隣国の文化や言語が入り混じった国、ベルギー。、数々の老舗チョコレートブランドを生み出した国だからこそ、バレンタインデーのプレゼントはやっぱりチョコレートなのでしょうか。また、カップルや夫婦はどんなことをするのでしょうか。気になることばかりですよね。そこで今回は、現地在住の筆者が、気になるベルギーのバレンタイン事情をご紹介します。
ベルギーのバレンタインデーはどんな感じ?6つのおもしろ豆知識!
1. “女性から男性へ”ではなく”男性から女性へ”
日本では女性が気になる男性へチョコレートを渡すという習慣がありますが、ベルギーは逆です。ベルギーでは男性が愛する女性にプレゼントします。男性陣は女性に喜んでもらえるようこの日は特に頑張ります。
この男性から女性へプレゼントを渡すという習慣は、ベルギーに限ったことでなくドイツやフランスといったほかのヨーロッパでもそうであることが一般的です。バレンタインデーでプレゼントを渡す側の日本人女性としては、うらやましい話ですよね。
ただ、ベルギーのバレンタインデーは愛情を伝える「恋人たちの日」とされているので、お互いにプレゼントし合ってるカップルや夫婦も多いです。
2. ベルギーの男性はどんなプレゼントをする??
気になるプレゼントですが、やっぱりベルギーだけあってチョコレートなのでは?と思い浮かべる方も多いかと思います。ですが実際は、薔薇の花やカードをプレゼントする方が主流で、ほかにも香水やランジェリーが選ばれることもあります。フランス文化の影響を強く受けてるベルギーだけあって、なんだかロマンチックですよね。愛という花言葉をもつ薔薇の花束をもらったら、どんな女性でも惚れ直してしまうのではないでしょうか。想像しただけでもウキウキしてしまいますよね。
また、高級レストランで男性が予約を取り、ディナーを楽しんだりするカップルや夫婦も多いです。この日はどのレストランも予約が取りづらく、店内はカップルだらけになります。バレンタインデーは愛する人とゆっくり時間を過ごし、愛を深めていくのがベルギー流です。
3. ホワイトデーは女性から男性へプレゼントする?
バレンタインデーは男性から女性へプレゼント。では気になるホワイトデーはどうなのかというと、そもそもベルギーにはホワイトデーが存在しません。ここも日本と違うのが驚きですよね。ただ、ヨーロッパ全体としても、このホワイトデーという文化はほとんどありません。そんな彼らからすろと、ホワイトデーのある日本が特別に見えるかもしれません。日本のほかにホワイトデーがある国として、韓国、中国、台湾などが挙げられます。
4. ホワイトデーはないけど、チョコレートをプレゼントするベルギーの習慣といえば…
チョコレートをプレゼントするイベントといえば、イエス・キリストの復活を祝うイースターが挙げられます。イースターで家族や友達と集まったときに、チョコレートをプレゼントする文化があります。
ベルギーのチョコレート屋さんでは、イースターが近づくと可愛らしいニワトリやウサギの形をしたチョコレートが並びます。また子どもたちは、庭に隠された卵型のチョコレートを探すエッグハントをしてイースターを楽しみます。イースターのある時期にベルギーを訪れる際は、ぜひ可愛い卵や動物の形をしたチョコレートをお試しくださいね!
5. ベルギーといえばチョコレート!大人気なベルギー王室御用達ブランド「Galler(ガレー)」
(Terry)
それでは最後に、バレンタインにおすすめのベルギー産チョコレートブランドをご紹介します。ベルギー人から愛されるチョコレートであり、王室御用達ブランドの1つ、Galler(ガレー)のチョコレートです。
首都ブリュッセルでは観光地にもお店が展開されているほか、人気のバータイプのチョコレートはスーパーマーケットでも買えるほどベルギー人にとって馴染みのあるブランド。ナッツやオレンジクリームが入った定番のものや、ちょっと珍しいラズベリーやピスタチオフィリングが入ったものもあります。どれを買おうか迷ってしまうほど、豊富なバリエーションに驚かされるはずです。
パッケージは黒をベースにしたもので、上品でありエレガント。味ごとにデザインが違うので、それぞれ種類ごとに買うとカラフルでとってもおしゃれなんですよ!バレンタインデーのプレゼントに、ぴったりなのではないでしょうか?
6. ベルギー人からも愛される高級チョコレート「Pierre Marcolini(ピエール・マルコリーニ)」
(su-lin)
日本ではゴディバほど有名ではありませんが、ベルギーではピエール・マルコリーニも高級チョコレートブランドとして人気があります。バレンタインデーはもちろん、大切な友達の誕生日や結婚式のお祝いとしてもプレゼントするベルギー人が多いです。
バレンタインデーのプレゼントに「ゴディバはちょっとありきたりかな…」とお悩みの方に、ピエール・マルコリーニのチョコレートをおすすめします。
まとめ
いかがでしたか?
チョコレートが本場であるベルギーでは、バレンタインデーのプレゼントはチョコレートが定番かと思いましたが、薔薇の花束や香水を贈る習慣もあるなんて意外でしたよね。またホワイトデーもなく、アジアとヨーロッパでも風習が違うのも興味深いです!日本では女性から男性にチョコレートを渡すのが主流。もしどのチョコレートをあげようか迷ってるなら、ぜひ本場のベルギー産のチョコレートをプレゼントしてみてはいかがでしょうか!?
ベルギーのバレンタインデーはどんな感じ?6つのおもしろ豆知識!
1. “女性から男性へ”ではなく”男性から女性へ”
2. ベルギーの男性はどんなプレゼントをする??
3. ホワイトデーは女性から男性へプレゼントする?
4. ホワイトデーはないけど、チョコレートをプレゼントするベルギーの習慣といえば…
5. ベルギーといえばチョコレート!大人気なベルギー王室御用達ブランド「Galler(ガレー)」
6. ベルギー人からも愛される高級チョコレート「Pierre Marcolini(ピエール・マルコリーニ)」