最近、英語教育が盛んになり、アメリカ英語を中心に教育が発展していますが、あなたはアメリカ人の性格について、どのぐらい知っていますか?今回は、学校の英語の授業では教えてもらえないアメリカ人の性格について、筆者の経験を交えながら迫ってみたいと思います。
アメリカ人の性格調査!仲良くなる為に必要な8つのコツ
1. How are you doing? What’s up? の挨拶から始まるアメリカライフ
アメリカ人は相手に、元気ですか?ということや、知り合い同士だとWhat’s up? どうしてますか?と声を掛け合います。特にスーパーへ行ったときにレジ係にもお元気ですかとフレンドリーに聞かれて、最初はびっくりするかもしれません。ただ知り合いに聞かれた場合、その時に体調が悪かったり、報告することがあったとしても、その事実を話し始める必要はありません。外国人の場合、What’s up? どうしてる?の質問に真剣に答えるミスを犯しがちですが、相手が求めているのは実は、事実を知るというよりは挨拶程度のものだということです。どうしてる?ときかれたら Not much. (あまり言う事ない)で十分な回答なのです。常にフレンドリーを心がける、それがアメリカ生活でとても大切なこと。ですので、どんどん相手に元気か聞いてあげてください。
2. I will call you (電話します)の意味
アメリカの知り合いができ始めるとよく聞かれるのが、I will call you (電話します) や、We should get together sometimes. 時々会いましょうという表現が聞かれます。実は社交辞令でお互いの会話を盛り上げるために言っていることも多く、実際に電話がかかってこないことも多いです。でもそんな時に、言うだけいってと怒ったりしてはいけません。この表現を頻繁に使うアメリカ人には嘘をつくつもりも、悪気もないのです。発言は約束ではないのがアメリカです。そしてアメリカ人同士でも同じことが繰り返されているのです。実際に電話がかかってきたら、「本当にかかってきた」という感じで軽く受け止めるくらいにしておいてください。
3. 自分から相手を誘おう
アメリカに住んでいてとにかく大切なのが、自分からどんどん積極的に話しかけ、相手を誘うことです。筆者が留学中に学生アパートや寮に住んでいた時によくありがちだったのが、突然ドアがノックされたことでした。ドアを開けてみると一緒にどこか行かない?って言う誘いでした。相手をぜんぜん知らなくても次々にドアをノックしていてびっくりしたものです。
近年、留学以外でもさまざまなケースがあると思われますが、学生以外の場合でも、やはりアメリカ人と仲良くしたいという方は、自分から行動を起こして相手を誘ってみてください。特にアメリカでは誘うということは日常に溢れる当たり前のことなのです。
4. ポジティブシンキングで行こう
アメリカにいて特に感じるのが、ポジティブシンキングがある国だということです。あるアメリカ人の先生がアメリカンジョークとして教えてくれたことがあります。アメリカにいたら何でもできる、アメリカン(アメリカ人)の綴りを考えてごらん、綴りの中にCan(できるが入っているでしょう。) AmericanだからYou can do everything in America. 君には何でもできるといわれました。筆者はいい話だと思って聞いていました。
また、筆者が住んでいたのは学生の街で、アメリカ人の友人の話を聞いていると、好きな人にふられた場合もアメリカ人の立ち直りが早かったです。ふられたのは自分が悪いわけではなく、あの人にはみる目がなかったと考えるようです。
この国の特徴として、ネガティブは敬遠される傾向があるので、できるだけポジティブにいきましょう。
5. プライドを持っているアメリカ人
アメリカ人の性格として、アメリカ人であること、自分に誇りを持つことを小さい時から言い聞かせられながら育ちます。何か良いことをしたら、I am proud of you (私はあなたを誇りに思っている)という言葉を言われます。
筆者はある人からアメリカ人とカナダ人の国民性を表すフレーズを聞きました。アメリカ人は Proud to be American. アメリカ人として誇りに思う、カナダ人は Lucky to be Canadian. カナダ人でいることがラッキーに思う、というものでした。アメリカ人はそんなわけで、自信満々の人が多いです。あなたも自分に誇りを持ってアメリカで生活してみてください。
6. 褒めることも大事
アメリカ発のヨガのDVDを見ていて、アメリカ的だなと思ったことがあります。ヨガのポーズの合間に、You are doing great! Good Job. 訳すのが難しいですが、良いかんじですよ!すばらしい!の意味合いです。プライドがあっても相手を大げさぐらいに褒めるのもアメリカ人の性格の1つ。褒められた人はありがとうと誇らしげ、そしてお互いに盛り上がります。でも聞いていても決して悪い気はしないので、あなたも相手を褒めてあげてください。アメリカ人は喜んでくれると思います。
7. オープンに話してしまおう
アメリカ人の会話の中で特徴的なことがシュチエーション状況描写です。今日こんなことがあって、私がこういったら、彼はこういって、それでこういう展開にと続きます。相手と何にでもオープンに話し、あったできごとの共有をします。
オープンな例ですが、今日、気になっていた彼と初めてキスをしたということを、ルームメートに話して大騒ぎしているアメリカ人女性達。私的にはそんなことも報告するのかとびっくりしますが、それがアメリカ。オープン且つざっくばらんなのです。なので、そういった会話の仕方になれておくと、アメリカ人と話で盛り上がれること間違いなしです。
8. 甘いものが好き
メリカで特徴的なことのひとつにアメリカ人は甘いものが半端なく好きだと言うことです。その甘さは日本人には甘すぎてびっくりします。感覚的には砂糖を食べている感じです。アメリカ人が好きな人のことを、Honey とか Sweetheart と呼ぶことを理解してもらえれば、どれだけ甘いものが好きかわかると思います。引越しをして間もない時に、日本人はタオルなどを持ってあいさつ回りをしますが、アメリカ人の場合ブラウニー(アメリカで人気のチョコレートケーキ)などを持って挨拶をすると近所の人と良い関係をスタートできるということです。あなたも、引越しした時、アメリカ人にお世話になったときはブラウニーを持っていって、挨拶するといいかもしれません。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
アメリカはとても広く住む都市によって、更に人種が入り混じるなど更に内容の濃いものになると思われます。それでも、ステレオタイプというものは存在し、考え方や特徴を理解することによって、アメリカ人と仲良くすることができると思います。あなたもアメリカのいいところ(筆者はポジティブなところが好きです)を吸収して行動してみてください。
アメリカ人の性格調査!仲良くなる為に必要な8つのコツ
1. How are you doing? What’s up? の挨拶から始まるアメリカライフ
2. I will call you (電話します)の意味
3. 自分から相手を誘おう
4. ポジティブシンキングで行こう
5. プライドを持っているアメリカ人
6. 褒めることも大事
7. オープンに話してしまおう
8. 甘いものが好き