本人は慎ましく自己主張をあまりしない奥ゆかしい国民性。でも逆に言えば自分をなかなか見せずわかりにくい国民性でもあります。ところが、中国の人たちはあけすけなく物を言い、あとくされが無い。日本人よりもわかり易い性格なんです。そう思うととてもわかり易いです。

 

4. 家族団らんや子供を大切にする

中国の人たちは家族団らんをとても大事にしています。食事は家族みんなで食べる。家族全員でお茶を飲む。お正月15日の夜には、家族全員で湯圓というお湯に浮かんだ丸いお団子を食べます。丸いお団子に家族円満を願って家族全員で食べるのです。日本以上に個人主義が強いと思われる中国ですが、現代日本以上に家族団らんを大切にしているのではないかと感じます。子供のことも大切にしています。

筆者の息子が小学生の頃、冬に半ズボンをはいて外出した時のことです。通りすがりの見知らぬ多くの中国の人たちから、「こんな寒いのに何で貴方は平気で子供に半ズボンをはかせているの?」とまるで筆者が幼児虐待しているかのように問われました。子供は宝で、知り合いかどうかは別にして、等しく子供を大事にしている様に感じたものです。日本だって同じだと思う方もいらっしゃるかと思います。そうなんです、同じです。国境があり、政治体制が違うとはいえ、家族や子供を大切に思う気持ちは、同じなんです。

 

5. マスメディアの報道

中国に行った事もなく、中国人の友達もおらず、中国と接した事の無い方々にとって、情報源のほとんどはマスメディアの報道に拠る所になります。しかし、マスメディアだから正しい報道をしているとは限らないと申し上げておきます。ご存知の通り多くのマスメディアにはスポンサーがおり、彼らの意向を無視できません。最も期待されているのは視聴率であり読者数であります。隣国でありながらわかり難い国家であり、自由主義とは真っ向から対極にある政治体制の国家ですから、批判の対象が政治性を帯びています。

筆者がここで記載しているような、日常性があり、実体験している市井の出来事が、ほとんど報道されていません。当然報道を見聞きする人たちには、反好意的な報道が多く伝わっていると筆者は感じています。自分で見聞きした事実ではない偏った報道を基に、多くの日本人の方々の中国感が形成されている気がしてなりません。Spint The Worldは、多く国々の生の実体験を伝えるサイトです。マスメディアの偏った報道に惑わされずに、多くの生身の情報から隣国である中国を見て欲しいと思っています。

 

6. 食べず嫌い

食べ物には食べず嫌いというのがありますよね。食べたことも無いのに想像だけで嫌いだと言う。実は中国の人たちに対しても知らず嫌いをされていませんか?筆者には多くの中国の友人がいますが、皆さん中国人の友達がいらっしゃいますか?もしいらっしゃらないのに嫌いだと言っていらっしゃるのなら、是非中国の人と知り合ってみて下さい。そして友達になれたとしたら、今までの知らず嫌いはきっと消え失せていると思います。

そうやって、知らず嫌い、食わず嫌いは変えることができます。どうか、想像だけの世界に閉じ篭らないで、行動してみて下さい。

 

まとめ

いかがでしたか?
誰でも見知らぬ人から一方的に嫌いと言われたらショックを受けます。自分がそう言われたとしたら、もっと自分を理解して欲しいと思うのではないでしょうか?理解しようと思う気持ちで接するから、お互い歩み寄れるのではないでしょうか。

拒絶するのは簡単です。でも隣人とはなかなかそういう関係になれませんよね。お互いの胸襟を開くことが、国家間の友好には最も必要なことです。それは、一個人個人の人間関係と全く同じだと思います。是非、殻や障害を取り除いて、隣国である中国の人たちと仲良くして欲しいと願っています。

 

中国人が嫌い・苦手と言うあなたに知ってほしい6つの事実

1. 自由の制限されている政治体制
2. プレッシャー社会
3. わかり易い性格
4. 家族団らんや子供を大切にする
5. マスメディアの報道
6. 食べず嫌い

 

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