(cambodiatours.com)
スマホの充電器も持って、ドライヤーも持って、カンボジア旅行の準備はバッチリ!…でもちょっと待って下さい!カンボジアのコンセントやプラグについての情報収集はお済みですか?筆者もよくカンボジアのホテルやカフェで電源を利用しますが、カンボジアならではの特徴があるため少し注意が必要です。
そこで今回は、カンボジアのコンセントの5つの特徴と、気になる注意点をまとめました。大切な持ち物を守るためにも、ぜひ続く記事をチェックしてくださいね。
カンボジアのコンセント調査!旅行前に知っておきたい5つの特徴!
1. カンボジアのコンセントの形状は?日本とは違う?
まずはカンボジアのコンセントの形状を確認しましょう。カンボジアのコンセントはAタイプとCタイプの複合型、AタイプとGタイプの複合型が見られます。それぞれのタイプの違いは以下の通りです。
・Aタイプ
日本で利用されている、縦長の穴が二つ並んでいるタイプのもの。日本人がコンセントというと想像するのはこの形です。・Cタイプ
まん丸の小さな穴が二つ並んでいるタイプのもの。国を問わず、海外旅行に行くとよく見かけるタイプのコンセントです。・Gタイプ
縦長の穴が三つ、三角形に並んでいるタイプのもの。カンボジアでも大きな電力を使う家電のプラグがGタイプになっている場合があります。ちなみに複合型とは、どちらのプラグでも挿せるようになっているコンセントのこと。例えばAタイプとCタイプの複合型コンセントは、縦長と小さな丸がくっついたような穴が開いており、AタイプのプラグもCタイプのプラグも挿せるようになっています。
2. 日本のプラグはそのまま挿せる?
日本のプラグはAタイプです。それで、カンボジアにあるA・Cの複合型、もしくはA・Gの複合型のコンセントにそのまま挿すことができます。古い施設ですとCタイプのコンセントしか無い場合もあるようですが、筆者は今のところ複合型のコンセント以外は目にしたことがありません。プノンペンやシェムリアップといった大きな都市のホテルやカフェはもちろん、少しマイナーな旅行地であるケップやカンポットといった場所でも、日本のプラグが問題なく使えています。
日本からの旅行者が一般的に出かけるところでは、日本のプラグがどこでも挿せると考えて問題ないでしょう。
3. 変換プラグを使う時はどうする?
それでも万が一という時に備えて、変換プラグを持って行くのもいいですね。カンボジア以外の国に旅行に行く時に購入した変換プラグがあれば、それで十分代用できます。CタイプやGタイプのプラグがセットになった変換プラグを利用して、こちらのコンセントに挿しましょう。
ホテルによっては変換プラグを貸し出ししている場合もあります。ある程度のランクのホテルであれば貸してくれますが、そのようなホテルはそもそも変換プラグが必要ない、複合型のコンセントを備え付けていることが多いです。
逆にC型のみのコンセントを備え付けているような設備の古いホテルこそ、変換プラグを用意していない可能性が高いでしょう。地方に出かけたり、古い地元のゲストハウスに宿泊するという場合には、変換プラグも持参すると安心です。
4. 電圧の違いに気を付けて!変圧器が必要な場合とそうでない場合
コンセントの形状よりも気を付けていただきたいのが、電圧の違いです。カンボジアの電圧は220Vである場合が多く、100Vの日本の電気製品をそのまま使用すると、電気製品が壊れてしまいます。それで使用したい電気製品が高電圧に対応していないのであれば、変圧器を持って行く必要があります。
お使いの電気製品や充電器をチェックしてみましょう。そこに100V-240Vと書いてあれば、カンボジアのコンセントに直接挿して使用しても大丈夫です。しかし100V-120Vなどと書いてあれば、それは変圧器を通さずに使用することはできません。
スマホやタブレットの充電器やデジカメの充電器は、100V-240Vと書いてあるものがほとんどです。念のためチェックして、全て高電圧に対応していれば変圧器はカンボジア旅行に不要ですね。
逆に電動ヒゲ剃り、ドライヤーなどは電圧が対応していないものもありますのでご注意ください。特にドライヤーといった多くの電気を使う家電を、電圧の違う国のコンセントに挿して使うのは危険です。旅行に持って行きたい場合は、海外用の家電を思い切って購入するのも良い方法です。
5. コンセントを使う時に気を付けるべきポイントとは?
コンセントを使う時に気を付けたい、カンボジアならではのポイントもいくつかご紹介します。
・停電時のパソコンの故障に注意!
カンボジアは電力供給が安定しておらず、停電することが多くあります。ノートパソコンをコンセントに繋いで作業している途中に停電が起こると、パソコンが壊れてしまう場合がありますのでぜひ注意してください。雷雨が来ていたらコンセントからプラグを抜いたり、データを日本にいる時よりこまめに保存したり、日本にいる間にバックアップを取り直しておくなどの対策を取りたいですね。
・コンセントそのもののトラブルにも注意!
カンボジアはいろいろな物の造りが悪いので、コンセントの全てが利用できるとは限りません。プラグがポロリと抜けてしまったり、コンセントに電気が通っておらず充電できていなかったり、プラグを差し込んだ瞬間火花が飛ぶといったことは当たり前のように起こります。カンボジアのホテルやカフェでコンセントを利用する時は、近くに燃えやすいホコリなどが溜まっていないか確認し、きちんとプラグが刺さっているか、電気が来ているかなどしっかりチェックするようにしましょう。
まとめ
いかがでしたか?
日本とは形状が異なるだけでなく、日本では考えられないような注意したい点が多いカンボジアのコンセント。あなたが旅行の準備中であれば、まずは持って行きたい電気製品を決めて、その電圧のチェックから始めてみるといいかもしれません。
コンセントに関する情報もしっかりとチェックして、安全にカンボジア旅行を楽しんでくださいね。
カンボジアのコンセント調査!旅行前に知っておきたい5つの特徴!
1. カンボジアのコンセントの形状は?日本とは違う?
2. 日本のプラグはそのまま挿せる?
3. 変換プラグを使う時はどうする?
4. 電圧の違いに気を付けて!変圧器が必要な場合とそうでない場合
5. コンセントを使う時に気を付けるべきポイントとは?