風車やチューリップの広がる美しい風景が人気のオランダ。毎年多くの観光客が訪れますが、現地で気になるのがコンセント事情ですよね。オランダの電源は日本と異なるので専用プラグが必要です。そこで今回は、旅先で携帯電話やスマートフォンが充電できない!ということがないよう、ヨーロッパ規格に合うプラグ形状やコンセント情報をご紹介します。
オランダの電源コンセント調査!旅行前に知るべき5つの事!
1. オランダのコンセント形状は日本と違う!
オランダのコンセントの形状は日本のものと異なります。日本やアメリカではBタイプと呼ばれるものを使用しているのに対し、オランダではB、C、SEタイプのものが使用されています。特に多いのがCタイプ。日本のコンセントプラグの先は直方体になっているのに対し、オランダのコンセントプラグの先は丸みを帯びています。ですので、そもそも日本のコンセントプラグはオランダのコンセントに入りません。日本で使用するコンセントプラグに装着して繋げる変換プラグを用意しておきましょう。この際、Cタイプを購入しておけばオランダで困ることはないでしょう。
2. 230V精密機器は注意!
オランダと日本のコンセントで最も大きな違いは電圧。日本が100Vに対し、オランダでは230Vが一般的。したがって、日本の100V対応の家電製品やゲーム機などをそのままコンセントに繋ぐとショートしてしまうこともあります。これを解決するのが、変圧器という対応ボルトへ変換してくれる装置です。変圧器とコンセント、電化製品などを繋げることで、オランダの230Vの電圧でも日本製品を問題なく使用することができます。メーカーによって異なりますが、旅先で使用するような携帯電話、スマートフォン、タブレット、パソコン、カメラなどの充電器はオランダの電圧でも直接使用できることが多いです。その際も必ず充電器に記載されるボルト数を確認しておきましょう。
3. ユーロ圏は多くが同じコンセント形状
オランダと同様に、オランダ以外のヨーロッパの多くの国々でも、B、C、SEタイプのコンセントプラグを採用しています。オランダと同様、Cタイプの変換プラグを1つ用意しておけば、オランダ以外のヨーロッパの国でも困ることはそうありません。ただし、イギリスでは全く異なるコンセントが使用されているので注意。イギリスや香港では、BFタイプと呼ばれるコンセントプラグが採用されており、Cタイプのプラグではコンセントに挿すことができません。もし、イギリスの後にオランダやヨーロッパ諸国を旅する、若しくは、オランダの後にイギリスを訪問するという場合は、様々なコンセントタイプに対応する複合プラグを購入しておくと良いでしょう。この複合プラグなら、ヨーロッパやアジア、アメリカ大陸など網羅的にしようすることができます。
4. 変換プラグ貸し出しのないホテルも…
変換プラグをホテルで貸してもらおうと思っている方に注意していただきたいのが、ホテルでプラグ貸し出しを行なっていないところも多いということ。ホテルタイプにもよりますが、オランダのホテルはヨーロッパの観光客が多いため、ヨーロッパ人向けに作られているところも多々あります。ですので、日本人のためにコンセントプラグを用意してくれているという考えは持たない方が無難。アムステルダムの日系ホテル「ホテルオークラ」のような高級ホテルに泊まるというわけでもない限り、日本のようなおもてなしサービスは期待しないでください。変換プラグ自体は高いものではないので、事前に用意しておくとヨーロッパ旅行などで便利です。海外旅行が多い方なら、いろいろなタイプのプラグが1つにまとまった複合プラグを購入しておくのも良いかもしれません。
5. 空港・ホテルでの購入は割高
オランダでコンセントを使用できるようにする変換プラグをどこで買えば良いのか。その答えはずばり、空港やホテル以外です。どの国でも言えることですが、空港やホテルなどで必要性に駆られて購入するものは大抵高くつきます。オランダ現地の空港やホテル、出発前に日本の空港で買うのは割高。旅行前に日本の家電量販店などで購入しておくことをおすすめします。説明書が日本語で分かりやすいため、安心。万が一忘れてしまったのであれば、オランダ国内の電化製品店で購入できます。
まとめ
いかがでしたか?
オランダで旅行するなら絶対変換プラグを持っていきましょう。携帯電話やカメラの充電なら電圧変換器は必要ありませんが、駐在する場合は必ず必要になります。より快適にオランダ生活を楽しむために、目的と使用する機器に合わせてプラグや変圧器を選んでおきたいですね。異国ではコンセントどころか何もかも違うことばかりですが、その違いにもしっかり対応できる海外旅行Loverになりましょう!
オランダの電源コンセント調査!旅行前に知るべき5つの事!
1. オランダのコンセント形状は日本と違う!
2. 230V精密機器は注意!
3. ユーロ圏は多くが同じコンセント形状
4. 変換プラグ貸し出しのないホテルも…
5. 空港・ホテルでの購入は割高