メキシコの物価を徹底分析!旅行前に知るべき7つのポイント!

メキシコの物価はどれくらいか、あなたはご存知ですか?メキシコは全体的にみて日本より物価は安いですが、年間インフレ率が3〜4%と高く、年々物価が上昇しています。旅行先の物価相場を事前に知ることができれば、もっと安心して旅行を楽しめますよね。そこで今回は、メキシコの物価について知っておくと役立つ7つのポイントをご紹介します。

 

メキシコの物価を徹底分析!旅行前に知るべき7つのポイント!

 

1. メキシコの通貨は何?

メキシコの通貨は「メキシコペソ」です。ペソの補助単位はCentavo=センタボと言い、1ペソ=100センタボです。紙幣は1000、500、200、100、50、20の6種類が発行されていますが、1000ペソは通常見かけることはありません。硬貨は20、10、5、2、1ペソに加え、50、20、10センタボの8種類です。余談ですが、「$」このマーク、世界で一番初めに使用したのは何とアメリカドルよりも前にメキシコペソだったんですよ。

 

2. 為替レート

メキシコの物価は、日本に比べると全体的に安いですが、その時の為替レートで日本に比べてあまり変わらないか安いのか変わってくるものも多いです。ここ5年のレート推移を見ると一番高い時で1ペソ=8.2円、一番安い時は1ペソ=5.6円と2.5円程の差があり、例えばホテル1泊1000ペソだった場合は、これだけで2500円の差が出ます。レートが良い時に前もって換金出来ればいいのですが、日本の銀行や両替所はレートが悪いので、おすすめ出来ません。現地の両替所かクレジットカードのキャッシングサービスを使用する方がレートが断然良いのでおすすめです。

 

3. 交通

メキシコ国内の交通機関は短距離の移動であれば、日本に比べて格段に安いです。メキシコシティの地下鉄は改札出なければ一律5ペソ、路線バスは都市によって変わりますが大体5、6ペソで乗れます。また、タクシーは日本でも話題の配車サービスUberが使えます。メキシコシティで利用する場合、通常のUberだと基本料金が30ペソ+1分あたり3.5ペソ+1キロあたり8.25ペソ、最低料金は100ペソの設定です。UberXというライドシェアだと、基本料金が7ペソ+1分あたり1.8ペソ+1キロあたり3.1ペソ、最低料金は35ペソとかなりお安くなります。

メキシコの長距離移動は、バスが主流ですが日本人が使うような一等バスだと料金が日本とあまり変わりません。飛行機での移動の場合、大手のアエロメヒコを使うと高く、日本の大手航空会社の早割等を使って購入するくらいの料金になります。ただ、メキシコにもLCCが何社かあり、路線によってはバスよりも安くなりますので、目的地によって上手く利用できるといいですね。

 

4. 宿泊施設

ホテルは、日本と違い1部屋当たりの料金設定になっているので、2名以上で旅行すれば4つ星以上のホテルに泊まっても日本のホテルより安い場合がほとんどです。例えば、メキシコシティの中心レフォルマ通り沿いや人気のポランコ地区辺りでも1泊一部屋2000ペソ以下の4つ星、5つ星ホテルは結構あります。場所にこだわらず、ドミトリーなら1泊200ペソ以下のところもあります。インターネットで宿泊施設の予約をする際には、トラブルを避けるため税金が既に含まれている料金かを前もって確認しましょう。メキシコの消費税は16%と高く税金課金前後で結構な差額が出ます。また、メキシコは危険な地域もありますので、安全面には気を付けた上でホテル選びをしましょう。

 

5. 食事

メキシコ料理と言ったら、まず思い浮かぶのはタコスですよね。でも、メキシコにはもっとたくさんの種類の料理があり毎日違うメニューが楽しめます。実はメキシコ料理は和食よりも前に世界無形文化遺産にも登録されているんですよ。料金は、食事の種類やレストランのランクによってピンキリですが、屋台で食べられるタコスは1個5〜15ペソで、50ペソもあればお腹一杯食べられるでしょう。食堂のような場所であれば、飲み物込で100ペソ〜200ペソ、オシャレなレストランであればもう少し上がって200〜500ペソ、高級エリアになると500ペソ以上かかるところもあります。また、マクドナルド等のファーストフードチェーン店やスターバックス等のコーヒーチェーン店は日本とほぼ値段が変わりません。水や清涼飲料水は、日本より安く、コンビニや商店で6〜8ペソで売っています。

 

6. 高いもの安い物

メキシコは石油産出国の割に、紙やプラスチック製品などの石油製品が高く、日本の100均で売ってそうな品物が何百円もします。また、メキシコは他のラテンアメリカの国に比べて携帯電話やインターネットのサービス等が高いと言われていますが、短期の旅行でしたらこれらのコストは特に問題ありませんね。逆に、安く買えるものは、チアシード、キヌア、ココナッツオイル、アマランサスなどのスーパーフードです。これらの商品を日本で買おうとすると結構なお値段しますよね。メキシコのスーパーでは、日本の1/5程のお値段で購入出来る商品もありますので、お土産にもいいですよね。

 

7. リゾート地の物価

ここまで、メキシコの一般的な物価のお話をしてきましたが、日本人にも大人気のカンクンや、アメリカ人に人気のロスカボス等のリゾート地は、かなり物価が高いです。タクシーやレストランの料金はアメリカ、日本とそれ程変わらないのではないでしょうか。リゾートエリアを出れば安くなりますが、外国人には高くメキシコ人には安い料金にするという場所もあるようです。

 

まとめ

いかがでしたか?
メキシコは、おそらく日本でイメージされているよりも物価は少し高めですが、食事やホテル等はピンからキリまでありますので、バックパックで節約しながら旅行したい人、旅行中ちょっとリッチな気分を味わいたい人、どちらのプランも楽しく過ごせるはずです。カンクンのような世界的ビーチリゾートや、古代遺跡、それにカラフルな民芸品など魅力満載のメキシコ、ご自分のご予算に合わせて楽しい旅行が出来るといいですね。

 

メキシコの物価を徹底分析!旅行前に知るべき7つのポイント!

1. メキシコの通貨は何?
2. 為替レート
3. 交通
4. 宿泊施設
5. 食事
6. 高いもの安い物
7. リゾート地の物価

 


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