英語プレゼンで絶対にしてはいけない8つのポイント

英語プレゼンで絶対にしてはいけない8つのポイント

あなたは英語でプレゼンをした事がありますか?現在の日本はどんどんグローバル化が進み、外資系企業はもちろん、日本の企業や大学や大学院での研究発表等、様々な場面で英語でのプレゼンテーション能力が必要となってきています。英語でのプレゼンは単に日本語のプレゼンを英訳すれば良い訳ではなく、いくつかの絶対にしてはいけないポイントがあります。そこで今回は「英語プレゼンで絶対にしてはいけない8つのポイント」をご紹介します。これらをきちんと押さえておけば、英語のプレゼンでも自信を持って、相手の心に残るプレゼンが出来る事間違いなしです!

 

英語プレゼンで絶対にしてはいけない8つのポイント

 

1. 準備が不十分

これは英語のプレゼンに限ったことではありませんが、やはり準備が不十分ではきちんとしたプレゼンが出来るはずはありません。プレゼン用の資料も英語で用意するのであれば、やはりスペルミスがないか等をきちんと確認する必要がありますし、可能であればプレゼンの内容も英語の堪能な方にミスがないかチェックしてもらうと良いでしょう。そしてやはり英語でプレゼンするからには、きちんと英語を話せるかも確認しておく必要があります。いざ資料を読もうとしたら読めない単語があった…では説得力はゼロですよね。完璧な発音やイントネーションとまでは言いませんが、相手にきちんと通じる程度にはスラスラと話せるように練習しておかないと、プレゼンは成功しないでしょう。きちんと努力して準備を十分に行いましょう。

 

2. 出だしが弱い

オーディエンスの前に立ち、いざプレゼン!と言う時、まずはどんな言葉から始めますか?日本語でも最初に「えー…」や「あー…」等と付けてしまう方もいますが、英語でのプレゼンでもつい同じ事をやってしまう方って実はとても多いんです。もしあなたがプレゼンを聞いている立場だとしたら、出だしがいきなり「えー…」では何だか頼りなさげな印象を受けますよね。そこでこのフレーズ、「Ladies and Gentlemen!」をぜひ使って見て下さい。誰もが知っているこの表現ですが、このフレーズを出だしにハッキリと大きな声で使用する事で、オーディエンスの注目を一気に集める事ができます。プレゼンを真剣に聞いてもらえるかどうかは、最初の数分で決まります。どんなに英語でのプレゼンに自信がなくても、出だしのこの一言、そして最初の数分はハッキリと大きな声でプレゼンを行うように意識してください。ジェスチャーを大げさに取り入れるのも注目を集める為にとても有効です。

 

3. 結論を先延ばしにする

日本語と英語の言語の差の一つに「日本語は結論を最後に言うが、英語は結論を先に言う」というのがあります。例えば結論がA、理由がBとCだとすると、日本語では「私はBとCなのでAだと思う。」と言う順番になります。結論であるAが文章の最後に来ていますよね。ところが英語の場合、「I think A because B and C.」という順番になります。結論であるAが先に来ているのが分かりますよね。これはプレゼンでも同じで、英語のプレゼンを行う際にはまず最初に、結論をハッキリと述べる事が大切です。これをせずに結論を先延ばしにしているとオーディエンスは、「一体この人は何について喋っているのか?何が言いたいのか?」と半信半疑でプレゼンを聴いているような状態になってしまい説得力がなくなってしまいます。日本語だと遠まわしな言い方や倒置法を駆使する事で相手に印象付けるような手法もありますが、英語でのプレゼンでは「単刀直入」を心掛けましょう。

 

4. 完璧な内容を求め、説明が多すぎてしまう

せっかくのプレゼンの場、皆にあれもこれも全部説明したい!その気持ちは分かりますが、ダラダラとした説明では相手の集中力も持ちませんし、何より話の核がずれてしまい、相手の心に残らないプレゼンになってしまいます。オーディエンスは必ずしも人なんてすべてを知りたい訳ではなく、「結論とそこに至るポイント」がきちんと伝われば良いのです。内容が多くなってしまいそうな場合は優先順位をつけ、一番重要なポイントを重点的に、そして他のポイントを2〜4つ程度に絞り説明する程度がちょうど良いでしょう。またその際に、項目3で述べた通り、まずは結論を先にハッキリと述べておく事を忘れないようにしましょう。

 

5. 自信なさそうにボソボソと喋る

英語でのプレゼン準備は完璧!でもいざプレゼンとなると、自信がなくてつい小さな声でボソボソと喋ってしまう…。そんなもったいないプレゼンをしている方って意外に多いですよね。謙虚さが求められる日本であってもこのようなプレゼンはNGですが、英語ではもってのほか!自信がなさそうにプレゼンする人を信用したいと思う人ははっきり言っていませんよね。特にプレゼンの最初の数分はプレゼン全体の印象を左右します。多少大げさなイントネーションやジェスチャーも盛り込んで、日本人の感覚から言うと少しやりすぎな位に演技した方が英語圏ではとても受けがいいです。多少発音が間違っていても、イントネーションが違っていても、しっかり前を見てハッキリと大きな声でプレゼンするようにしましょう。

 

6. 和製英語を使用してしまう

これはプレゼン上級者でもたまにやってしまうミスですが、和製英語を使用してしまわないように注意しましょう。例えばパソコンのタッチパネル、英語では「Touch Screen」と言います。同じようにバージョンアップは「Update」、コストダウンは「Cost Reduction」、またプラスアルファという表現も和製英語で、英語では「Added Bonus」と言うと自然ですね。他にも和製英語は身近にたくさんありますので、プレゼンの準備をする際にはよく注意して言葉を選ぶようにしてください。

 

7. Sorryを使用してしまう

日本人はよく「すみません」という言葉を使いますよね。これを英語にすると「Sorry」だと思っている方が多いと思いますが、実は「Sorry」は「自分が全面的に悪い場合の謝罪の言葉」なんです。よってプレゼンの最中に「Sorry」を使用してしまうと、何か全く違う事でも言っていたのか?とオーディエンスを不安にさせてしまい、プレゼン全体の説得力がなくなってしまいます。プレゼンの際に多少言葉に詰まったり、説明を飛ばしてしまったり、内容を忘れてしまったりしても、決して「Sorry」は使わないようにしましょう。多少のミスは堂々としていればオーディエンスは気付かない事も多いですよ。

 

8. 最後が決まらない

プレゼンの最初同様、最後の締めの部分もとても大切です。最後の最後で言葉に詰まって尻すぼまりな終わり方をしてしまうと、そのプレゼン全体の印象はやはりとても悪くなってしまいます。人間最後に聞いた事は一番頭に残りやすいので、締めの部分では、自分が一番伝えたい内容や結論をもう一度ハッキリと自信を持って伝えましょう。そして最後に「Thank you for listening!」の一言を添えれば完璧です。締めの部分でオーディエンスをがっかりさせてしまわないよう、最後まで気を抜かずしっかりとやりきりましょう。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか。
読んでいただけば分かる通り、英語のプレゼンでも日本語のプレゼンでも「しっかり準備をして、自信を持って相手に伝える」という点では一緒です。ですが英語のプレゼンでは日本語以上に「最初と最後」がとても重要になってきます。「まず最初にハッキリと結論を述べ、そして最後にもう一度一番伝えたい事を伝える。」この事は絶対に忘れないようにしましょう。プレゼンは自分の意見をオーディエンスに聞いてもらえるとても貴重な場です。例え英語が多少間違っていたとしても気にせず、自信を持ってプレゼンを楽しんでくださいね。

 

英語プレゼンで絶対にしてはいけない8つのポイント

1. 準備が不十分
2. 出だしが弱い
3. 結論を先延ばしにする
4. 完璧な内容を求め、説明が多すぎてしまう
5. 自信なさそうにボソボソと喋る
6. 和製英語を使用してしまう
7. Sorryを使用してしまう
8. 最後が決まらない


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