意外と知らない英単語特集!今回は「柿」です。柿はズバリ英語で「persimmon (パーシモン)」です。聞き慣れない言葉ですが、外国人が日本に来たとき、柿を見て「What is this?」とよく質問してくるので覚えておきましょう。海外の柿とは味や形が異なるので「Japanese persimmon」と伝えた方がより丁寧ですね。
今回は、柿の味についての表現や、日本語で同じ発音をする「牡蠣」の英語表現についても、合わせてご紹介します。英会話の中で話のネタにも使えますのでぜひ最後までご覧ください。
意外と知らない英単語!柿を英語で言うと?
1. 柿 = persimmon
冒頭でも言いましたが、柿は英語でpersimmonと言います。日本だと、秋の代表的な果物の1つですよね。外国の方と英会話する際、日本の代表的な秋のフルーツの1つとして薦めてみるのもいいかもしれません。
2. 渋柿と甘柿は何と言う?
「この柿、渋くて美味しくない」「甘くて美味しい柿だね」など、柿の味を述べるとき英語ではどう言うのでしょう。
まず、渋柿ですが、渋い柿のことは「astringent persimmon (アストリンジェント パーシモン)」と言います。astringentは「厳しい」「渋い」という意味です。「bitter (ビター)」でも通じると思います。
一方、甘くて美味しい柿のことは「sweet persimmon」と言います。こちらは覚えやすいですね。
3. 牡蠣 = oyster
柿とは少し脱線しますが、海の幸の牡蠣(かき)は何て言うかご存知ですか?こちらの牡蠣は「oyster (オイスター)」と言います。聞いた事ある人、多いのではないでしょうか。
日本語では同じ発音でも英語だと全く違う単語になるので、例えば外国人と食事するときに「日本語の”カキ”には2つの意味があってね」と話題を出してあげると盛り上がるかもしれませんね。
4. 桃栗三年柿八年?
よくことわざとして使われる「桃栗三年柿八年」というフレーズ。この表現は日本語特有で、英語ではこれと同じ表現のことわざはありません。もし英語で直訳するならば、
Peach and chestnut take 3 years to be matured from seeds, and persimmon takes 8.
となります。ただ、これだけだと外国人に意味は伝わらないので、
That means that “things take time” (物事は時間がかかる)
という意味だよ、と一言付け加えてあげると理解してもらえるでしょう。
なお、上の桃栗三年柿八年で「あれ?」と思った単語があると思います。そう、栗という単語です。栗といえば「マロン」と浮かぶ人は多いと思います。でも栗は英語で言うと「Chestnut / チェストナッツ」といいます。
マロンという単語は実はフランス語で、「トチノキの実」という意味です。「トチノキ?」と思う人もさらに出てくると思いますが、トチノキという木にできる実をフランス語で「マロン」と言うのです。
諸説ありますが、このマロンを使ったフランスのスイーツ「マロングラッセ」が日本へ輸入されたときに「マロン=栗」という認識が広がったと言われています。当時、日本にはマロン(トチノキの実)が少なく、代わりに栗を使って作ったことで多くの日本人が「栗は英語でマロンって言うんだ」と思ったのかもしれません。
PersimmonだけでなくこちらのChestnutも合わせて覚えておくとよいでしょう。
まとめ
いかがでしたか?
今回は柿と牡蠣について、英語で何と言うかをそれぞれご紹介しました。果物や動物の名前は、日常会話でよく出てきますのでしっかり押さえておきましょう。スーパーに行った時に、並んでる果物を英語で何と言うか自問自答したりすると、より上達は早くなります。
なお、ショッピングするときにそのまま使える便利はフレーズを以下に特集しているので、合わせて読んでみてください。
こちらも自然と出てくるようになるまで何回も発音することが必要です。
また、柿や美味しい食べ物を食べたとき、英語で「おいしい」と伝えることも英語を使いこなす上で大切なことです。あなたがすぐ思いつくおいしいの単語は「Delicious / デリシャス」だと思いますが、それ以外の表現も覚えておくとより英語力が向上します。以下の記事は、色々な「おいしい」の表現をまとめた記事ですので、ぜひチェックしてみてください。
コツコツ知識を積み上げて英単語をどんどん体に染み込ませましょう!
意外と知らない英単語!柿を英語で言うと?
1. 柿 = persimmon
2. 渋柿と甘柿は何と言う?
3. 牡蠣 = oyster!
4. 桃栗三年柿八年?