オーストラリアの祝日を徹底分析!どんな日があるか全部教えます!

オーストラリアの祝日を徹底分析!どんな日があるか全部教えます!

オーストラリアは日本から見るとリゾートイメージが強い国ですが、実は意外にも日本より祝日が少ない国です。しかも、州ごとに違う祝日があったり、内容も日本とはかなり異なっています。今回は、オーストラリアにどんな祝日があるのか、そして国民がどういう風に過ごすのかをご紹介します。

 

オーストラリアの祝日を徹底分析!どんな日があるか全部教えます!

 

1. 1月1日 New Year’s Day(ニューイヤーズデー)

日本と同じく元旦は祝日になります。しかし、日本のお正月とは随分違い、大晦日から元旦にかけては恋人や親しい友人と過ごす日なので、元旦そのものにあまりお祝い感はありません。毎年大晦日、大都市で開かれる盛大な花火ショーを深夜まで見た翌日のこの日は、静かに過ごしてクリスマスからの疲れを癒し、次の日が平日の場合は仕事も始まるため、通常モードに戻る最後の休日です。

 

2. 1月26日 Australia Day(オーストラリアデー)

18世紀のイギリスから第一船団(First Fleet)のシドニー湾の到着を祝う日で、いわゆるオーストラリア建国記念日に当たります。この日はオーストラリア人であることを盛大に祝うため、コミュニティブレックファストやBBQ、花火大会をしたり、オーストラリアの国旗を振って、国民的菓子のラミントンケーキを食べるのが一般的な過ごし方です。オーストラリアの市民権を得た移民への授与式典やオーストラリアン・オブ・ザ・イヤーの表彰式があります。

 

3. Good Friday(グッドフライデー)、Easter Saturday(イースターサタデー)、Easter Monday(イースターマンデー)

週末を挟んで4日続くイースターホリデーで、キリスト教徒にはイエスキリストの復活を祝う大切な祝日として、毎年3~4月のいずれかの金曜日、土曜日、月曜日はイースターウィークエンドと呼ばれます。一年に2回ある大型連休の一つで、基本的に全ての店や学校が閉まり、日本のGWのように前後に有給を取って家族旅行をしたり、ロイヤルイースターショーというこの時期恒例のエンターテイメントショーに行ったりして過ごします。子供がいる家庭では卵型のチョコやおもちゃを親が庭に隠して子供に見つけさせる、イースターエッグハントを楽しみます。

 

4. 4月25日 Anzac Day(アンザックデー)

第一次大戦中、トルコのガリポリにオーストラリア・ニュージーランド連合軍(ANZAC)が上陸した4月25日を記念する祝日として始まり、今は以降の戦争も含めた戦没者の追悼や退役軍人の同窓会、現役の軍人の慰問などを目的としたパレードを行う日です。当日早朝に戦没者記念碑にて献花式典を行った後は各都市でパレードを行ったり、当時の兵士も食べたと言われるアンザックビスケットというお菓子を食べて、戦没者を悼みます。この日に合わせてトルコ・ガリポリまで足を伸ばすオーストラリア人も少なくありません。

 

5. Queen’s Birthday(クイーンズバースデー)

英連邦であるオーストラリアの国家元首であるイギリス王室のエリザベス女王の誕生を祝う日で(西オーストラリア州、クイーンズランド州を除く)、6月の第二月曜日にあたります。しかし実はこの日はエリザベス女王の誕生日ではなく、18世紀に当時の国王ジョージ三世の誕生日を記念して始まって以降は、その時代の元首の誕生日に合わせて変更されてきましたが、1930年代にこの日に固定することが決められました。この日はオーストラリアに貢献した人の勲章授与リストが発表される日でもあります。

 

6. 12月25日 Christmas Day(クリスマスデー)

イエスキリストの誕生を記念する、12月25日の祝日です。オーストラリアは日本と逆に真夏に当たるため、クリスマスデコレーションのツリーやトナカイなどは同じように飾りますが、この日はビーチに出かけてサーフィンしたり、公園でピクニックやBBQしたりとアウトドアを楽しむのがオーストラリアならではのスタイルです。家族で集まるランチやディナーでは、ローストハムやターキー、パブロヴァというメレンゲケーキを食べたりして盛大にお祝いしますが、最近はシーフードの盛り合わせや刺身など、夏らしいメニューも人気です。

 

7. 12月26日 Boxing Day(ボクシングデー)

クリスマスデー翌日の12月26日で、変わった名前はクリスマスにもらったプレゼントを箱につめる日だから、という意味からきています。この日から年末最大のセール商戦が始まるため、各都市のデパートや小売店の前には早朝から目玉商品を求める買い物客で長蛇の列ができます。また、クリケットのテストマッチや、シドニー – ホバート間のヨットレースが開催される日でもあります。

 

まとめ

いかがでしたか?
オーストラリアは基本的にキリスト教徒の国なので、キリスト教にちなんだ祝日が多くあり、特にイースターホリデーは馴染みのない人には戸惑うことも多い祝日でしょう。また移民国家であるだけに、オーストラリア人であることを祝うオーストラリアデーはとても重要な祝日として受け止められており、オーストラリア国旗柄の服や帽子を身に付けて、国旗を振って盛大にお祝いします。しかしどんな祝日もリラックスして自分流に楽しむのがオーストラリア流。あなたもオーストラリアで祝日を過ごしてみれば、のんびりオージーライフが実感できますよ!

 

オーストラリアの祝日を徹底分析!どんな日があるか全部教えます!

1. 1月1日 New Year’s Day(ニューイヤーズデー)

2. 1月26日 Australia Day(オーストラリアデー)

3. Good Friday(グッドフライデー)、Easter Saturday(イースターサタデー)、Easter Monday(イースターマンデー)

4. 4月25日 Anzac Day(アンザックデー)

5. Queen’s Birthday(クイーンズバースデー)

6. 12月25日 Christmas Day(クリスマスデー)

7. 12月26日 Boxing Day(ボクシングデー)

 


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