意外と知らない英単語特集!今回は「財布」です。財布はズバリ英語で「wallet (ウォレット)」と言います。このwalletはCMや電子マネーサービスの名前にも使われるようになったので、聞いたことがある人も多いと思います。
そこで今回は、このwalletのニュアンスや他の財布の言い方について詳しくご紹介します。
意外と知らない英単語!財布を英語で言うと?
1. walletは二つ折りの財布を指す!
walletと言うと、主に二つに折って使う札入れのニュアンスが強いです。男性が使う財布をイメージすればよいでしょう。
My girlfriend gave me a new wallet on my birthday.
彼女が誕生日に財布をくれました。
2. billfold (ビルフォールド)
アメリカではwalletと同じ意味で「billfold (ビルフォールド)」という単語も使います。日本で英語を習う際あまりこの単語は聞きませんが、単語をよく見ると
・bill:お札
・fold:折ること、畳むこと
の2つで構成されているので、財布ということは察することができるかもしれません。札入れというニュアンスが強く、二つ折りの財布を指すことが多いです。
Mom, do you know where my billfold is? I left it somewhere in the house.
ママ、私の財布どこにあるか知らない?家のどこかに忘れちゃって、、、
この機会に英語で財布を言う際は、あえてbillfoldを使って自分のボキャブラリーにしてしまいましょう!
3. purse (パース)
walletと同じくらい使う単語が「purse (パース)」です。これは小銭入れのニュアンスで、女性が使う小さいハンドバッグの意味でも使います。
ちなみに財布にいっぱいお金が入っている事を「purseful (パースフル)」と言います。こんな単語をよく使うようになりたいものですね。。苦笑
4. 小銭入れを言いたい時は…
コインを入れる「小銭入れ」をあえて言いたい時は「Coin purse (コインパース)」と言いましょう。私たち日本人がよく聞く「Coin Case (コインケース)」でも伝わりますが、Caseというニュアンスがどうしても硬い箱を連想させるので、ネイティブは少し困惑するかもしれません。。
Though I left my coin purse on the plane, i got it back at the lost property office.
小銭入れを飛行機に置き忘れてしまったけど、遺失物取扱い所で取り戻しました。
5. 「財布」を使った色々な表現
日本語でも「財布を握っているのは彼だ」など、財布を色々な表現に使いますよね。例えば「彼が我が社の財布を握っている人だ」と言いたい場合は、
He is the person who has our company’s budget.
と言います。もちろん「budget (バジェット)」は財布という意味ではなく「予算」という意味です。そこを「wallet」に言い換えても通じることが多いですが、英語にまだ慣れないうちは上記のように明確に言葉を選ぶほうが誤解を招かずに済みます。
また、例えば学生にとって親はお金の頼りどころですよね。そんな時、以下のような表現を使ったりします。
My wallet won’t send me another money next semester.
私の親、きっと次学期のときはお金を送ってくれないだろうな。。
まとめ
いかがでしたか?
お財布と言ってもニュアンスが少し違うだけで単語が変わることがわかったと思います。あなたも状況や訪れた国によって使い分けることで、よりナチュラルな英語の話し手になれるでしょう。
また、電子マネーサービスがどんどん日常化してきているので、財布以外でもwalletという言葉はよく聞くようになります。二つ折りの財布をイメージさせる概念が今後さらに変わっていくかもしれません。
例えば、以下の記事で特集している通り、中国では電子マネーがWeChatというアプリによって世界中のどこよりも大きく変わってきています。
また、他の国の電子マネー事情も以下の記事の通りどんどん変わってきているので、この「財布」という概念は今後さらに拡大していくことでしょう。
意外と知らない英単語!財布を英語で言うと?
1. walletは二つ折りの財布を指す!
2. billfold (ビルフォールド)
3. purse (パース)
4. 小銭入れを言いたい時は…
5. 「財布」を使った色々な表現