フランスのコンセント事情!旅行前に知っておきたい5つの事!

フランスのコンセント事情!旅行前に知っておきたい5つの事!

(Nicolas Nova)

フランス旅行の準備をするときに、忘れてはならないのがコンセントの変換プラグです。携帯電話やデジカメなどの充電器を忘れる人は多くありませんが、変換プラグや変圧器は意外に頭になくて、現地に到着した後に必要になったときに困ってしまう人も多いです。そこで今回は、現地在住の筆者が、フランスのコンセント事情についてご紹介します。

 

フランスのコンセント事情!旅行前に知っておきたい5つの事!

 

1. フランスの電圧は220V

日本の電圧は100Vですが、フランスの電圧は220Vで、周波数は50HZです。海外対応型の電化製品以外の物をお使いになる場合には、フランスの電圧220Vを日本の電化製品用に、100Vに変換してくれる変圧器を使用しなくては大事な電化製品が故障してしまいます。ご自分の電化製品が、海外対応型のものであれば変圧器は必要なく、変換プラグを使えば普通に使用することができます。フランス旅行の前には、旅行中に使用する予定の携帯電話やデジカメ、パソコンやタブレットなどに記載されている電圧をしっかり確認してくださいね。

 

2. フランスのコンセントの形は丸型

フランスのコンセントは、日本と違って差し込み口が丸くて、中央に2つの丸い穴があいていて、上部に棒が突き出ているタイプのものと、中央に丸い穴が2つあいているだけのものがあります。海外対応型の電化製品であれば、Cタイプと呼ばれる変換プラグだけでOKです。フランス旅行前に電気店などで、100円から300円程度で手軽に購入できます。

ヨーロッパは電圧が220Vの国が多く、イギリス以外の国であればCタイプが使えます。物によって、日本の電化製品のコンセント差し込み口が緩くて、自分の手で押さえていないとグラグラしてしまって、上手く充電できない不良品もあるので、フランス旅行前に必ずきちんと差し込め手、充電がしっかりできるか試してみてくださいね。

 

3. ヘアアイロンやドライヤーにご注意!

フランスでは日本から持って来たヘアアイロンやドライヤーは、ほとんどのものが使うことができません。ドライヤーはかなりの電力が必要になることと、ヘアアイロンは温度が変化するので変圧に問題が生じるため、日本の物を使うと故障してしまいます。余程の安宿でない限り、ホテルで備え付けのドライヤーがあるので、日本から持参しなくても大丈夫です。チェーン店のホテルなどは、部屋に備え付けの家具の中にあったりするので、必要な場合にはフロントに聞いてみてください。

どうしても自分のドライヤーやヘアアイロンでないと!という人は、フランス旅行前に必ず海外対応型の物を購入しましょう。フランスは年間を通して、日本よりも驚くぐらい乾燥しているのでドライヤーで乾かさなくても、意外に早く乾きますよ。

 

4. 変圧器や変換プラグはホテルで貸し出しがある場合も

フランスのホテルでは、個人経営でほとんど日本人も来ないような安いところ以外であれば、フロントに申し出れば変圧器や変換プラグを貸し出してくれます。但し、フロントが忙しい場合やフロントの人によっては「ない」と断られて貸してくれないこともあるので、時間帯や状況と、人を見てお願いするのがおすすめです。ホテルによっては、室内のバスルームなどに変圧器が常備されているところもあるので、運次第ともいえるでしょう。

フランス旅行中にホテルで充電しなくてはならない電化製品をいくつもお持ちの場合には、変換プラグを複数個とフランスの3~5個口のタコ足配線コードがあると、充電待ちの時間が短縮できるので便利ですよ。自分が泊まるホテルで貸し出しがあるのか不安な人は、フランス旅行前にメールなどで確認することをおすすめします。

 

5. フランスの無料で充電ができる場所

フランスでお仕事や旅行中に、突然バッテリーがなくなってしまい充電しなくてはならない!という状況に陥った場合には、空港はもちろんのことですが近くにあるバス停をチェックしてみてください。路線バスの標識の横にUSBタイプの差し込み口があるんです!誰かが使用中の場合には、向かい側のバス停に駆け込みましょう。あとは、駅構内にもコンセントの差し込み口があり、地べたに座り込んで充電している人もいます。あちこち見渡せば、かならず充電できるコンセント口があるので、よく探してみてくださいね。

電車で移動する場合には、TGVやTERでは座席の横や出入り口の共有スペースにありますよ。街中のカフェでは充電させてくれる様な所はありませんが、毎日通い続けて顔を覚えてもらえればチャンスはありますよ!

 

まとめ

いかがでしたか?
フランスのコンセントは、Cタイプの変換プラグがひとつあれば、どこでも問題なく充電することが可能です。この変換プラグは、フランスだけでなく他のヨーロッパの国々でも使うことができるので、フランスへ来るなら自分の物を持っていたほうが便利です。また、いちばん安全に充電ができるのはホテルなので、なるべくホテルで充電をして、街中の充電できる場所ではひったくられないように、周囲の人にも気を付けてくださいね。

 

フランスのコンセント事情!旅行前に知っておきたい5つの事!

1. フランスの電圧は220V

2. フランスのコンセントの形は丸型

3. ヘアアイロンやドライヤーにご注意!

4. 変圧器や変換プラグはホテルで貸し出しがある場合も

5. フランスの無料で充電ができる場所

 


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