痛い痛いの飛んでけ!お大事に!など相手を気遣うイタリア語10選!

痛い痛いの飛んでけ!お大事に!など相手を気遣うイタリア語10選!

(Alessandro Palmieri)

「痛いの痛いの飛んでけ」「お大事に」など、相手を心配したり気遣ったりする時にイタリア語で一言声をかけたいと思うことってよくありますよね。でも、どう言うか悩んでる間にタイミングを逃してしまうこともあると思います。イタリア語にも場面ごとで決まったフレーズがありますので覚えておくと便利ですよね。

そこで今回は、現地在住の筆者が、イタリア人が相手を気遣うときに使うフレーズをご紹介します。

 

痛い痛いの飛んでけ!お大事に!など相手を気遣うイタリア語10選!

 

1. non è nulla non è nulla / ノネ ヌッラ ノネ ヌッラ / 痛い痛いの飛んでけ

ノネ ヌッラは、直訳すると「何でもない」という意味で、「大丈夫よ。大したことないよ」という言葉です。「ノネ ヌッラ ノネ ヌッラ」と繰り返すことで、お母さんが子供に「大丈夫、大丈夫、大したことないよ」というような時に使います。

 

2. buona guarigione / ブオナ グアリジョーネ / お大事に

「ブオナ」は「良い」、「グアリジョーネ」は回復や治癒という意味です。「ブオナ グアリジョーネ」で「お大事に」という時に使います。丁寧な言葉なので、目上の人にも使えます。親しい友人間では「rimettiti presto / リメッティティ プレスト」(早く治してね)、「riguardati / リグアルダティ」(健康に気をつけてね)というような言葉がよく使われます。

 

3. buongiorno, tutto bene? / ブオンジョルノ トゥット ベーネ? / お疲れ様です

「お疲れ様です」に代わる言葉はないのですが、友人知人でもビジネスでも使われる挨拶の言葉が「ブオンジョルノ トゥット ベーネ? 」です。「こんにちは。元気ですか?順調ですか?(問題なく全てOK?)」という言葉です。また「buongiorno come va? / ブオンジョルノ コメ ヴァ?」もよく使われます。相手からこれらの言葉を言われた時は「tutto bene / トゥット ベーネ」(順調です。元気です)と返します。

なお、お疲れ様ですなどビジネスで役立つフレーズを「お疲れ様です等ビジネスで使える超便利イタリア語10フレーズ!」にまとめましたので、ぜひチェックしてみてください。

 

4. salute! / サルーテ / (くしゃみをした相手に)大丈夫?※英語で言う「bless you」

イタリアでは近くの人がくしゃみをした時は、必ず「サルーテ」と声をかけます。ちなみに「サルーテ」は「健康」という意味の単語です。また自分が「サルーテ」と言われたら、「grazie / グラッツィエ」と返しましょう。

 

5. tutto bene? / トゥットベーネ? / 大丈夫ですか?

イタリア語の「大丈夫(トゥットベーネ)」は、色々な場面で使われます。日本語の「大丈夫」同様、相手の無事や安否を尋ねる場面、さらに挨拶時の「元気?」に代わる言葉としても使われます。ただし「参加できますか?大丈夫ですか?」「持ってきてもらえますか?大丈夫ですか?」のように、日本語で可能かどうかを尋ねる場面では「トゥットベーネ?」は使えませんので注意してください。

 

6. condoglianze / コンドリアンツェ / お悔やみ申し上げます

日本語の「お悔やみ申し上げます 」は「コンドリアンツェ」と言います。また、より丁寧な言い方に「sentite condoglianze / センティーテ コンドリアンツェ」があります。なお、イタリアのお葬式事情については「イタリアの葬式・葬儀にまつわる6つの豆知識!」に詳しく解説していますので、合わせて読んでみてください。

 

7. rimettiti presto in forma / リメッティティ プレスト イン フォルマ / すぐ良くなるといいね

「リメッティティ プレスト イン フォルマ」は「早くよくなってね」と言う時に使います。また「speriamo che tu guarisca presto / スペリアーモ ケ トゥ グアリスカ プレスト」(あなたが早く治るように祈りましょう)という表現も使えます。

 

8. forza / フォルツァ / 頑張ってください

試験などに挑む人に向かっては「forza / フォルツァ」(力)や「coraggio / コラッジョ」(勇気)などと言って励まし、運動選手などに向かっても「フォルツァ」と声をかけます。仕事を頑張ってねっと言う時は「buon lavoro / ブオン ラヴォーロ」(良い仕事を)、また大事なプレゼンや会議を控えている人への「頑張って」は「buona fortuna / ブオナ フォルトゥーナ」(英語のグッドラックに当たる言葉)を使います。

また、イタリア語の励ますフレーズは「イタリア人大好き!友達を励ますとき役立つイタリア語15選!」に特集していますので、ぜひ一読してみてください!

 

9. grazie / グラッツィエ / いつもご苦労様です

配達の人などへ向けて使う「ご苦労様です」は単純に「グラッツィエ(ありがとう)」です。会社のボスが部下を労う「お疲れさん」には「grazie per il suo impegno / グラッツィエ ペル イル スオ インペーニョ」などが使えます。

 

10. fai attenzione, a dopo / ファイ アッテンツィオーネ、ア ドポ / 気をつけて帰ってね(こっちに来てね)

「ファイ アッテンツィオーネ」は「気をつけてね」、「ア ドポ」は「また後で」と言う意味で、どちらもとてもよく使う表現です。相手が複数の場合は「fai / ファイ」が「fate / ファーテ」に変わります。また、遠くから帰ってくる場合は「また後で」の代わりに「buon viaggio / ブオン ヴィアッジョ」(良い旅を)を使うといいでしょう。

 

まとめ

いかがでしたか?
思ったことはすぐに口にするタイプのイタリア人。イタリア人には少しぐらい間違えてもいいので、知っている単語を駆使してどんどん話しかけてみることが大切です。たとえ一言でも、通じたら相手との距離がずっと近くなるはずですよ。

 

痛い痛いの飛んでけ!お大事に!など相手を気遣うイタリア語10選!

1. non è nulla non è nulla / ノネ ヌッラ ノネ ヌッラ
痛い痛いの飛んでけ

2. buona guarigione / ブオナ グアリジョーネ
お大事に

3. buongiorno, tutto bene? / ブオンジョルノ トゥット ベーネ?
お疲れ様です

4. salute! / サルーテ
(くしゃみをした相手に)大丈夫?※英語で言う「bless you」

5. tutto bene? / トゥットベーネ?
大丈夫ですか?

6. condoglianze / コンドリアンツェ
お悔やみ申し上げます

7. rimettiti presto in forma / リメッティティ プレスト イン フォルマ
すぐ良くなるといいね

8. forza / フォルツァ
頑張ってください

9. grazie / グラッツィエ
いつもご苦労様です

10. fai attenzione, a dopo / ファイ アッテンツィオーネ、ア ドポ
気をつけて帰ってね(こっちに来てね)

 


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