世間がXmasやお正月の時期にやって来る一大イベントの1つ「センター試験」。特に英語は出題範囲が広く問題数も多い為、うまくポイントを押さえないと勉強も捗りません。今回は、センター試験英語で絶対押さえるべき9つのポイントをご紹介します。
センター試験英語で絶対押さえるべき9つのポイントとは?
1. 基礎をしっかりと押さえる
センター試験の出題範囲は、実は約8割が高校2年生までに履修する内容と言われています。難問やひっかけ問題も比較的少ないので、基礎がしっかりと出来ていれば大体は解けるという事になります。よってセンター試験に向けた勉強法も、まずは基礎をしっかりと押さえる事が大切になってきます。
まずは高校2年生までの単語や文法をきちんとおさらいし、何度も繰り返し問題を解く事で、確実に8割近くを解けるようにする事を目標としてみましょう。さらに高得点を目指す場合は、基礎をしっかりとおさらいした上で応用問題にもどんどん取り組んで英語力を身に着けていきましょう。
2. 解くスピードをあげる
実はセンター試験の英語は出題数がとても多く、一問一問じっくりと考えていたのではとても最後まで辿り着けません。そこで必要になってくるのが、設問を解くスピードを上げ、なおかつ正確に解いていく事です。特に発音やアクセント問題、文法や語彙の問題は、問題数の割に配点も低いので、あまり考え込まずにパパッと回答するのが良いでしょう。
回答のスピードを上げるには問題を数多くこなすことが必要になります。特に苦手な分野は、問題集などでしっかりと数をこなす勉強法が有効です。
3. 時間配分を考える
先ほど紹介した通り、センター試験の英語はとても問題数が多くなっています。よって時間配分をよく考えて回答していくと得点アップが狙えます。そこで一つ注意が必要なのですが、よく時間配分を考えて設問の順序を入れ替えて回答する方がいますが、これはオススメできません。万一マークミスをしてしまった場合の事を考えると、やはり第1問から順番に回答していくのが良いでしょう。その上で、配点の低い問題や苦手な設問にはあまり時間をかけずに回答しておき、後で時間に余裕があればじっくりと見直しをするようにしましょう。
具体的に言うと、第1問の発音やアクセントはあまり時間をかけずに2〜3分でパッパッと回答しましょう。また苦手な設問(図表読解や長文を苦手とする方が多いようです)も最初はあまり時間をかけずに回答しておき、余裕があれば後でじっくりと考え直すようにすると全体の得点アップが狙えるでしょう。
4. 捨てる勇気を持とう
センター試験の英語は基礎〜標準レベルの出題がほとんどですが、やはり一部応用レベルの問題も混ざっています。特に第2問には毎年必ずいくつかの難問が混ざっています。ここで時間を取ってしまい、その後の「時間さえあれば解ける、さらに高得点な問題」を落してしまってはもったいないですよね。これは難しい!と感じたら、その問題は捨てる勇気も必要です。とりあえず何かしらにマークをしておいて、後で時間があればじっくり解いてみましょう。
5. 実はお得な第4問
第4問で出題される図表や広告問題。苦手とする方も多いようですが、実はとってもお得な問題なんです。そして設問数が少ない割に配点が高いので、落とすと非常にもったいない問題でもあります。回答のポイントとしては、まず英文を訳す必要はありません。まずは設問に目を通し、何を聞かれているかを把握し、それからその内容を図表や広告の中から探せばいいのです。
例えば日本語のチラシを見る時に、営業時間が知りたいのに隅から隅まで読んでから営業時間を探す人はいませんよね。英語だって同じです。このポイントさえ押さえておけば、第4問は時間をかけずに得点アップが狙える、とてもお得な問題になります。
6. 長文読解は、設問を先にチェックする
図表や広告と同じく、長文読解も読み始める前にまず設問をチェックする事をおすすめします。設問を最初に読めば本文の内容も予想が付くので読みやすくなります。そして設問の内容が頭に入っていると、本文を読みながら「あの設問の答えはこの辺だな…」と見当を付ける事が出来ます。もちろん本文を読みながら解ける問題はどんどん解いていきましょう。時間短縮にもつながります。
7. マークシートに慣れておこう
センター試験本番で一番怖いのは、実は「マークミス」。どんなに問題がしっかり解けてもマークミスをしてしまっては全てが水の泡です。自分だけは絶対にしないと思っていても、試験当日の緊張した状態では、いつもなら出来る事でミスしてしまってもおかしくありません。
そこで、普段の勉強の時から問題集を解く時にはしっかりとマークシートを使用する癖をつけておきましょう。またその際に、「問題を飛ばした時にはマークシートに横線を引いておく」「後で見直しが必要な問題は、問題番号に丸をしておく」など自分なりのルールを作っておくと、当日も回答&見直しがとてもスムーズになります。
8. リスニング対策を忘れずに!
リスニングは導入されてまだ年数が浅い為、なかなか勉強法も確率していないのが現状です。しかしリスニングはとても配点が大きいので、絶対に軽視してはいけません!リスニングの勉強をする際は、センター試験のリスニング専用の問題集(もちろんCD付の物)を最低1冊は用意し、しっかりとやりこみましょう。また最近ではスマートフォンのアプリでリスニングの練習が出来るものもあります。多くはTOEIC対策用のアプリですが、リスニング能力を高めるという点では活用してみる価値は十分あります。通学の際のすきま時間もぜひ有効に活用してみましょう。
9. 一番大切なのは、落ち着く事!
いよいよセンター試験当日。一番大切なのは、落ち着く事です。試験直前に焦って単語を数個覚えた所で、点数にはほとんど影響ありません。それよりも焦ってマークミスやケアレスミスをしてしまう事の方が一大事です。当日焦らず落ち着いて試験を受けられるよう、しっかりと問題数をこなして準備しておきましょうね。
まとめ
以上、「センター試験英語で絶対押さえるべき9つのポイントとは」をご紹介しました。もうお分かりとは思いますが、センター試験の英語を制するには問題数をこなすのが一番です。基礎〜標準レベルの問題を中心に十分やり込みをし、またその際に自分に合った時間配分やマークシートの練習も一緒にするようにしましょう。そして当日しっかり落ち着いて試験を受けられるよう、十分に自信をつけて挑んでくださいね。受験生の皆様の検討をお祈りしています。
センター試験英語で絶対押さえるべき9つのポイントとは?
1. 基礎をしっかりと押さえる
2. 解くスピードをあげる
3. 時間配分を考える
4. 捨てる勇気を持とう
5. 実はお得な第4問
6. 長文読解は、設問を先にチェックする
7. マークシートに慣れておこう
8. リスニング対策を忘れずに!
9. 一番大切なのは、落ち着く事!