海外旅行にはクレジットカードが必要です。多くの国ではクレジットカードはパスポートと並んであなたの信頼の証となります。さらには、クレジットカードがないと借入れ困難なレンタカーや宿泊困難なホテルもあります。では、どんな要素で選んだらいいでしょうか。そこで今回は、海外旅行で活躍するおすすめクレジットカードをご紹介します。
まず、あなたが海外旅行をするにあたり何を重視しているかを自分自身で把握することが大切です。
・カード付帯の海外旅行傷害保険を使いたい
・空港のラウンジを使いたい
・どんなお店でも使えるカードを選びたい
など、まずは何に価値を感じるかを考えながら選んで行きましょう。
なお、これからご紹介する各カードの海外旅行傷害保険については、最も重要な「ケガ・病気の治療に使える限度額」を記載しています。これは複数の保険を合算できますので覚えておいてください。各カード会社がアピールする、死亡・後遺障害時の「最大○千万円」で合算不可のものを指しているわけではありませんのでご注意ください。
また、年会費は税抜価格で記載しています。それでは、あなたに最も適したカードを見つける旅にレッツゴー!
海外旅行好き必見!絶対持つべきおすすめクレジットカード9選!
1. 日本を代表する三井住友VISA!「三井住友VISAクラシックカード」
クレジットカードにも、右下に様々な国際ブランドのマークが表示されています。海外で最も加盟店の多い国際ブランドはVISAです。そして、日本におけるVISAの草分け的存在が、三井住友VISAクラシックカードです。
1,250円の年会費は、リボ登録をした場合実質無料ですが、リボ登録しなくても様々な優遇がありますので、毎年無料に近い額で使えます。海外旅行傷害保険は50万円が限度です。保険には別途加入するか、もう1枚持ったほうがいいでしょう。
・カード名:三井住友VISAクラシックカード
・年会費:1,250円 (リボ登録をした場合実質無料)
・一番の強み:知名度と信頼感
・改善点:保険金額50万円で低い
2. 年会費無料なのに保険が充実!「即日受領も可能なエポスカードVISA」
エポスカードの国際ブランドは、世界中で通用するVISAです。マルイにあるカウンターに受け取りに行くことで、申し込んで即日受領可能なのは、エポスカードの大きなメリットです。年会費無料なのに、ケガで200万円、病気で270万円の治療費用が受けられる点も優れています。保険加入のためのセカンドカードとしてもおすすめです。
ただし、家族カードはありませんし、家族に適用される保険もありません。どちらかというと独身者向けのカードと言えます。
・カード名:エポスカードVISA
・年会費:無料
・一番の強み:即日カード作成可。ケガ200万円、病気270万円の治療保証
・改善点:家族カード不可
3. 年会費無料で旅行傷害保険付帯!「JCB EIT」
JCBは日本発の国際ブランドですが、アジアやハワイ、北米・豪州では比較的よく通用しますので、2枚以上カードを持つ場合、1枚がJCBでもいいでしょう。海外のJCBプラザも便利に使えます。
JCB EITは年会費無料のカードですが、100万円の旅行傷害保険がついています。リボ払い専用のカードではありますが、限度額設定の変更で実質一括払いにできます。
・カード名:JCB EIT
・年会費:無料
・一番の強み:100万円の旅行傷害保険
・改善点:リボ払い専用
4. 海外では信頼が違う!「アメリカン・エキスプレスカード(グリーン)」
ステータスといえばアメックスです。ホテル等では圧倒的な信頼を得られます。年会費が12,000円のアメックスグリーンカードは、他のカードではゴールドカードに該当します。ゴールドカードと同様、空港ラウンジ(航空会社のラウンジではありません)は無料で利用できます。意外と審査に通りやすいカードとしても知られています。
ただ、海外ではアメックスが利用できないお店もありますのでご注意ください。また、アメックスグリーンカードには以下のような注意点があります。
・キャッシング枠がないのでキャッシングできない(全アメックスカード共通)
・保険も利用付帯(事前の旅行代金決済が必要)
・家族カードの年会費が有料(6,000円)アメックスはもともとショッピング用に作られたカードですので、キャッシングや保険オプション機能は他と比べて融通が効かないのが特徴です。
・カード名:アメリカン・エキスプレスカード(グリーン)
・年会費:12,000円
・一番の強み:ステータス。航空ラウンジ利用可
・改善点:年会費が高い。キャッシング不可。保険が利用付帯
5. 即日発行!補償も充実!「セゾンブルー・アメリカン・エキスプレスカード」
セゾンカードもライセンス発行でアメックスを出しています。年会費無料のものもありますが、年会費3,000円(さらに初年度無料)のブルーカードはパフォーマンスのよいカードです。家族カードは年会費1,000円です。全国にあるセゾンカウンターに出向くことで、申し込んで即日の受領が可能です。
海外旅行傷害保険付帯で、最大300万円の治療が受けられますから、これ1枚あれば大丈夫です。海外ショッピングでのポイント2倍もメリットですよ!
・カード名:セゾンブルー・アメリカン・エキスプレスカード
・年会費:3,000円
・一番の強み:即日カード作成。300万円の治療保証。海外ショッピングのポイント2倍
・改善点:キャッシング不可
6. 海外ラウンジでくつろげる!「楽天プレミアムカード」
楽天プレミアムカードは、他のクレジットカードではゴールドカードに該当します。年会費は10,000円で、国際ブランドは、VISA、Master、JCBから選べます。
ゴールドらしく海外旅行傷害保険(限度額300万円)など多くのメリットのあるカードですが、特筆すべきは「プライオリティ・パス」が無料で入手できることです。これにより、海外の航空会社のラウンジが無料で利用できます。このラウンジは、クレジットカードゴールド会員用の混雑しているラウンジではなく、アルコールや食べものも出る、広々としてくつろげるものです。
家族カード会員(年会費500円)はプライオリティ・パスを入手できませんが、3,000円支払えば同伴者もラウンジを利用できますので、出張だけでなく家族旅行にもおすすめです。
・カード名:楽天プレミアムカード
・年会費:10,000円
・一番の強み:プライオリティパス付。300万円の旅行傷害保険
・改善点:なし
7. 海外旅行傷害保険のついたスタンダード!「ジャックスカード」
年会費1,250円(家族カード400円)のスタンダードなカードです。海外旅行傷害保険が、けが・病気の治療費について200万円の限度額となっています。
国際ブランドは、JCBもありますが、海外で便利なVISA、Masterが選べます。ポイントサービスも充実していますので、海外旅行のためだけでなく普段使いにもおすすめです。
・カード名:ジャックスカード
・年会費:1,250円
・一番の強み:充実したポイントサービス。200万円の旅行傷害保険
・改善点:なし
8. 年会費の安いゴールドカード!「MUFGカードゴールド」
ゴールドカードも価格破壊が進んでおり、MUFGゴールドカードは年会費1,905円(家族カード1枚無料)、しかも初年度年会費無料です。しかしながら、ゴールドカードの多くのサービス、例えば海外旅行傷害保険や、成田空港や羽田空港のラウンジサービスなどもきちんとついています。発行スピードも速く、最短翌営業日発行です。
・カード名:MUFGカードゴールド
・年会費:1,905円
・一番の強み:国内空港ラウンジ利用可。2,000万円の旅行傷害保険
・改善点:海外空港のラウンジは利用不可
9. お得に高級ホテルに宿泊!「SPGアメリカンエクスプレスカード」
ホテルをお得に利用できちゃうアメックスカードのご紹介です。このカードを持ってるだけで、ウェスティン、シェラトン、マリオット、リッツカールトンなどのホテルに宿泊した際、ファーストラウンジや朝食を無料で使える他、当日空室があれば上位クラスの部屋へ無料アップグレードしてくれる最強カードです!
その他にも、他のどのカードよりマイル還元が良いなど、お得な機能が満載なので「海外旅行に超おすすめSPGカード特典!お得に旅できる9つの特徴とは?」にさらに詳しくまとましたので、是非合わせて一読してみてください!
・カード名:SPGアメリカンエクスプレスカード
・年会費:31,000円
・一番の強み:ファーストラウンジ、朝食、部屋のアップグレードが全て無料!
・改善点:年会費が高い
まとめ
いかがでしたか?
海外で得に役に立つクレジットカードをご紹介しました。年会費が無料、または安くても、保険が充実しているカードもあります。カードを活用して、素敵なバカンスが楽しめますように!
海外旅行好き必見!絶対持つべきおすすめクレジットカード9選!
1. 日本を代表する三井住友VISA!「三井住友VISAクラシックカード」
2. 年会費無料なのに保険が充実!「即日受領も可能なエポスカードVISA」
3. 年会費無料で旅行傷害保険付帯!「JCB EIT」
4. 海外では信頼が違う!「アメリカン・エキスプレスカード(グリーン)」
5. 即日発行!補償も充実!「セゾンブルー・アメリカン・エキスプレスカード」
6. 海外ラウンジでくつろげる!「楽天プレミアムカード」
7. 海外旅行傷害保険のついたスタンダード!「ジャックスカード」
8. 年会費の安いゴールドカード!「MUFGカードゴールド」
9. お得に高級ホテルに宿泊!「SPGアメリカンエクスプレスカード」