中国語の月・曜日を簡単にマスターする6つの法則!

中国語の月・曜日を簡単にマスターする6つの法則!

中国語で月と曜日の表現は、日本人にとって覚えやすいという事をご存知でしたか?例えば英語の曜日だとMonday, Tuesdayなどスペルも長いし法則性がありません。ですが、中国語の月と曜日は覚えやすい法則があり、簡単にマスターすることができます。そこで今回は、月と曜日という、日常生活で極めて基本的かつ多用する名詞についてご紹介します。

 

中国語の月・曜日を簡単にマスターする6つの法則!

 

1. 月の表記は日本語と同一

月という単位の表現は、日本語では極めて簡単ですよね。月という漢字の前に漢数字を付け足しているだけです。旧暦における月の表現は睦月、如月、弥生の様に、漢数字によらない表現だった事は、中学校で学んでいるので皆さんご存じの事です。中国は漢字の国ですから、日本の旧暦における月の表現と同様に、難しい漢字で表現されるのだろうと想像しがちだとおもいますが、意外にも簡単なんです。何故簡単なのかというと、中国語の月の漢字は日本語と全く同じ表記だからです。

※月はユエと発音します。
一月 / イー・ユエ
二月 / アール・ユエ
三月 / サン・ユエ
四月 / スー・ユエ
五月 / ウー・ユエ
六月 / リュー・ユエ
七月 / チー・ユエ
八月 / バー・ユエ
九月 / ジュー・ユエ
十月 / シー・ユエ
十一月 / シーイー・ユエ
十二月 / シーアール・ユエ

 

2. 曜日は日本語と違って基本は数字表記

月の表現は日本語と全く同じでしたが、曜日の表現は日本語とは違います。日本語の月の表現は数字で示されていますが、曜日の表現は月、火、水の様に、数字で示されていません。一方、中国語の曜日の表現はというと、月と同様に基本的に数字で示されています。先ず、中国語で曜日の事を、星期 / シンチー、と言います。この曜日を表す星期という単語の後に数字を付け加えて表現します。注意が必要なのは日曜日。日曜日だけは数字を用いません。そこだけご注意下さい。

星期一 / シンチー・イー / 月曜日
星期二 / シンチー・アール / 火曜日
星期三 / シンチー・サン / 水曜日
星期四 / シンチー・スー / 木曜日
星期五 / シンチー・ウー / 金曜日
星期六 / シンチー・リュー / 土曜日
星期日 / シンチー・リー / 日曜日
※日曜日は星期天/シンチー・ティエン という表現もあります。

 

3. 数字の発音を覚えましょう

この様に、中国語では、月と曜日の表現は、数字を基本に構成されています。ですから、覚えるのは極めて簡単な事です。そこで問題になるのは発音です。月はユエ、曜日はシンチー、という基本単語以外の、数字の発音をきちんとできる様になることが肝心です。とはいえ、数字の発音というのは、どの外国語を覚える時にも、基本中の基本の単語ですから、難しい訳ではありません。

但し、中国語の場合は四声という四つのアクセントがあります。四つの上げ下げのアクセントです。この上げ下げについてをきちんと覚えてしまえば、後は何も問題ありません。一声は上で伸ばす、二声は下から上げる、三声は中間から下げて上げる、四声は上から下げる。この四つです。一から十までのカタカナ表記に合わせて、四声についてをお示し致します。1が一声という事です。

一 / イー / 1
二 / アール / 4
三 / サン / 1
四 / スー / 4
五 / ウー / 3
六 / リュー / 4
七 / チー / 1
八 /バー / 1
九 / ジュー/ 3
十 / シー / 2

 

4. 何月?何曜日?疑問形の場合

日本語では、月と曜日を質問する場合、それぞれの単語の前に何という単語を付け加えます。中国語では何という単語は用いずに、几 / ジー、という単語を用います。用いる場所ですが、月と曜日で几を置く位置に違いがあります。月を尋ねる時は、几月? / ジー・ユエ、と言う風に、月の前に用います。一方、曜日を尋ねる場合は、星期几?/ シンチー・ジー、という風に、星期の後に用います。これは、数字がいくつかを尋ねているからなんです。月は、一月の様に、月の単語の前に数字があり、曜日は、星期一の様に、曜日の単語の後に数字があります。几という疑問単語は、数字がいくつなのかを尋ねる単語なので、この様に配置の違いが起こるのです。

 

5. 月の表現で使われる份という量詞

曜日の表現には使われませんが、中国では月の単語の後に份 / フェン、という単語がよく使われます。份 / フェン、というのは量詞なのですが、月と共に使われる場合は、一年の中の特定の月を表す時に月の後に付けて使われます。つまり、誕生日が一月一日という日にちを表す時には使われませんが、八月份我们休假 / バー・ユエ・フェン・ウォメン・シュジャー / 8月は私たちは休暇になる、等の様な場合は、月の後に付けて用います。

 

6. コツが不要な程に簡単な月と曜日の表現

英語の様に、月や曜日の表現が数字で表されない外国語の場合、それなりに覚えるのにコツが必要かもしれませんが、中国語の場合は基本数字で表現するので、コツが不要な程に簡単です。それだけ簡単だという事がコツだと覚えて頂ければ結構かと思います。緊張する事無く、リラックスして発音ができますので、どうぞお試し下さい。

 

まとめ

いかがでしたか?
外国語コミュニケーション能力を上げる最大のコツは、躊躇しないで話す事です。文法を考え過ぎて口ごもったり、恥ずかしがって話さなかったりでは、上達しません。何かのきっかけを掴んで発音して意思が通じると、自信が急速に広がります。中国語の月と曜日はそのきっかけになれる簡単な単語だと思いますよ。ご参考にして頂いて、発音してみて下さいね。

 

中国語の月・曜日を簡単にマスターする6つの法則!

1. 月の表記は日本語と同一
2. 曜日は日本語と違って基本は数字表記
3. 数字の発音を覚えましょう
4. 何月?何曜日?疑問形の場合
5. 月の表現で使われる份という量詞
6. コツが不要な程に簡単な月と曜日の表現

 


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