ブルガリアの首都ソフィアへ行こう!旅行前に知るべき9つの事!

(Sami C)

ブルガリアの首都ソフィアは、他のヨーロッパの都市に比べると、日本人観光客はまだまだ少なく、マイナーな観光地です。でも、それは日本で知ることのできない未知な魅力を持つ街とも言えます。

そこで今回は、ソフィアへの旅行を計画されているあなたに、知っておくと便利な9つのソフィア情報お届けします!まだ日本人に知られていない都市ソフィアを先取りで楽しんじゃいましょう!

 

ブルガリアの首都ソフィアへ行こう!旅行前に知るべき9つの事!

 

1. ソフィアってどんなところ?

(Luca Volpi)

ソフィアは、スキーで有名なビトシャ山の麓にあり、西部の国境近くに位置するヨーロッパ最古の都市の1つ。7千年以上の歴史があり、町を歩けばローマ時代やビザンティン帝国時代の建築物などその偉大な痕跡が見られます。民主化からは20年以上が経ち、旧ソ連や共産党時代の建物や銅像は撤去されたものの、どこかまだその面影は残っており、ソフィアならではの独特な雰囲気が味わえます。

 

2. 気候

(Francisco Anzola)

大陸性気候で、春と秋は穏やかで過ごしやすいです。夏は30度を超えることもありますが、標高が高いため、他の町に比べると比較的涼しいと言えます。しかし、冬は氷点下になるほど寒く、雪も降るので、しっかりとした防寒対策が必要です。

 

3. 時差

(A Hindi)

日本との時差は7時間。サマータイム期間は6時間になります。

 

4. 交通手段

(Luchezar Stoilov)

◆日本→ソフィア
今のところ日本発の直行便はありません。パリやドーハ、フランクフルト、イスタンブール、ロンドンなどを経由し、飛行時間はおおよそ14~16時間ほどかかります。

◆空港→市内
以前はバスかタクシーの2つの手段しかなく、バスは時間がかかるし、タクシーは観光客を中心にぼられることもよくあり、なかなか不便で、移動は気の張るものでした。しかし2015年4月、ターミナル2に地下鉄が開通!中心部のセルディカ駅までは、レッドラインで約20分で行けるようになりました。1回券は1Lv。車内に規定サイズ以上の荷物を乗せる場合は、別途料金がかかるシステムなので、駅員さんに確認しましょう。

荷物が重いしタクシーで行きたい!という方は、「OKタクシー」のカウンターへ行って、タクシーを手配してもらいましょう。時間帯や行先地にもよりますが、中心部までは15Lv程で行けます。

◆市内の移動
市内の主な交通機関は、早朝から深夜0時頃まで運行している路面電車。他に地下鉄やバス、タクシー等があります。

しかし、市内の観光名所はセルディカ駅周辺に密集しているため、1日もあれば歩いて観て回れます。休める綺麗な公園もあるので、急いでいる方でなければ、徒歩でのんびり散策するのがおすすめです。

 

5. チップ

(Ali Eminov)

◆タクシー:
支払い時のお釣りをチップにすればOKです。

◆レストラン:
高級なお店で良いサービスを受けた場合は10%ほどですが、サービス料が込みのところもあるので、請求書をよく確認してくださいね。

◆ホテル:
基本的に不要ですが、特別に何かしてもらった際は、感謝の気持ちとして1Lv渡すのが良いでしょう。

 

6. 写真撮影

市内には多くの教会や僧院がありますが、基本的に内部の写真撮影は禁止です。また、現地の人と写真を撮りたいという時も、必ず許可をもらってからにしましょう。

 

7. トイレ事情

ブルガリアには有料・無料のトイレがあり、有料の場合は、入口でチップを渡します。無料のトイレは、トイレットペーパーの無いことが多いので、持参しておけば安心です。最近は水洗トイレも増えましたが、便器の側にごみ箱がある場合は、そこに捨ててくださいね。快適な旅行のアドバイスとして、トイレを見つけるために観光時間が削られるのはもったいないので、宿やレストランを出る前は、その都度行っておくようにしましょう!

 

8. ソフィア市内の見どころ

◆アレクサンドル・ネフスキー大聖堂

(jaime.silva)

露土戦争で亡くなった兵士を慰霊するために建てられたブルガリア最大の聖堂。完成までに40年もかかり、ネオ・ビザンチン様式で迫力満点!ソフィアの象徴とも言えます。内部はイコンと呼ばれる壁画で埋め尽くされ、その豪華さにうっとりするでしょう。大聖堂周辺には小さなマーケットがあり、手製の織物など工芸品や骨董品なども売っていますよ。

 

◆聖ニコライ・ロシア教会

(Klearchos Kapoutsis)

金色に輝く玉ネギ頭のドームが特徴、ロシア人建築家によって建てられたモスクワ様式の教会です。教会堂の地下にある聖堂には、大司教セラフィム・ソボレフの不朽体が安置されています。建物の造りや内部の雰囲気もブルガリア正教とまた違う美しさがあります。

 

◆セントラル・ハリ(中央市場)

(eesti)

外から見ると、古い駅か図書館かな?と思わせるような歴史的な造りの建物ですが、屋内は、地元民も集う広い市場。肉や魚、チーズなどの新鮮食品から、ローズ製品などお土産品まで手に入ります。また、2階にはフードコートもあるので、ブルガリアングルメも気軽に楽しめますよ♪

 

◆クレックショップ

 (sograph)

町を歩いていると、一風変わったお店を時々目にします。その名は「クレックショップ」。(「クレック」は「膝」という意味)窓口が地面の高さにあり、物を買うのに膝をつけてしゃがまないといけないのです。

このタイプのお店がオープンし始めたのは共産主義体制の崩壊後。個人商店を始めるのに高いテナント料を払うのは厳しかったことにより、家賃の安い地下室を利用してお店を始める人たちが増え、それが今でも続いているんだそうです。世界でも珍しいので、ぜひ記念に利用してみましょう。

 

9. ソフィアから日帰りでリラ修道院へ!

(Filip Stoyanov)

滞在時間に余裕があるなら、ぜひ訪れるべきスポットです!リラ修道院は、ソフィアから南に117kmの森の奥深くにあるブルガリア正教会の総本山で、世界遺産にも登録されています。白黒、紅白の縞模様の外観が印象的ですが、内部も神秘的。壁一面びっしりと描かれた鮮やかフレスコ画には心奪われます。公共バスでも行けますが、本数が限られているので、宿などが主催するツアーに参加するのが安心で快適です。

 

まとめ

いかがでしたか?
この9つの情報を知っているだけで、ソフィア旅行がさらに快適に楽しめるはず。オススメの観光スポットは他にもたくさんありますが、ぜひご自身で地図を片手に、素敵な発見と体験をされてくださいね!

 

ブルガリアの首都ソフィアへ行こう!旅行前に知るべき9つの事!

1. ソフィアってどんなところ?
2. 気候
3. 時差
4. 交通手段
5. チップ
6. 写真撮影
7. トイレ事情
8. ソフィア市内の見どころ
9. ソフィアから日帰りでリラ修道院へ!

 


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