英語リスニング力が簡単に付く毎日の過ごし方7つの工夫!

英語リスニング力が簡単に付く毎日の過ごし方7つの工夫!

あなたはハリウッド映画を見ているときに、字幕なしで会話を全て理解できたら、さぞかし気持ちいいだろうなと思った経験はありませんか?あるいは、海外旅行に行ったときに、バスやレストランで現地の人たちが英語で話している内容が聞き取れたら、旅行がさらに楽しくなるだろうなと思ったことはないでしょうか?英語のリスニング力は、一朝一夕で身につくものではありません。時間をかけて少しずつ向上するものです。英語のリスニング力を身につけるために、毎日の学習を見直し、ちょっと工夫してみませんか?今回は、すぐにでも実践できる英語学習の工夫アイデアをご紹介します。

 

英語リスニング力が簡単に付く毎日の過ごし方7つの工夫!

 

1. 目的に合わせて「素材」を選ぶ

一口に英語のリスニング力、と言っても、求めるものは人それぞれでしょう。学習効率を上げるためにまずは目的を確認しましょう。あなたは何のために英語のリスニング力を上げたいのでしょうか。海外旅行で英語を使いたいからでしょうか。趣味や教養のためでしょうか。それとも、仕事で使うため?または学校の成績や入試、資格試験のため?そして目的を確認したら、今度はその目的に合った「素材」を選びましょう。海外旅行であればそれに見合った教材を使うべきですし、試験が前提にあるなら、過去問題などの実際の問題を使ったほうが効率的です。目的によってそれは、映画や海外動画、英語の歌などになるかもしれません。けれども、英語のリスニング力を総合的に伸ばしたいのであれば、スクリプト(会話の台本)がしっかりとしていて、ちゃんと対訳がついているテキストを使った方がよいでしょう。NHKの英語番組のテキストは手軽に購入できる教材としてお勧めです。HNKの英語の番組はテレビでも放映されていますが、ラジオの放送のほうが番組の種類が豊富ですし、インターネットでいつでも聞けますのでよりお勧めです。

 

2. 意識を集中して音声を聴く

リスニング力は、意識を集中して音を捕まえ、理解するというプロセスを踏まないとなかなか伸びるものではありません。何か別のものに意識を向けているときに英語の会話が聞こえてきたとしても、それは英語を「聞いた」というだけで、「聴いている」ことにはなりません。短時間でも集中して英語の音に耳を傾ける、つまり傾聴するという時間を設けることが大切です。意識を集中して何かを聞き取るというのは、ただ聞くことに比べて疲れますし、大変な作業です。しかしそれによって耳に負荷がかかり、言わば英語に対する「耳の筋肉」を鍛えることになるのです。

 

3. 自分の中に正しい音を持つ

聞き取る(=聴いて理解する)ということは、照合作業に他なりません。つまり、外部から入ってくる音と、自分の中で持っている音を照合し、音が照合されることにより意味を派生させるという作業です。自分の中に正しい音がないと、この作業は中断されます。音は照合されることなく、認識されることなく、ゆえに意味をなさないことになります。正しい音を内部に取り入れるためには、正しい音を聞き、それを繰り返し発音して真似るという練習が効果的です。英会話教室でよく目にする、講師の後について発声するあのやり方です。ネイティブが発する音を聞いた後で、その発音を真似て発音しましょう。その際には、fとv、rとlなどの音の違いや、語と語のつながりによる音の変化(例えば、「get you」は「ゲット・ユー」と切り離して発音するのではなく、「ゲッチュー」と音をつなげる)などを意識して練習をしましょう。自分の中に正しい音を取り入れるという意識が大切です。

 

4. 聞き取ったことを書いてみる

日本語同様、英語においても、一語でも聞き逃せば全体が理解できなくなるというわけではありません。聞き取れなかった個所は前後の文脈から推測することができますし、そもそも聞き逃した個所はその文の中で重要な意味を持たないことだってあるからです。けれども、一文一文、一語一語が会話全体を構成していることは間違いありません。まとまった英語を聞いたときに、話全体の大筋を理解できたかどうかを確認することはもちろん大切です。けれども時には、比較的短い文を繰り返し聞き、それを書き取ってみるという練習も効果的です。その練習により、全体の話の中のより細かい情報にまで耳を傾けることができるようになるはずです。そうすれば、今まで拾えなかった情報まで拾えるようになるでしょう。

 

5. 速読に挑戦する

日本語でもそうですが、人間は自分が読む速度以上に早く話された言葉を聞き取ることはできません。ネイティブの話す平均的なスピードは、1分間にだいたい150語から200語くらいと言われています。ですから論理的には、1分間に200語以上の速さで読むことができれば、ネイティブの話す会話はだいたい聞き取ることができる、ということになります。ただ、1分間に200語を読むことは多くの人にとって、高いハードルだと思います。ですから最初は自分のレベルに応じて素材を選び、目標とする速度を設定して、声に出して速読をしましょう。速い英語に慣れる訓練をすることにより、リスニング力は向上します。

 

6. 目標を作る

試験のために学習している人であればその試験そのものが目標となりますが、趣味や教養のために英語を学習している人もいるでしょう。あなたはどちらでしょうか。もしもあなたが後者であるならば、具体的な目標を持つことをお勧めします。例えば英検やTOEICなどの英語の試験を利用するのも一つの手です。目標が定まれば、具体的にやらなければならないことが決まりますし、モチベーションの向上にもつながるでしょう。ただ漫然と英語を学習するよりも、短期間のうちにリスニングを含めた英語力を上げることができるかもしれません。

 

7. 学習仲間を作る

一人で学習するよりも、仲間を作って一緒に学習すると相乗効果をもたらすでしょう。英会話サークルに入ったり、学校に通ったりしてもよいと思います。SNSを使って、同志を探すのもいいかもしれません。学習方法やその効果などを仲間内で情報交換したり、自分の設定した目標を仲間に公言したりすれば、英語の学習に対して前向きになり、モチベーションも上がるでしょう。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか。
心から英語のリスニング力を上げたいと思ったら、ただ英語を聞き流すだけではなく、目的や目標を持ち、短時間でも意識を集中して聞いたり、書き取ったり、速読をしたりすることが必要です。しかし続かなければ意味がありません。ここでいくつかご紹介したことを参考にして、あなたの目的とライフスタイルに合った、楽しみながら無理なく続けられる方法を見つけてみてください。

 

英語リスニング力が簡単に付く毎日の過ごし方7つの工夫!

1. 目的に合わせて「素材」を選ぶ
2. 意識を集中して音声を聴く
3. 自分の中に正しい音を持つ
4. 聞き取ったことを書いてみる
5. 速読に挑戦する
6. 目標を作る
7. 学習仲間を作る

 


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