意外と知らない英単語特集!今回は「大根」です。大根はズバリ英語で「radish (ラディッシュ)」と言います。聞いた事あるでしょうか。日本の大根は白くて大きいものが代表的ですが、他の国では小さい物や赤いものなど形は様々です。
そこで今回は、日本語と英語の「大根」を使った表現や言い回しについて、詳しくご紹介します。
意外と知らない英単語!大根を英語で言うと?
1. 大根=Radish (ラディッシュ)
まず大根は英語で「Radish / ラディッシュ」と言います。日本の大根は白くて細長い形が多いですが、海外では様々な形のRadishが存在します。特に海外でRadishというと赤いカブのような形が代表的です。
では日本の大根を言いたい時は何と言うのでしょうか。答えは「Japanese white radish / ジャパニーズ ホワイト ラディッシュ」です。Radishさえ覚えてしまえば覚えられそうですよね。また、最近では「Daikon」つまり日本語で「ダイコン」と伝えてもわかってくれる事が増えました。日本の食文化が海外に広まってきた証拠で、嬉しいことですね。
2. 大根役者:a poor actor
意訳になりますが「大根役者=下手な役者」ということでこの表現が自然ですね。直訳して「Radish actor」と言っても伝わらないのでご注意ください。
また、過剰な演技をするという役者を「ham actor (ハムアクター)」とも言います。これもある意味「大根役者」という意味で使われます。
3. 大根あし:thick legs
ニュアンス的には「太い脚」を指します。大根を使ってひょうきんに否定的な表現をする日本の言い回しは、英語で近いニュアンスを出すのは少し難しいのかもしれませんね。
また、こういったニュアンスの違いで苦しむ場面の一つが「カタカナ英語」「和製英語」の存在。英語とは実は違うのに英語だと思ってつい使ってしまい伝えたい事が伝わらないことが起きます。以下の記事で詳しくまとめていますので、ぜひチェックしてみてください。
4. たくあんは「Pickled radish」
日本では誰もが知っている「たくあん」。英語では何と言うのかというと「Pickled radish / ピクルド ラディッシュ」と言います。Pickledは「酢漬けの」と言う意味で、「ピクルス」と言えばみなさんも味のイメージが湧くかもしれませんね。
直訳がなくてもこうやって言葉を組み合わせる事で、言いたい事を伝えることが英語の楽しみ方ですよね。
5. 「horseradish」って?
ここ最近ローストビーフが身近になりレストランでも見るようになった「horse radish / ホースラディッシュ」。ローストビーフには最高の組み合わせですよね!これは「セイヨウワサビ」を指し、実は大根とは違うものになります。
同じラディッシュという名前がついていても、こうやって違うものを意味するのも英語を勉強する上でおもしろい発見ですよね。
まとめ
いかがでしたか?
日本の大根は実は海外から見ると珍しい形で、直訳にあたる「Radish」と言っても伝わらないことがわかったかと思います。ぜひ外国の人に日本の大根を伝えたい時は
Daikon is Japanese white radish.
と言うと、より誤解なく説明できると思います。
実はこういったニュアンスの違いは「ナス」でも起きていて、海外と日本の違いが感じられる面白いネタです。あなたのイメージするナスと外国人がイメージするナス、実は微妙に違うかもしれませんよ!このナスの話は以下の記事に詳しくまとめていますので、こちらもぜひチェックしてみてください。
また、ネイティブからよく指摘されることの一つが、日本人が着る「英語Tシャツ」のセンス。英語でなんて書いてあるかあまり深く考えずに着ている人が多いためか、いろいろな勘違いが起きているみたいです。以下の記事でその具体的なTシャツを紹介していますので、ぜひ読んでみてください。
英語を学ぶ上で、上記のようなギャップを見つけていくと勉強がさらに面白くなります。あなたも周りにいろいろなアンテナを張って生活してみてくださいね。
意外と知らない英単語!大根を英語で言うと?
1. 大根=Radish (ラディッシュ)
2. 大根役者=a poor actor
3.大根あし=thick legs
4. たくあんは「Pickled radish」
5. 「horseradish」って?