海外旅行中の支払いは現金派ですか?カード派ですか?カード派の方でも小さな食堂や屋台などのカードが使用できないお店やチップの支払いなどで必ず現地通貨を必要とするはずです。そして、ショッピングやグルメを楽しみ過ぎて初日に両替した分のお金を使い切ってしまい、2度3度と両替に走る方もいるのではないでしょうか。旅行中は必ず必要なる現地通貨ですからお得に両替できたら嬉しいですよね。今回は、タイ現地での両替を超お得にする5つの法則をご紹介いたします。
タイ旅行で現地での両替を超お得にする5つの法則!
1. 現地通貨はタイで両替しましょう
タイの通貨はバーツといい、2014年7月現在のレートは1円が約0.32バーツです。日本の空港には両替所が必ずありますが、タイバーツは現地で両替した方がレートが良いので日本では両替しないようにしましょう。日本で両替した場合のレートとタイで両替した場合のレートでは1万円で約330バーツの差があります。330バーツは日本円で約1,000円なので3万円両替した場合は約3,000円の差があります。3,000円あれば物価の安いタイでは屋台で20食分の食事代になります。この差は大きいですよね!
2. 空港での両替は最小限にしましょう
日本からタイバーツを所持せずタイに到着した場合、空港からの交通費などが心配だと思う方もいるかと思いますが、空港内にはたくさんの両替所がありますので安心してください。空港内のレートは統一されており、どこで両替しても同じですから目に付いた両替所で両替してしまいましょう。しかし、空港内の両替所はバンコクの街中にある両替所よりもレートが悪く、1万円両替すると約200バーツの差があります。200バーツあればタイマッサージが1時間受けられます。空港からバンコクまでは電車で約40~90バーツ、タクシーでも400バーツ前後です。空港では交通費として3,000円程両替すれば十分でしょう。チェンマイやプーケットなどの地方都市へ到着した際も同じですから空港での両替は必要最低限にしましょう。
3. 銀行の両替所でレートを比較しましょう
空港での両替を必要最低限にして目的地に到着したら街の中にある両替所で両替しましょう。タイ国内では「こんな田舎にも?」とビックリする位、至る所に両替所が存在します。ものすごい山奥などに行かない限り両替所を探してウロウロするなんて事はないでしょう。街中の両替所は空港と違いレートが統一されておりません。バンコクの場合、銀行の両替所が100メートル内に3~4店舗が並んでいたり、大型ショッピングセンター内では複数の銀行の集まるフロアがあったりします。そのため、歩きまわらなくても短時間でレートの良い銀行を比較できますのでお得に両替できますよ。バンコクでは個人経営の両替商の方が良いですが、プーケットでは個人経営の両替商よりも銀行の両替所の方がレートが良いようです。海外旅行に不慣れな人はトラブルが起きた時の事を考慮して銀行の両替所を利用した方が安心でしょう。
4. ATMでは手数料が発生します
1週間程度の旅行でしたら現地で必要な分のお金を現金で持って行き、現地通貨に両替して使うという方法でも良いかもしれませんが2~3週間もしくは1ヶ月以上の長期旅行となると必要なお金も高額になりますよね。現金は盗難や紛失した場合に海外旅行保険で補償してもらえませんので、高額なお金を旅行中にずっと持っているのも不安だと思います。そんな時は手持ちの現金を少なめにして、ATMから国際キャッシュカードで引き出したり、クレジットカードでキャッシングする事も可能です。しかしタイのATMでは1回の利用につき150バーツの手数料がかかります。150バーツは約480円ですから何度もATMを利用すると手数料が嵩みます。ATMを利用する方は1週間分の旅費を1度に引き出すなどして計画的に利用すれば手数料を節約できます。
5. 個人経営両替商を利用する
個人経営両替商で両替するメリットといえばレートの良さです。バンコクやチェンマイでは銀行の両替所よりも高レートで両替ができますので、日本人に有名な店舗では日本人にはもちろん、日本を訪れるタイ人も多く利用しています。
【バンコクの有名店】
■スーパーリッチ
BTSチットロム駅下車、伊勢丹の向かいに店舗があります。営業時間は月―金は9:00-18:00、土は9:30-16:30で日曜は定休日です■タニヤスピリッツ
BTSサラデーン駅下車、タニヤ通りに店舗があります。営業時間は9:30-22:30 年中無休です【チェンマイの有名店】
■THAI LANNA APICULTYRE(はちみつ屋さん)
Chiangmai Plaza Hotelの横道を入って100m程行くと店舗があります。営業時間は8:00-20:00で年中無休です■スーパーリッチ
ターペー門から旧市街へ進み、最初の大きい交差点を右折してRaiwhithi通りを200m位進むと店舗があります。営業時間は9:00-21:00で年中無休です個人経営の両替商を利用するにはデメリットもあります。個人経営の両替商は銀行のように目立ちませんので、お店を探して道に迷い貴重な観光の時間が減ってしまう恐れがあります。営業時間は決まっていますがあくまでも個人経営です。わざわざ行ったのに閉まっていて時間を無駄にしたなんて事もあるかもしれません。銀行の両替所と個人経営の両替商のレートの差は1万円で約50バーツです。10万円両替すると500バーツ(1,550円)お得ですが、3万円では150バーツ(460円)程度なので、少額の両替なのに少しでも高レートで両替したいからといってタクシーを使って有名店まで行ってしまったら、交通費の方が高くついてしまう可能性があります。
有名な個人両替商を利用する際は、高額な金額を両替する時かたまたま近くに観光やショッピングに行く予定があった時などにすればお得に両替できると思います。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
タイでの両替はパスポートの提示を求められる場合があります。特に個人経営の両替商ではパスポートが必須なので忘れずに持参しましょう。短期旅行や長期旅行、小額の両替から高額の両替まで、旅のスタイルや予算によってお得に両替できる方法も変わってきますので、今回ご紹介したポイントをしっかり覚えて、楽しくお得な旅行にしてくださいね。
タイ旅行で現地での両替を超お得にする5つの法則!
1. 現地通貨はタイで両替しましょう
2. 空港での両替は最小限にしましょう
3. 銀行の両替所でレートを比較しましょう
4. ATMでは手数料が発生します
5. 個人経営両替商を利用する