フランスワインの赤・白・泡に合う超おすすめ料理10品!

フランスワインの赤・白・ピンクやスパークリングワインに合うお料理や、各種のワインで割ったカクテルはご存知でしょうか?今回はフランスのワインにおすすめのお料理や、飲み切らずに残ってしまったワインなどで簡単に楽しめるカクテルなどをご紹介します。あなたの好みに合ったお料理やカクテルが見つかると良いですね。

 

フランスワインの赤・白・泡に合う超おすすめ料理10品!

 

1. フランスの赤ワインに合う料理

トリップのトマト煮込み
このお料理はノルマンディー地方の郷土料理です。牛の胃袋尾を煮込んだ臓物料理で、カーンの名物です。トリップとは、牛や羊の消化器系の内臓を全て使用した料理の事です。これは、ノルマンディー地方の名産品であるシードルとカルヴァドスと呼ばれるりんごのお酒で臓物と人参やタマネギ、セロリ、ニンニク、トマトを煮込んだ料理で、果実味があふれるブルゴーニュ産の赤ワインと相性が良いお料理です。意外に臭みなどがないので、臓物料理の苦手な方でも美味しく頂けると思います。

ブフ・ブルギニヨン
このお料理はブルゴーニュ地方に伝わる伝統料理で、牛肉の赤ワイン煮込みです。飲み残しのワインや安ワインで煮込んだ日本で言えばカレーの様なお料理です。各家庭によっても入れる食材や味が異なります。このお料理には同地方の辛口の赤ワインがとても良く合います。お料理自体は長時間煮込んでいるので赤ワインのアルコール分は抜けていますが、食材は味が染み込んで柔らかくなっています。

他にも、イベリコ豚のグリルや鴨肉のグリルなど、肉料理には赤ワインはとても相性が良いです。ランドック地方などのカスレにも合いますし、あなたの好みで意外なものにも合うかも知れません。

 

2. フランスの白ワインに合う料理

白ワインは、あっさりとした口当たりの物が多いので、魚介類のお料理やクセの少ないお料理にとても良く合います。魚介類のお料理の時には、辛口のワインとの相性が良いです。野菜類のお料理の時には、味がまろやかな甘口の物が相性が良いと思います。いくつか相性の良いお料理と白ワインをご紹介しましょう。

ポトフ
このお料理は、フランスの家庭料理で沢山の野菜と肉の塊、香草(ブーケ・ガルニ)を岩塩を使って、塩味で長時間鍋で煮込んだものです。フランスの寒い季節の定番料理です。素材の味とシンプルな塩味のみなので、このお料理にはアルザスの甘みも感じられるけれど酸味がしっかり効いているワインがおススメです。

ムール・フリッツ
このお料理は、ムール貝と香草を白ワインで煮込んだものを揚げたてのフライドポテトと一緒に食べるお料理です。とてもシンプルですが非常に美味しいお料理で、夏には定番料理になっています。海の近くの街ナントで作られているミュスカデと呼ばれる辛口の白ワインとの相性が最高です。

他にも、アルザスの郷土料理のシュークルト、シーフードパエリアやブイヤべース、クスクス、ガレットなどと相性が良いですよ。

 

3. フランスのロゼワインに合うお料理

ロゼワインは、ボトルを並べて頂けると簡単にわかるのですが、色の薄いロゼワインから色の濃いものまで様々な種類があります。これは醸造法が異なっている為です。色の薄いものは白ワインに味が近く、色の濃いものは赤ワインに味が近く作られています。よってロゼワインと言うのは、どんなお料理にでも合うワインです。魚料理でも肉料理でもあわせられて、赤ワインの様に渋みがないので赤は苦手と言う方でも肉料理と共に美味しく頂けます。料理と合わせるロゼワインは辛口がおススメです。筆者も赤ワインよりもロゼワインの方が好きで肉料理には必ずロゼを選びます。フランス人が好んで合わせるお料理をご紹介しましょう。

サンドイッチ
中華料理
プロヴァンス料理
エスニック料理
和食

オリーブオイルや香草、スパイス、ニンニクを使ったお料理にも良く合いますよ。

 

4. スパークリングワインに合う料理

スパークリングワインはシャンパンと同じ製法を用いて作られた発泡性のワインです。甘口・中甘口・中辛口・辛口・極辛口と味に種類があります。弱発泡性と強発泡性の2種類があります。弱発泡性のものは炭酸飲料で言うところの微炭酸で、泡の存在が邪魔にならずにお料理の味が楽しめます。強発泡性の物は通常の発泡量です。スパークリングワインには2種類の色がありますから、お好みの味でお楽しみください。また。食前酒としても楽しめますよ。飲む前に、しっかり冷やして味を立たせてから飲みましょう。

パスタ
シチュー
リエット
オムレツ
サラダ・ニソワーズ

余談ですが、スパークリングワインやシャンパンは好きだけれど、栓を抜くのおが苦手と言う方におススメの開け方をご紹介しましょう。まず最初に便を斜め45度に傾けて下さい。瓶をしっかり固定してから、栓をしっかりひねりながら、ゆっくり開けます。ポン!と言う激しい音がしますが動じずに、瓶はそのまま斜めに傾けて煙が出なくなるまで少々そのままの状態で待ちます。瓶から煙が出なくなったら静かにボトルを立てて下さい。中身が吹き出したりする事もなく見た目も綺麗に開けられますよ。

 

5. シャンパンに合う料理

シャンパンはフランスのシャンパーニュ地方で、この地域の特定のブドウの品種だけを使用して厳しい既定の製法を用いて作られており、瓶の中で2次発酵が行われています。スパークリングワイン同様に味に種類がありますが、お値段はシャンパンの方が高いです。こちらも、甘口から極辛口まであり、合うお料理はスパークリングワインと変化はありません。ですが、シャンパンは実は甘い物にも意外に良く合うんです。甘〜いケーキやチョコレート、果物などに相性がピッタリです。果物はイチゴやブドウがおススメです。デザートの時に飲まれる事も多く、大人のお誕生会の時にはケーキとシャンパンは必ずと言って良い程セットです。他にも、チーズやナッツにも合います。

 

6. 赤ワインを使ったカクテル

おうちで簡単に作れる赤ワインを使ったカクテルをご紹介します。高いワインでなくても、ミニボトルのワインでも混ぜるだけで手軽に楽しめます。もし赤ワインが残ったり、ワインだけでは苦手な方でも美味しく飲めるものばかりなので試してみて下さいね。

「キティ」
赤ワインとジンジャーエールを同量で混ぜ合わせるだけで簡単に作れます。

「カリモーチョ」
赤ワインとコーラを同量で混ぜ合わせるだけです。お酒の苦手な女性にも飲みやすいカクテルです。

「カーディナル」
カシスリキュール2に対して赤ワイン8で割ります。温かくても冷たくても美味しいです。フランスの寒い時期の定番です。

「グロッグ」
こちらはカクテルと言うよりも、フランスでは風邪の引き初めによく飲まれる「民間療法」の様なものです。温かい赤ワイン、もしくは普通の赤ワインにお湯をワインよりも若干多めに加えて、レモン汁とハチミツを加えて飲まれています。体がポカポカしてとても温まります。フランスでは、バーやカフェでも飲めます。

 

7. 白ワインを使ったカクテル

「キール」
カシスリキュール2に対して、よく冷やした白ワイン8で割ります。カシスリキュールの量を調節してあなた好みの味に変える事も可能です。リキュールの量を少なくすれば辛口になりますし、多くすれば甘口になります。

「スプリッツァー」
白ワインとソーダ水を同量で割ります。ソーダ水の調節であなた好みの味にして下さい。ワインとソーダ水を混ぜる時には炭酸が飛んでしまわない様に、軽くかき混ぜる程度にしましょう。中に大きめの氷を入れても美味しいですよ。

「キティ・白」
白ワインとジンジャーエールを同量で混ぜ合わせるだけで簡単に作れます。輪切りのレモンか、レモン汁をダイレクトに加えると更に味がスッキリして美味しさがアップします。

「ビア・スプリッツァー」
白ワインとビールを同量で混ぜ合わせたカクテルです。アルコール度数は少々高めですが、スッキリ感がクセになる大人のカクテルです。甘い味のお好きな方には、甘めの白ワインをおすすめします。ビールは冷蔵庫で思いっきり冷たく冷やして、ワインは常温でかまいません。かき混ぜる時には軽く泡が飛ばない様に気を付けましょう。ビールでなくて発泡酒でも同じく出来ます。

 

8. ロゼワインを使ったカクテル

「ワインクーラー」
ロゼワインと、オレンジジュース、グルナディンシロップ、ホワイトキュラソーをクラッシュアイスの詰ったグラスに混ぜ合わせるだけの簡単なカクテルです。ロゼワイン3に対してオレンジジュースが半量程度に、グルナディンシロップとホワイトキュラソーを更にその半量程度加えてかき混ぜます。色も綺麗で、ジュースの様に軽い味なのでお酒が苦手な方にも喜んで頂けると思います。

「アフロディテ」
ロゼワインと、その半量のフランボワーズシロップとホワイトキュラソー、ライムジュースをホワイトキュラソーの半量程度入れて混ぜ合わせます。女性に喜ばれそうなフランボワーズ(ラズベリー)の味が強いカクテルです。アフロディテとは、愛と美の女神と言う意味があるそうです。

「ターキッシュハーレムクーラー」
同量のロゼワインとトニックウォーターを混ぜ合わせるだけの簡単なカクテルです。お好みによってスライスしたレモンを加えて下さい。男性が好きそうなサッパリした飲み心地です。気分転換にスッキリしたい時などにもおススメです。

 

9. スパークリングワインを使ったカクテル

「ミモザ」
スパークリングワインとオレンジジュースを同等の量で混ぜ合わせただけのお手軽なカクテルです。見た目の色がミモザの花の色に似ている事から「ミモザ」と呼ばれているそうです。

「ポムロワイヤル」
りんごから作られているブランデー「カルヴァドス」とスパークリングワインを1対3で混ぜ合わせただけのカクテルです。アルコール度数は高めです。

「アプリコットロワイヤル」
アプリコットリキュール1に対してスパークリングワイン4を混ぜ合わせただけの簡単なカクテルです。アプリコットの香りで甘い気分になれますよ。アルコール度数は少々高めになっています。

「ルビーモスカート」
カンパリ1に対してスパークリングワイン4を混ぜ合わせただけの簡単なカクテルです。赤い色が可愛いので女性に喜ばれると思います。

 

10. 赤ワインのイチゴ漬け

フランスの一般家庭で、夏のイチゴが沢山摂れる時期によく作られている大人のデザートです。イチゴは形が変でも、見た目が良くなくても一切かまいません。痛んだところを削り取って形がバラバラになっていても問題ありません。沢山のイチゴを、赤ワインと水を同量混ぜ合わせたものの中に砂糖を加えて甘くします。砂糖の量はお好みでかまいませんが少し甘めにした方がデザートとして美味しいと思います。この中にイチゴを入れて、少々かき混ぜて冷蔵庫で冷やします。数時間冷やしてイチゴもワインも冷たくなった頃が食べごろです。伊藤川が沢山手に入る時期に作ってみて下さい。美味しいですよ。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか?
ワインに合うお料理とワインを使ったカクテルをご紹介させて頂きました。あなたの好きなワインで相性のいいお料理を探すのも楽しいと思います。また余ったワインと合わせて好みのカクテルを作り出すのも楽しいと思います。ワインは、これと合わせなくてはいけないと言う決まりのない飲み物ですので、色々と楽しんでみて下さいね。今回ご紹介した「フランスワインの赤・白・泡に合う超おすすめ料理10品!」があなたのお役に立てることを願っています。

 

フランスワインの赤・白・泡に合う超おすすめ料理10品!

1. フランスの赤ワインに合う料理
2. フランスの白ワインに合う料理
3. フランスのロゼワインに合うお料理
4. スパークリングワインに合う料理
5. シャンパンに合う料理
6. 赤ワインを使ったカクテル
7. 白ワインを使ったカクテル
8. ロゼワインを使ったカクテル
9. スパークリングワインを使ったカクテル
10. 赤ワインのイチゴ漬け


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