英語で「おいしい!」といえば、最初に思いつく単語は「Delicious」「Tasty」などが多いですよね。でも、英語にはもっと色々な「おいしい」の言い方があります。これらを覚えておくと、日常会話がより表現豊かになりますし、IELTSやTOEFLなどのスピーキングテストにおいて高評価を獲得できます。そこで今回は、おいしいという意味の英単語フレーズを例文付きでご紹介します。
Delicious以外の英語でおいしい言い方まとめ!超便利15フレーズ!
1. appetizing / アペタイズィング / 食欲をそそる
「食欲をそそる」という意味ですが、Deliciousと同じ場面で使える万能フレーズです。このフレーズはIELTSやTOEFLのスピーキングテストでもDeliciousの代わりにappetizingと言うだけで高評価をもらえます。日頃からよく使うようにして、すぐ出てくる単語にしておきましょう。
What an appetizing dish!
(なんておいしそうな料理なの!)
2. mouth-watering / マウスウォータリング / よだれが出るほど美味しそう
これもスピーキングテストで使うとポイントアップになるフレーズです。直訳すると「よだれが出るほど美味しそう」という意味です。
My friend’s restaurant has various mouth-watering dishes.
(友人のレストランにはいろいろな美味しい料理がある)
3. finger-licking good / フィンガーリッキング / 指を舐めるほどおいしい
これはフライドチキンなど手で持って食べるような食事に対して言うことが多いフレーズです。これもテストで使うと高評価をもらえますよ!
Yakitori kids were eating was finger-licking good so I bought it for dinner.
(子供達が食べていた焼き鳥がとても美味しそうだったので、夜ご飯に焼き鳥を買った)
4. savory / セイボリー / 香ばしい、おいしそうな匂いの
こちらは「おいしそうな香りがする」といったニュアンスです。ただ「甘さのない香ばしい匂い」を指しますので、スイーツなどにはあまり使われません。
I always order the savory smoked chicken at this restaurant.
(このレストランに来るといつもその美味しいスモークチキンを頼みます)
5. delicacy / デリカスィー / ご馳走
こちらは「ごちそう」という名詞です。delicacyはdelicateの名詞ですが、delicateは「繊細な」という意味の他に「おいしい」という意味があります。ごちそうは他にも「feast / フィースト」という単語もありますので一緒に覚えておきましょう。
I had a great delicacy as a reward of the perfect score.
(完璧なスコアを取ったご褒美として、私はご馳走にありつけた)
6. juicy / ジュースィー / みずみずしい
「ジューシーな果物が食べたい!」などと日本語でも言ったりしますが、みずみずしいといった意味があります。
This pineapple is very juicy!
(このパイナップルはとてもみずみずしくて美味しい!)
7. tasty / テイスティ / おいしい
こちらもよく聞く単語かもしれません。tastyは形容詞ですが名詞にすると「good taste」、動詞にすると「taste good」になります。それぞれ例文を確認してみましょう。
This drink is very tasty.
This drink tastes very good.
This drink has a very good taste.
(このドリンクはとても美味しいです)
8. big meal / ビッグミール / 大盛り料理
そのまま訳せばOKですね。大盛りで美味しそうな料理を指します。
My son had a big meal for lunch, so he will take a nap soon.
(息子はたくさんお昼ご飯を食べたので、もうすぐ昼寝するでしょう)
9. yummy / ヤミー / おいしい
これはカジュアルな表現なので、フォーマルな場所では使わず、子供と話すときや気の知れた仲間内で使うようにしましょう。ちなみにyummyの短縮形は「yum」で、子供がよく「yum yum」と使います。
I finally got a soft cream! Yummy!
(ついにソフトクリームをゲットしました!おいしい!)
10. toothsome / トゥースサム / おいしい
こちらも美味しいと言いたい時に使えるフレーズです。歯ごたえがあるものによく使われます。
Toothsome bread crust is my favorite choice for breakfast.
(歯ごたえのある美味しいパンの耳が私の好きな朝食チョイスです)
11. luscious / ラシャス / おいしい
こちらもおいしいという意味で、どちらかというと「甘みがあっておいしい」というニュアンスを持っています。この単語はdeliciousを短縮して生まれたもので、意味が同じであることも納得ですね。
When I go back to my hometown, my mother always serves the luscious homemade jam.
(故郷に帰ると、母はいつも美味しい手作りのジャムを出してくれます)
12. dainty / デインティ / おいしい
こちらもおいしいという意味ですが、名詞と形容詞が同じ形になっており、名詞だと「ごちそう」という意味になります。一緒に覚えておきましょう。
My boyfriend tried to cook dainty dishes for me, but couldn’t.
(彼が私のためにおいしい料理を作ろうとしましたができませんでした)
13. palatable / パラタブル / 味の良い
こちらも味が良い、おいしいという意味ですが、合わせて覚えておきたい単語が「unpalatable」。これは「口に合わない」という意味ですが、料理がおいしくないとき「bad」などを使うよりも印象が少しだけ柔らくなります。
The water in the Alps is well known as palatable one.
(アルプスの水はおいしい水として有名だ)
14. flavorful / フレイバフル / 風味豊かな
これは良い香りがする料理を見た時に言うといいでしょう。flavorsome(フレイバサム)も同じ意味なので、合わせて覚えてください。
This spice makes the food more flavorful.
(この調味料は食品をさらに風味豊かにする)
15. gourmet / グアメイ / 豪華な、グルメな
日本でよくグルメと言いますが、その語源になる単語で、実はフランス語が語源です。発音は「グアメイ」と発音してください。「豪華な」「グルメな」「美食家」という意味です。
I like to check a gourmet website before going to a restaurant.
(私はレストランへ行く前にグルメサイトをチェックするのが好きです)
まとめ
いかがでしたか?
今回はおいしいにまつわる英語フレーズをご紹介しました。これらのフレーズが自然に出てくるようになるには、普段から意識して使うことが大切です。最初はぎこちなく感じるかもしれませんが、慣れてしまえば勝手に口から出るようになります。
食べ物や食事の話は日常会話では必ずしますし、スピーキングテストでも高い確率で出題されます。こういった両場面に使えるフレーズを沢山覚えておくことで、「学んだことが使えた!」と実感する回数が増え、モチベーションがさらに上がることでしょう。
Delicious以外の英語でおいしい言い方まとめ!超便利15フレーズ!
1. appetizing / アペタイズィング / 食欲をそそる
2. mouth-watering / マウスウォータリング / よだれが出るほど美味しそう
3. finger-licking good / フィンガーリッキング / 指を舐めるほどおいしい
4. savory / セイボリー / 香ばしい、おいしそうな匂いの
5. delicacy / デリカスィー / ご馳走
6. juicy / ジュースィー / みずみずしい
7. tasty / テイスティ / おいしい
8. big meal / ビッグミール / 大盛り料理
9. yummy / ヤミー / おいしい
10. toothsome / トゥースサム / おいしい
11. luscious / ラシャス / おいしい
12. dainty / デインティ / おいしい
13. palatable / パラタブル / 味の良い
14. flavorful / フレイバフル / 風味豊かな
15. gourmet / グアメイ / 豪華な、グルメな