ミャンマーの治安は大丈夫?現地で気をつけるべき7つの事!

(James Antrobus)

ミャンマーは信仰心が厚い仏教徒が多く、その教えから現世で功徳を積むと死後の世界で幸せになれると信じられています。ですからミャンマー人は基本的に日本人などの外国人にも優しい人たちです。国の情勢が日本でもニュースになることはありますが、他の国と同じような最低限の危機感をもっていれば、旅行中困ることも少ないはず。

そこで今回は、現地在住の筆者が、あなたの旅を楽しいものにするためにミャンマーの治安に関する注意事項をご紹介します。

 

ミャンマーの治安は大丈夫?現地で気をつけるべき7つの事!

 

1. ミャンマーに到着!空港職員かと思いきや…

ミャンマーに到着しイミグレーションを通り、さぁ荷物を取ろう!とする時は少し注意です。そこで親切に荷物を運んでくれようとするお兄さんが声をかけてきますが、空港職員でないことがあります。日本であれば出口のゲートから手荷物受取所に行くことは不可能ですが、ここは東南アジア。よくわかりませんが入り込んで荷物を運んで金銭を要求される場合があります。

わからない外国人はお金を払ってしまいがちですが、そういったサービスは公的にはありませんので、自分の荷物は自分で持つように、目を離さないようにしましょう。

 

2. ミャンマーのタクシー

ミャンマーのタクシーは交渉制のものがほとんどです。タクシーに乗りたい場合は行き先を告げます。向こうから値段を言われるのでよければ後部座席に乗り込みます。タクシーに乗る時に必ず確認することは、助手席や後部座席の後ろの荷物入れに人が乗っているかどうか。日中であれば一目瞭然ですが、夜はよく見えないことが多いので、必ずチェックして下さい。

タクシーに乗っている間に後部座席から襲われて金品を盗まれたり、暴行される事件がたまにあります。助手席に人が乗っていることは日本では考えられませんが、相乗りしてほしいと言われたり、家族が乗っていることも。トラブルになる可能性があるので、そのようなタクシーには乗らないようにしましょう。

また、外国人はよく値段を吊り上げられるので、目的地までの値段をネットで調べて交渉することをおすすめします。

 

3. ダウンタウンエリアでの注意点

日本人の多くがミャンマーに行く場合は経済の中心地ヤンゴンに行かれると思います。ヤンゴンではダウンタウンエリアに寺院やショッピングモール、ホテルなどもあるので、とても人気があります。

また、ダウンタウンは道路が碁盤の目のようになっていて、通りごとに販売するものが統一されています。住んでいる人も統一されていて、チャイナタウンは中華系の人が、インド街ではインド系の人が住んでいます。道路を歩いているだけでも楽しいスポットですが、夜はあまり歩かない方が無難です。どうしても散策したい場合はミャンマー人のツアーガイドと一緒に行くようにして下さい。

 

4. 人が集まっているところには行かない!

ミャンマーでは時々デモをしている集団を目にします。労働環境の改善や宗教間のことなどが主ですが、暴動になる危険性があるので、近寄らないようにして下さい。デモの集団も外国人が何かアクションを起こさない限り何か危害を及ぼしてくるということはほとんどありません。

またデモによって道路が閉鎖されるということもあります。心配な場合はホテルで聞いてから出かけるようにしましょう。

 

5. ミャンマーで道路を歩くとき

日中はミャンマーでは外国人が歩いても問題ないところがほとんどです。ただ、道路が日本よりも整備されていません。道路に穴が開いていたり、段差の感覚がおかしかったりします。何もなくても転んでしまうような道路と考えて気を付けるようにして下さい。

また、ミャンマーでは野良犬がたくさんいます。ミャンマーでは動物を殺生することを嫌うため、野良犬にも餌をあげます。ですから日本の小型犬とは違い、大きな犬が道路を歩いています。何もしなえれば危険はありませんが、ミャンマーの犬は狂犬病の注射を打っていませんので、夜の繁華街などで犬が暴れていたら、狂犬病にかかった犬の危険があるので、その場から離れて下さい。

 

6. 宗教を理解しよう

ミャンマーの多数は仏教を信仰していますが、イスラム教の人もいますし、キリスト教の人もいます。食べることができる食べ物も違いますし、お祈りのスタイルも違います。日本ではあまり宗教のことを気にする機会はありませんが、外国では宗教によって生活スタイルが違うということを念頭に置いて下さい。

例えば日本人もよく行く寺院では履物や靴下を全て脱いで参拝します。ルールを守らないでミャンマー人とトラブルにならないように注意して下さい。

 

7. 外務省が危険喚起しているところには行かない!

ミャンマーでは国境近くの町や村では日常的に対立が起きています。外務省ではその都度注意喚起をしたり、渡航禁止になるところもあります。最低限のトラブルを回避するためには、そのような場所には近づかないというのが原則です。日本とは違うということを考えて行動しましょう。

 

まとめ

いかがでしたか?
ミャンマーでの治安と注意すべきことをお伝えしました。ミャンマーは決して治安の悪い場所ではありませんが、外国の異なる文化で形成されている国なので、上記のことを常に意識して行動してください。

 

ミャンマーの治安は大丈夫?現地で気をつけるべき7つの事!

1. ミャンマーに到着!空港職員かと思いきや…

2. ミャンマーのタクシー

3. ダウンタウンエリアでの注意点

4. 人が集まっているところには行かない!

5. ミャンマーで道路を歩くとき

6. 宗教を理解しよう

7. 外務省が危険喚起しているところには行かない!

 


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