ギリシャで英語は通じる?旅行前に知るべき7つのポイント

英語圏以外の国に旅行に行く際には、英語がどのぐらい通じるかは下調べしておきたいところです。ギリシャの公用語はもちろんギリシャ語です。しかし学校でしっかり教育を受けていますので、英語は通じます。観光業に携わる場合英語スキルは必要不可欠ですし、日本よりも何かと英語を見聞きする機会が多いので自然と身についているようです。そこで今回は、ギリシャで英語はどのぐらい通じるか、そして英語サポートはどのぐらい充実しているかをご紹介します。

 

ギリシャで英語は通じる?旅行前に知るべき7つのポイント

 

1. ギリシャで英語は通じる?

観光の国ギリシャですから英語はもちろん通じます。飲食店、衣服屋、ツアーガイド、フェリーやホテルも必ず英語で対応できる人たちが働いています。英語のほかにもドイツ語やフランス語、ロシア語まで話すスタッフがいることも普通です。観光客慣れしているため、カタコトの英語でも通じるのは助かります。

 

2. 標識もサインも英語

道路標識の地名は田舎でもアルファベット表記がされています。通りの名前も大体の場合片側にはギリシャ語で、逆側にはアルファベットで書かれています。観光地などのサインも英語です。ATMで現金を引き出す時も英語の画面が出てきますので安心です。ホテルでもすべてのパンフレットは英語版があります。とは言ってもギリシャ語が読めればより確実な場合もあります。Είσοδος/イソドス(入口)とΈξοδος/エクソドス(出口)くらいは覚えておくと役に立つでしょう。

 

3. レストランでは英語で大丈夫?

どのレストランでも英語のメニューがあります。ただその英語が正しいとは限りません。田舎では特にそうです。ギリシャ近海にしかいない魚の名前などは間違っていたり表記されていないことがほとんどです。魚をオーダーしたい場合は実際に魚を見せてもらいましょう。また、まれに吹き出してしまうような間違えもあります。例えばフルーツポンチ。英語でFruit punchですが、いったんギリシャアルファベットに書き直したものをまたローマ字表記に書き換えるとFruit pants、フルーツパンツになってしまうのです!でもここは笑ってご愛嬌。都市のレストランのメニューはちゃんとした英語ですし、スタッフも英語は話せます。

 

4. 英語が通じない場所は?

ギリシャ観光となれば、せっかくですから島や地方まで足を延ばしたいものです。観光客のほとんど行かない田舎では英語が通じない場合もあります。お年寄りは特にそうです。筆者は田舎の島に住んでいますが、島に唯一の警察官が英語が話せないのには少し疑問を感じます。しかしここはおせっかいなギリシャ人、きっと英語が話せる知り合いを連れてきて助けてくれるはずです。都市のホテルでもクリーニングスタッフなどは英語が話せない場合がありますので、用がある際にはフロントに声をかけたほうが確実です。

 

5. 覚えておくと便利なギリシャ語

Εχετε~;/エヘテ~?「~はありますか?」
メニューに書かれていても隣に値段が書いていなかったら置いていないことを意味します。食べたいものがあったらこうして聞くのが確実です。食べ物以外にも欲しいものがあるかを聞くときはすべてこれで通用します。

Μιλάτε αγγλικά;/ミラテ・アグリカ?「英語は話しますか?」
相手が英語の分かる人でも、ギリシャ語で切りだすほうが好感を持ってもらえるでしょう。ギリシャ語が話せません、と言いたいときはΔεν μιλάω ελλινικά/デン・ミラオ・エリニカと言います。

Πού είναι~;/プ・イネ~?「~はどこですか?」
ギリシャ語で質問しても返事がギリシャ語では余計に困ってしまうので基本的にΝαι/ネ(はい), Όχι/オヒ(いいえ)で答えられない質問はしないほうが無難ですが、親切な人は目的地やバス乗り場まで付き添ってくれたりしてくれるでしょう。また地図を持っていれば地図で目的地を示してくれるので持っていると助かります。

Θέλω~./セロ~.「~が欲しいです。」
「~はいりません」という場合はΔεν θέλω/デン・セロと言います。

Εχασα ~./エハサ~.「~をなくしました。」
万が一のトラブルの際に覚えておくと便利です。

 

6. 英語は本当に通じるのか?体験談

前述のとおり、ギリシャ人の多くは英語が話せます。しかし逆にギリシャに来る人も様々、英語を話さない観光客もたくさんいます。こういったシチュエーションは観光に携わるギリシャ人にはおてのもの。恥ずかしがらずに手振り身振りで伝えればほとんどの場合伝わります。筆者は飲食業に携わる仕事をしていますが、英語を話さない人と体を使いながら話すこともしばしば。鶏肉を「コケコッコー」と鶏の真似をして伝えたり、野菜の絵を描いて意思疎通を図るなんてことも日常です。

また近所のベーカリーでこんなこともありました。ギリシャは様々なパイが有名でその多くに色々な種類のチーズが入っています。売り手のおばさんは英語が苦手なため、外国人客が「これは何?」と聞いてもすべて「チーズパイ」で乗り切っていました。その場に居合わせたので助けましたが、これはギリシャではよくあること。店の人が話せなくてもその場に居合わせた人が助けてくれる、ギリシャでは皆親切です。

 

7. あると便利なものって?

ホテル内にある屋外プールなどは蚊の繁殖には格好です。顔中を蚊に刺された子供を見ると心が痛みます。コンセントに差し込む型の蚊よけを置いている親切なホテルもありますが、念のため買うと安心です。スーパーや売店ですぐに変えます。塗るタイプも携帯しましょう。カフェやレストランはwi-fiが大変普及していますので、スマホやタブレットがあるとちょこちょこと情報を調べられたりして便利です。

 

まとめ

いかがでしたか?
基本的に英語は通じるものと考えていいと思います。多少言葉が通じなくても身振り手振りで話すもの旅の醍醐味です。ギリシャは本当に皆親切ですので、安心してギリシャ旅行を楽しんでください!

 

ギリシャで英語は通じる?旅行前に知るべき7つのポイント

1. ギリシャで英語は通じる?
2. 標識もサインも英語
3. レストランでは英語で大丈夫?
4. 英語が通じない場所は?
5. 覚えておくと便利なギリシャ語
6. 英語は本当に通じるのか?体験談
7. あると便利なものって?

 


あなたにおすすめの記事!