(Moxieg)
今回はフランス旅行をご予定中のあなたにお得な物価情報をご紹介します。最近では日本でもフランス製品が気軽に購入できるようになりましたが、現地に比べると確かに高額ですよね。ただ、フランスに来ても実は高いままの製品がたくさんあるので注意が必要です。
この記事では、現地に20年住んでいる筆者が、日々の生活で得た物価情報をお伝えしますので、ご家族やお友だちのために安く購入できるものや、逆にこちらで買わない方が良いものなども把握することができますよ。それではご覧ください!
フランスの物価を徹底分析!旅行前に知るべき7つのポイント!
1. タバコには優しくない国です
タバコは普通の紙巻タバコ20本入りが、1箱7ユーロ前後します。日本円に換算して900円少々です。しかも国内のすべての飲食店や屋内施設に喫煙室はありません。加えて、歩きタバコのポイ捨てには罰金がかかります。喫煙習慣のある人やタバコがなくては生きて行けない人は、必ず日本出国前に免税店で購入することをおすすめします。
余談ですが、たばこの自動販売機はフランスにはありませんのでご注意を。
2. ワインは必ず買うべし!
フランスは物価が安いイメージを持つ人もいますよね。確かに食料品に関しては、フランスは農業国で自給自足の国なので、日本よりも確実に物価が安いです。中でも、フランスワインは自分のためにも、お土産にするのにも、絶対おすすめです。
普通のスーパーでも種類が豊富に取り揃えられているので、わざわざワインを買いに専門店に行く必要はありません。安いテーブルワインなら2€程度から見つけることが可能です。地酒ならぬ、地ワインもフランス各地にあるので、お土産に珍しいものをお探しの方におすすめです。
3. 乳製品は注意!チーズは良いけど…
ワインのおつまみになるチーズや、各地方で作られている地チーズなど、とにかく種類が豊富で安いです。ただ、観光客向けのお店やブランド店では、日本と大して変わらない価格で売られているので、現地のスーパーへ行って美味しいものを格安で購入しましょう。
また、さまざまな種類が置いてあるヨーグルトも日本よりもたいへん安いので、連泊する人はまとめ買いしておくのもおすすめです。一方で、今まで店頭に豊富にあったバターが、仕入れ値が高騰したために姿を消しています。日本人観光客が必ずと言って良いほど購入していた「エシレ」バターも、購入不可能なので、お土産宣言は避けた方が無難です。
4. ブランド品も安い!
ブランド物が大好きな人にとっては、フランスの物価は魅力的だと思います。年間を通して、一切バーゲンをしないという高飛車なルイ・ヴィトンでも、日本よりも安く購入することができます。その他数々のブランドは、1月と7月のソルドと呼ばれるバーゲン時期が狙い目です。運が良ければ、欲しいブランド商品が半額で買える場合もあり、日本未発売の色やデザインが、魅力的な物価で手に入るチャンスもあります。ブランド物の店内では、なるべくフランス語を使うのがコツです。
5. マカロンも安くて美味しいものがあります!
日本で買うよりも確実にフランスの物価で安く買えるものに、日本へのお土産として人気が高いマカロンがあります。ラデュレやピエールエルメのマカロンよりも、そこら中にあるフランスのパン屋さんで購入するマカロンがおすすめです。パリ市内だけでなく、地方へ行かれる予定のある方は、是非地元のパン屋さんで売られているマカロンを購入してみてください。有名なお店のものでなくても、お得な物価でフランス菓子の味が楽しめますよ。私の地元では、小さいもので、1つ60サンチームで美味しいマカロンを購入することができちゃいます。
6. 地下鉄・バス・トラム(路面電車)共通チケット
フランスへ旅行に来る場合に、個人旅行であろうとツアーであろうと個人で移動する場合があると思います。その際、移動手段として地下鉄や市内バス、路面電車に乗る人が多いと思いますので、その価格をお伝えします。まず、チケットを自販機で購入する場合は、1.9€になります。もしバスに乗る際に、チケットを自販機で買わず運転手から買う場合は2ユーロです。バスに乗る際、混雑していて買えない時や、目の前にバスがいてチケットを買っているヒマがない人は、運転手からダイレクトに買うと良いでしょう。
フランスでは子供料金の設定がありませんが、10枚セットの「カルネ」は、4歳から9歳までの子供料金で7.45ユーロ、10歳以上の大人料金で14.9€です。期限がないので、10年先でも20年先でも使うことができるので、余分に買っておいても問題ありません。RER線のゾーン1でも使えます。
なお、フランスの移動手段については「パリ観光する時のおすすめ移動手段!旅行前に知るべき7つの事!https://www.spintheearth.net/france-paris-transportation/」にまとめていますので、合わせて読んでおきましょう。
7. レストランでの食事代
フランス旅行中に現地レストランでお食事を楽しみたいという人も多くいますが、バターの値段が急騰したため、バターを使ったお料理が少し高くなっているのが特徴です。
また、食事にかかる平均コストですが、ランチであれば20〜30€で食べられるお店が多いです。一方、ディナーは大体1人50ユーロはかかると思ってください。チェーン店など日本のファミレスのようなお店であれば、もう少し安くすませることができますが、逆に高級レストランの場合には50€以上の御代になるでしょう。
まとめ
いかがでしたか?
フランスの物価が安いとは言っても、個人旅行の際に単独で宿泊する場合の宿泊費には、ある程度のお金を掛けるようにした方が治安の面から無難です。特にパリの18・19・20地区は治安が悪いので、いくら物価が安いからといっても近寄らないようにしてください。
最後に、旅行の荷物を少なくするために、自分の洋服をパリのユニクロで買う人もいると思いますが、日本よりも遥かに物価が高いのでご注意くださいませ。
フランスの物価を徹底分析!旅行前に知るべき7つのポイント!
1. タバコには優しくない国です
2. ワインは必ず買うべし!
3. 乳製品は注意!チーズは良いけど…
4. ブランド品も安い!
5. マカロンも安くて美味しいものがあります!
6. 地下鉄・バス・トラム(路面電車)共通チケット
7. レストランでの食事代