オーストラリアの結婚式で知っておくべき7つの豆知識!

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オーストラリアでの結婚式であなたがイメージするのはどんなことですか?実は移民社会のオーストラリアでは、結婚式といっても新郎新婦の出身国によって、そのスタイルは様々。異文化が重なりあう国で行われる結婚式はどんなマナーが存在するのでしょう。そこで今回は、現地在住の筆者が、オーストラリアの結婚式で役立つ豆知識について詳しくご紹介します。

 

オーストラリアの結婚式で知っておくべき7つの豆知識!

 

1. オーストラリアの結婚式では出身国をまず事前確認

多民族国家オーストラリアでは、結婚式といっても新郎新婦の宗教・文化によってそのスタイルは大きく異なります。ですので、まず新郎新婦がどういう宗教・文化出身か確認するのが一番大切なことです。そこから必要な物を準備するとよいでしょう。

 

2. 結婚式のご祝儀はいくら?

結婚式でまず気になるのがご祝儀ですが、いわゆる欧米系オーストラリア人の結婚式の場合、1人当たり$100が相場でしょう。ただ、職場の同僚など特別親しくない間柄では$50という場合もあり、会場および食事のグレードでも$100-150くらいに前後しますので、心配なら他の出席者に金額を確認しておくとよいでしょう。なお、日本のように偶数がよいといった考え方はありません。ウィッシングウェル(Wishing Well)がある結婚式では、会場入口に井戸型や箱型の入れ物がおいてあり、そこへメッセージカードと一緒にご祝儀を入れます。また、ご祝儀の代わりにギフトレジストリーといって、新郎新婦が新生活にほしい物(家電、家具など)を予めリストアップしておき、ゲストはそこから予算に合った品物を選んで支払いする、という合理的なシステムもあります。また、現金が好ましくないと考えるゲストは、新郎新婦のために自分で選んだギフトを個人的に贈ったりすることもあります。

なお、アジア系の結婚式では現金が喜ばれることが多いので、ギフトはやめておいた方がよいでしょう。また中国系の場合はレッドパケットと呼ばれる赤色の華やかなご祝儀袋を必ず用意しましょう。なぜか売っていないことが多く、筆者も中国系のカップルの結婚式に出席した際はこのレッドパケットを探し回って中国系銀行まで行きました。

 

3. 結婚式のゲストって?

結婚式のゲストは新郎新婦の親族、職場の同僚や学生時代の友人知人、と日本とあまり変わりませんが、最も違うのはペアで出席するという前提でしょう。独身の場合はプラスワンと呼ばれる異性の友人とペアで出席し、既婚者は例えそのカップルの知り合いでなくても、自分の配偶者を連れて出席するのが常識です。そのため、もし誰かにプラスワンになってほしいといわれたら、相手があなたに特別な好意があるというサインでもあるのです。

 

4. ゲストの服装は?

結婚式のドレスコードは招待状に書いてある場合が多いですが、大抵はスマートカジュアルでしょう。正装が必要なブライズメイドやベストマンでない限り、男性はカジュアルスーツ(ネクタイなしも可)またはカジュアルシャツ、女性は綺麗めのワンピースやスーツでかなり華やかなデザインでもOKです。但し、白は新婦の色なので、白はもちろん淡い黄色など白っぽく見える服は避けましょう。またガーデンウェディングなど会場が外の場合、つばのある帽子(女性のみ)やサングラス(男女共)は日本と違って失礼にあたらず自由に身に付けられます。

 

5. 所要時間は?

いわゆる結婚式の所要時間はキリスト教の場合、教会での結婚式の後、別会場で披露宴と、日本とほぼ同じ3~4時間ほどになります。しかし、新郎新婦の出身国によっては事前のセレモニーから披露宴まで数日かかったり、宴の途中で帰るのが失礼とされる文化圏では昼過ぎから真夜中まで披露宴が続いたりすることもあります。とはいえ、ファーストダンスといわれる新郎新婦のダンスから始まるゲストも含めたダンスタイムがあったり、新婦のガーターベルトを新郎が取って投げたり、披露宴はリラックスして笑いの絶えない雰囲気で、ゲストも気軽に楽しめるようになっています。

 

6. ブーケトスって?

ブーケトスは大抵は新婦の親しい友人の中で受け取る人が決まっているので、他のゲストが見守る中、新婦の独身の友人だけが集まってその人が取れるようトスをやります。ただ、最近ではブーケトスは古臭いという理由でやらない結婚式も増えているそう。ブーケのトレンドも年々巨大化しているため、トス専用の小さいブーケを別手配せねばならず、負担に思う人も増えているようです。

 

7. 結婚式の食事は?

肩肘張らないカジュアルな雰囲気を好むオーストラリア人の結婚式の食事は、自由にできるビュッフェスタイルが人気ですが、一流レストランを借りてのバンケットスタイルも根強い人気があります。特に面子を重視するアジア系の結婚式では会場や食事が豪華であることがステイタスなので、豪勢な食事がサーブされることが多いでしょう。その一方、こじんまりとした結婚式では、お気に入りのレストランで家族とごく親しい友人だけでちょっといいディナーをするという場合もあるようです。

 

まとめ

いかがでしたか?
オーストラリアの結婚式は日本のやり方と似ているところもあれば、大きく違うところもあり、また新郎新婦の出身国によっても変わってきます。しかし、どんな時でも、新郎新婦の新しい門出を祝福する場であることには変わりません。カジュアルであるこそ、今回ご紹介した豆知識を参考に、相手に失礼のないマナーと節度をもって二人のお祝いをできるようにありたいものですね。

 

オーストラリアの結婚式で知っておくべき7つの豆知識!

1. オーストラリアの結婚式では出身国をまず事前確認
2. ご祝儀はいくら?
3. 結婚式のゲストって?
4. ゲストの服装は?
5. 所要時間は?
6. ブーケトスって?
7. 結婚式の食事は?

 


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