意外と知らない英単語特集!今回は「洋楽」です。洋楽はズバリ英語で「foreign music (フォーリン ミュージック)」と言います。辞書等を引くと「Western music」など別の表現方法もあります。いったいネイティヴはどうやって表現しているのでしょうか。
今回は、英語圏に長年住んでいる筆者の経験も含めて詳しく解説していきます!
意外と知らない英単語!洋楽を英語で言うと?
1. foreign music
洋楽を「外国の音楽」と定義すると、foreign musicが自然です。日本人は「日本人の音楽=邦楽」という感覚があり、洋楽というと「日本人以外の音楽」を全般的に指すことが多いため、この表現が意味的に一番近いでしょう。
I like to listen foreign music, especially Pop songs!
洋楽を聞くのが好きで、特にポップソングが好きです。
2. Western music
「洋楽=西洋の音楽」とすると、この表現になります。実際に辞書でも紹介されていますが、ネイティブにWestern musicと言うと「西部劇で出てくるようなカントリーミュージック」を連想する人もいますので、「洋楽」としては伝わらない事があるかもしれませんので、筆者としてはこの表現はあまりおすすめしません。
以下は実際に筆者の友達のアメリカ人と日本人の会話です。ちょっと面白かったのでここに紹介しますね。
A: I love to listen to Western music at home!
B: Really? You like old American movies?
A: Why? It is not really my cup of tea.
B: I thought you like western films so you like Western music.
A: No, I like recent Western music like Maroon 5!
B: …
このように、アメリカ人にとっては「Western music = カントリーミュージック」として聞き取る人の方が多いようです。あなたも気をつけてくださいね。
3. import music
直訳すると「輸入した音楽」となりますが、よくCDショップで洋楽コーナー等にこの表記がありますね。「洋楽=外国の音楽」と定義すればニュアンスはわかると思います。
ただ、筆者は海外生活の中で、この言葉を会話で聞いた事があまりなく、むしろCDショップのコーナー等でしか見かけた事がないです。もしかしたら日本人同士しか通じない表現かもしれませんね。
4. English songs
ネイティブがよく「英語の曲は聞くかい?」と日本人に質問しますが、その際このEnglish songが比較的「洋楽」に近いニュアンスで使われます。他の国でも母国語が英語ではない国の人が「洋楽も聞くよ」と言うときは、比較的このフレーズをよく使います。
A: Do you like English songs?
B: Yes, I love it.
A: What kind of song do you like?
B: I like jazz.
音楽の話はとても盛り上がるのでぜひ自分の好きな洋楽は何か、前もって言えるようにしておくとよいでしょう。
なお、英語の歌詞を使って勉強する際は、ぜひこちらを参考にしてみてください。あなたの英語力が、自分のお気に入りの曲を聞いて向上させることができますよ!
まとめ
いかがでしたか?
洋楽という言葉の概念をまず日本語で考えることが大切なことがわかりましたね。「洋楽=英語の曲」と考えることでEnglish songsとなりますし、「洋楽=日本以外の音楽」とすればforeign musicとなります。
逆を考えると、アメリカ人にとって「洋楽」は「English Song」ではありませんよね。この件をアメリカ人と話したところ
「もしアメリカ以外の曲を言いたい時は、foreign musicって言うかもね。でも国名をつけて質問することが多いなぁ。”Japanese music”とか”UK song”とか」
と言っていました。この辺もネイティブとノンネイティブの感覚の違いが垣間見れて、とてもおもしろいですよね。
英語を学ぶということは、同時に日本語を学ぶことにもなります。ぜひ両方の言語とも豊かな知識をつけていってください。
なお、音楽を使った英語の勉強方法は以下にまとめています。ぜひこちらもチェックしてみてくださいね。
意外と知らない英単語!洋楽を英語で言うと?
1. foreign music
2. Western music
3. import music
4. English songs