現地で絶対食べたいおすすめヨルダン料理15選！

海外旅行をする中で、最も大きな楽しみの一つと言えば料理ですね。これからヨルダン旅行に行く人の中には「ヨルダンの料理ってどんな感じなんだろう？」「美味しいのかな？」などと思っている人も多いのではないでしょうか。日本人には馴染みが少ないので、想像がしにくいかもしれません。

筆者は2年間ヨルダンに在住していたことがあり、美味しいヨルダンの料理をたくさん食べてきました。そこで今回は、現地で絶対に食べてほしいおすすめのヨルダン料理をご紹介します。

現地で絶対食べたいおすすめヨルダン料理15選！

1. ヨルダン唯一の伝統料理！Mansaf / マンサフ

実はヨルダンの伝統料理はマンサフしかありません。マンサフ以外のヨルダン国内で食べられている料理は、周辺のアラブ諸国から入ってきたものばかりです。

ジャミードと呼ばれる羊の乾燥ヨーグルトに数種類のスパイスを加えて、羊の肉をコトコトと煮込みます。ご飯の上に煮込んだ羊肉を豪快に置いて、ジャミードをかけて食べます。ジャミードの甘酸っぱさと羊肉の独特の香りがクセになる味です。

マンサフはベドウィンと呼ばれる遊牧民たちの料理。現在ヨルダンの各家庭ではお客さんを招いた時や誕生日など、特別な時に食べられるおもてなし料理となっています。

なお、誕生日でお祝いされたらぜひアラビア語で「ありがとう」と伝えてあげてください。以下の記事に色々な言い回しを集めましたので、是非チェックしてみてください。

アラビア語のありがとう！感謝を伝える15フレーズ！

アラビア語圏のヨルダンを観光すると、レストランやショップ、観光スポットなど様々な場面で、アラビア語で「ありがとう」と伝えたくなります。そこで今回は、ヨルダンに在住経験がある筆者がアラビア語で感謝を伝えるフレーズを紹介します。

2. 鍋をひっくり返す！Maqluba / マクルーバ

マンサフと並んでヨルダン人の間で人気を二分しているのが、マクルーバです。

マクルーバとはアラビア語で「ひっくり返った」という意味のこと。大きな鍋に鶏肉や牛肉、ご飯、ナスやカリフラワー、ジャガイモなどを順に重ねていきます。スープを入れて炊き込み、皿にひっくり返すと完成です。チキンスープやスパイス類が香ばしく、肉はホロホロと口の中でほどける位の柔らかさです。

そのまま食べても美味しいですが、ヨーグルトを添えて食べてみましょう。ヨーグルトのまろやかさが良く合いますよ。

なお、おいしい料理に出会ったらぜひアラビア語で「おいしい」と伝えてあげてください。以下の記事でアラブ語のおいしいの言い方を特集していますので、旅行前に読んでおくことをおすすめします。

アラビア語でおいしい！レストランでそのまま使える20フレーズ！

ヨルダンにはおいしいアラブ料理がたくさんあります。おいしいアラブ料理を食べた後に、アラビア語で「おいしい」と伝えられると嬉しいですよね。そこで今回はヨルダン滞在経験がある筆者が、レストランで役立つアラビア語のフレーズをご紹介します。

3. 地中で蒸し焼きにする！Zarb / ザルブ

ザルブはベドウィンの伝統料理。ワディラムツアーでキャンプ宿泊をすると、夕食にふるまわれることが多いです。大きなプレートに羊肉か鶏肉、ジャガイモ、タマネギ、トマト、ズッキーニなどをきれいに並べて、地中で蒸し焼きにして作られます。

じっくりと時間をかけて蒸し焼きにするので肉は柔らかく、野菜類は甘みが増して美味しいです。あっさりとした味付けなので、たくさん食べることができますよ。

4. ヒヨコ豆のコロッケ！Falafel / ファラーフェル

ファラーフェルは最もポピュラーなファストフードの一つ。あちこちのファストフード店で販売されているので、気軽に購入することができます。すりつぶしたヒヨコ豆にスパイスで味付けをして、油でカラッと揚げたアラブ風コロッケです。お好みでレモンを絞って食べましょう。野菜やマヨネーズと一緒にサンドイッチとして食べるのもおすすめです。

アンマンのダウンタウンにある「ハーシェムレストラン」が、美味しいファラーフェルで有名です。スタッフは外国人慣れしているので、簡単に注文することができます。

5. 肉汁たっぷりのサンドイッチ！Shawarma / シャワルマ

ファラーフェルと同様に、定番ファストフードの一つです。グリルした牛肉や鶏肉をそぎ切りにして、トマトやピクルスと一緒にパンで巻いたサンドイッチです。安くてボリュームがあります。

アンマンの第2サークルにある「リーム」はシャワルマの名店。他の店より値段は高めですが、味は間違いなく美味しいです。

6. ジューシーなアラブ風ハンバーグ！Kofta / コフタ

コフタは羊肉をベースにしたアラブ風ハンバーグです。みじん切りにしたタマネギやニンニク、スパイスを混ぜた羊のひき肉を油でじっくりと焼き上げます。

肉を一口噛むと、中からジューシーな肉汁が飛び出してきます。お店によってはタヒーネと呼ばれる白ゴマペーストで煮込まれたコフタもあり、白ゴマのこってりとした風味と良く合う一品です。

7. カリカリのアラブ風ピザ！Arais / アライス

タマネギやスパイス類で味付けしたひき肉を、アラブ風の薄い形のパンで包んで焼いたものです。スパイスが効いたひき肉が、パンが持つ自然の甘さにマッチします。カリカリとした食感が特徴的で、まさにアラブ風ピザといったところでしょうか。

8. 栄養満点の定番朝食！Hummus / ホンモス

ホンモスはヒヨコ豆のペーストにタヒーネ、塩、レモン汁などを混ぜたものです。食べる直前にオリーブオイルとパセリをかけて、アラブ風パンですくって食べます。

濃厚な食感のヒヨコ豆ペーストと、オリーブオイルの香りが抜群の相性です。栄養価が高く、多くのヨルダン人が朝食に食べています。

9. ニンニクの香りが引き立つ！Foul / フール

フールとはアラビア語でソラ豆のことを指します。水に戻した感想ソラ豆をニンニクや塩、レモン汁、オリーブオイルで煮込んだ料理です。ホンモスと同様にアラブ風パンですくって食べる、定番朝食の一つ。ニンニクの香りが食欲をそそります。

10. 酸味が特徴のブドウの葉！Waraq Enab / ワラクイナブ

米とイタリアンパセリ、スパイス類と塩漬けにしたブドウの葉で巻いたものです。ひき肉を混ぜることもあります。塩漬けにされたブドウの葉は酸味があり、ヨルダンでは春の時期に良く食べられます。

各家庭でブドウの葉を採取して作るのが一般的です。スーパーでは缶詰として販売されているので、旅行者でも気軽に食べることができますよ。

11. ナスの保存食！Makdous / マクドゥース

切り目を入れたナスの中にニンニやクルミ、パプリカ、唐辛子などを入れます。オリーブオイルに漬けて数日間置くと完成です。ニンニクの風味がナスに良く染み込んで美味しいですよ。

ヨルダンでは各家庭ごとに味が異なり、保存食として食べられています。スーパーの総菜コーナーでもかならず売られている、人気の一品です。

12. 食感がクセになるサラダ！Tabbouleh / タッブーレ

タッブーレはレバノン発祥のサラダです。イタリアンパセリとトマト、タマネギ、ミントの葉をみじん切りにして、塩とレモン汁、オリーブオイルで味付けをします。

イタリアンパセリの香りとシャキシャキとした食感が美味しい、ヨルダンでも有名な一品です。

13. パンが入ったサラダ！Fattoush / ファットゥーシュ

ファットゥーシュもレバノンが発祥のサラダです。レタスやトマト、キュウリなどの定番野菜に、アラブ風パンのかけらを加えます。オリーブオイルやレモン汁が染み込んだパンは絶品です。タッブーレと同じく、ヨルダンのレストランでは良く食べられています。

14. ヨルダンで一番人気のスイーツ！Kinafeh / キナーフェ

ヨルダン人は甘いものが大好きで、老若男女問わずに良くスイーツを食べています。数多くあるスイーツの中でも人気なのがキナーフェです。セモリナ粉の生地にローズウォーターの香りが付いたチーズをかけたものです。

とろとろのチーズと、こってりした甘みが病みつきになります。お店で注文するとシロップをかけるか聞かれますが、かなり甘いので気を付けてくださいね。

15. モチモチしたチーズが美味しい！Halawat aljibn / ハラワートルジュブン

筆者おすすめのスイーツがハラワートルジュブン。チーズとクリームを生地で包んで、ピスタチオをトッピングしたスイーツです。モチモチとしたチーズの食感と、ほんのりとした甘さが特徴です。シロップが付いてくるので、甘さが足りなければかけてください。

まとめ

いかがでしたか？
ヨルダンで食べられる料理はスパイスを多く使っているのが特徴です。バラエティ豊かな料理はどれも美味しくて、日本人の口にも良く合います。今回紹介した料理を参考にして、ヨルダンで美味しいものをたくさん食べてくださいね。

最後に。ヨルダン旅行に行ったらご家族や会社の同僚にぜひお土産を買ってあげてください。以下の記事におすすめお土産を集めましたので、ぜひ旅行前にチェックしてみてください。

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