英語読み方マスター!単語を見てすぐ正しく読む9つのコツ

英語の勉強をする上で一番と言って良いほど欠かせないのが「単語を覚えること」ですよね。ただ、ひらがなと違って1つの単語でも読み方が何種類かあるので、なかなか読めない事が多いと思います。

ただ、もしあなたが文法が全くだめでも、単語さえ繋げ繋げで話したらネイティブの人に伝わる事も多々あります。そこで今回は、英単語を見てすぐ正しく読むためのコツをご紹介します。

 

英語読み方マスター!単語を見てすぐ正しく読む9つのコツ

 

1. 単語の綴りの読み方と実際の読み方が違うのは外来語のせい?

例えばコーヒーという単語をそのまま英語にしてみると「kohii」なんて単語になるとは思いますが実際には「coffee」になります。英語での発音は「カーフィー」です。シンガポールも音通りに表現すると「Singaporu」ですが実際は「Singapore」(シンガポーレと読んでしまいますね)という綴りになります。

この様に単語の綴り通りに英語を読もうとすると全く伝わらない言語になってしまいます。それは元々英語が本来の言語以外に外来語も混ざっているからだと言われています。その結果、単語の綴りと実際の発音が違っているのです。

なお、日本人にとって英語は「外来語」ですよね。それが日本語に混ざってしまったのが「カタカナ英語」「和製英語」です。以下の記事で詳しく解説していますので、こちらも合わせて読んでみてください。

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2. 「C」には発音方法が二種類ある!

「C」というアルファベットには「S」と「K」の二種類の発音方法があります。

例えば、City(都市)という単語を読む場合の「C」は「S」の発音になります(読み方:スィティー)。Cat(猫)の場合の「C」は「K」の発音になります(キャット)。

この様に同じ「C」なのに二種類の発音方法があるのは「A,I,U,E,O」と母音がある中で、

単語の「C」の後ろに「A,O」が続くと「K」発音になります。先ほどの「Cat」も「C」の後ろに「A」が続いてますね。

単語の「C」の後ろに「I,E」が続くと「S」の発音になります。先ほどの「City」も「C」の後ろに「I」が続いてますね。

読んでいると少しややこしいかもしれませんが、他の単語にも当てはめて勉強してみるとだんだんと「C」の発音方法が見えてきます。

 

3. 母音が二つ並んでいる単語!

母音「A,I,U,E,O」が二つ並ぶ単語は基本的に二つ目は無音というルールがあります。

例えば「Meet (会う)」という単語の場合、読み方は「ミート」となり二つ目の「e」は発音しません。

「road (道)」も同様に「OとA」の母音が続いているので読み方は「ロード」と二つ目の“a”を無音にします。勿論例外もありますがこれを覚えておくと便利です。

 

4. 「ea」の読み方はバリエーション豊富!

「ea」が付く単語は読み方がそれぞれ違う事があります。

例えば「easy, tea, sea」(簡単, お茶, 海)の場合は全て「ea」を「イー」という発音で読みます。

そして「break, great」(休み, すごい)の場合は「ea」を「エィ」という発音で読みます。

また「area, idea」(場所、考え)は「エリア」や「アイディア」のように隣り合う「e」と「a」を別々に発音する場合もあります。

これに関しては法則があるというよりはこのまま覚えてしまうしか方法がないようです。

 

5. 母音の読み方は二種類!

母音「A,I,U,E,O」には“短音”と“長音”という二種類の読み方があります。

例えば“短音”は「hat, hit, hot」(帽子, 打つ, 暑い)の様に母音をそのまま読めます。

しかし“長音”の場合は「cute」(可愛い)など「キュート」と母音を伸ばすように読みます。これは「母音字+子音字+”e”」というパターンによって決められています

他にも「fake, mode」などもこのパターンにより「フェーク、モード」など母音を伸ばすように読むことが出来るのです。

 

6. 「mm」と「nn」は二度読まない!

子音字の場合は二回続いても読まないのが基本です。

例えば「finish」(終わり)と「Finnish」(フィンランド人)の場合、後者には「N」が二回続いていますが、共に読み方は一緒で「フィニッシュ」と読みます。「m」が一つの場合も二つの場合も読み方は「m」で、「n」の場合も同じです。

また、「planning」(予定する)も「N」が二回続いていますが「プラニング」という風に二つ目の「N」は発音をしません。

他にも「swimming」→「スウィミング」、「winner」(勝者)→「ウィナー」とどれも二度続けて読むことはしません。たくさん出てくる単語なので覚えておきましょう。

 

7. 一番使う?「be going to~」をつなげて格好良く読む方法!

英語を喋るのに一番大事なのはいつの話なのかです。過去、未来、現在。特に未来の話をする事は多いです。未来の話と言っても将来の夢とかではなく「今から○○に行くよ!」などといった会話です。その場合に良く使われるのが「be going to~」です。

例えば
「I am going to see ○○」
(私は○○に会いに行きます)。

この様な文章の場合、ネイティブ風にかっこよく言うには「アイム ゴナ シー○○」という風に言います。「be going to~」を「ゴーイング トゥー」ではなく「ゴナ」と言います。この様に同じ単語でも少し違う読み方をしてみるだけで一気にネイティブっぽくなりますね。ぜひ使ってみましょう。

 

8. サイレント“E”とは?

サイレント“E”とは単語の語尾に“E”が出てくるけれど発音しない単語の事を言います。「cake, stone, make」(ケーキ、石、作る)を読む時には共に「ケーク、ストーン、メイク」と“E”の発音をしません。

例外で「me, she, we」など人を指す時には“E”を発音しますが、ほとんどの場合の語尾の“E”はサイレント“E”といってもいいでしょう

 

9. 場所によって変わる「gh」とは?

「gh」は単語のどの部分に置かれるかによって発音が変わってきます。

単語の始めに「gh」がある時は“h”の発音をしません。「ghost」(幽霊)→「ゴースト」の様に“h”の発音をしません。

単語が「ight」「igh」で終わる場合は、“gh”の発音せず、前の母音を長く発音します。「night」(夜)→「ナイト」の様に“gh”の発音をしません。

 

まとめ

いかがでしたか?
英語の単語はひらがなの単語と違い「あ」→「あ」と読むという単純な作りではなく、どちらかというと漢字の様に一つの文字に色々な読み方がある事が分かりますね。

今回紹介したのはほんの一部ですし、全てに当てはまる訳ではないですが覚えておくととても便利なものたちです。理由を考えてしまうと抜け出せなくなってしまうので、地道に法則を覚えていくといつか感覚で単語が分かる様になってきます。

ぜひネイティブに一歩近づけるように頑張りましょう!

 

英語読み方マスター!単語を見てすぐ正しく読む9つのコツ

1. 単語の綴りの読み方と実際の読み方が違うのは外来語のせい?
2. 「C」には発音方法が二種類ある!
3. 母音が二つ並んでいる単語!
4. 「ea」の読み方はバリエーション豊富!
5. 母音の読み方は二種類!
6. 「mm」と「nn」は二度読まない!
7. 一番使う?「be going to~」をつなげて格好良く読む方法!
8. サイレント“E”とは?
9. 場所によって変わる「gh」とは?

 


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