ネパール人の性格調査!仲良くなる為に必要な7つのコツ

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筆者はネパール在住ですが、ネパール人の多くは親日派です。街の多くの場所で、日本語学校の看板を見かけますし、実際に日本語を話せる人にも時々出会います。ネパール人は、とても友好的で親切,そして楽観的な国民です。

今回は、そんな愛すべきネパール人と仲良くなる為に知っておきたいポイントをご紹介します。

 

ネパール人の性格調査!仲良くなる為に必要な7つのコツ

 

1. 楽観的なネパール人

ネパールは、年中計画停電が行われています。水力発電のため、乾季には1日の半分以上の時間停電するということがごく普通のことです。

また、ネパールではプロパンガスを使用していますが、そのガスがしばらく手に入らなかったり、ガソリンが手に入らないということも度々あります。水も1週間に2〜3時間しか出ない、もしくは数週間出ないという家もあります。

こんな状況、日本では緊急時以外考えられないことですよね。また、実際にそうなったらちょっとしたパニックになってしまいます。

電気がない、ガスがない、ガソリンがない、水がない!そんなとき、ネパール人は怒らずこう言います。

「ネパールはこんなもんよ、心配してもどうにもならないし」
「無いものはないんだからしょうがない」
「工夫して何とかしよう」

…何とも楽観的で忍耐強い国民なのです。

ガスがなければ、薪で調理します。電気がなければ、ロウソクや懐中電灯で過ごします。食器も少ない水で上手に洗うのです。

ネパールで生活するときは、日本での快適な生活は忘れてしまいましょう。ネパール人に倣って、問題が発生してもイライラせず、現地にどっぷり浸かってしまえば、本来の人間らしい生活を体験できるかもしれません。

 

2. ネパール時間に合わせてみよう

ネパール人と待ち合わせをしているとします。5分待っても、10分待っても来ません。電話を掛けてみます。すると、返ってきた返事は

「アウンダイチュ / 向かっています」

というもの。でも実際は、まだ家を出ていないということはよくあることです。ネパール人に、悪気は全くありません。

このようにネパール人の時間はゆっくり流れています。良い意味でも、悪い意味でもせかせかしていないのです。

お店に何かを注文しても、明日来なさいと言われます。次の日行ってみるとさらに、明日来なさいと。予定が狂ってしまいますよね。でも、これがネパール時間なのです。こんなことにイライラしていては、ネパールでは生きていけません。

あなたも是非心と時間に余裕を持って、ネパールでの時間を過ごしてくださいね。

なお、ネパールで現地の人と話すとき、英語が通じるかは気になりますよね。以下の記事で詳しく解説していますので、旅行前に一読しておくことをおすすめします。

ネパールで英語は通じる?旅行前に知るべき6つのポイント
ご存知のようにネパールでは、主にネパール語を用います。ネパール語なんて知らない、どうやってコミュニケーションを取ったらいいの?と不安に思う方も多いかもしれません。でも、それほど心配は必要ありません。実はネパールでは、多くの場所でネパール語が通じるんです。今回は、そんなネパールの英語事情をご紹介します。

 

3. 一緒にチヤ(紅茶)を飲もう

ネパール人にとって、チヤを飲みことは欠かせない日課です。日課というか、1日に何杯もあま~いミルクティやブラックティを飲みます。家庭だけでなく、お店や会社にもチヤタイムがあり、チヤが運ばれてきたら、仕事の途中でもお客さんがいても、手を止めてチヤを飲むのが普通です。そのくらい大切な文化の1つです。

ネパール人は、ちょっと話が弾むと初めて会った人にも「一緒にお茶しよう」と誘ってくれます。そんなときは、まずは一緒にチヤを飲んでみましょう。舌が痺れるくらいとっても甘いチヤを出されるときもありますが、それは「歓迎のしるし」ですので、出来るだけ残さず感謝して頂きましょう。

 

4. 食事は1日2回?

ネパールの食事は、厳密には朝と晩の1日2回です。1日3食が基本の日本人からすると、それでは体が持たないと思いますよね。でもそんな心配は不要です。

ご飯は1日2回ですが、それ以外にカジャというものを食べます。つまりおやつです。でも、そのカジャがすごい。日本でいうところの、焼きそば、チャーハン、餃子、食パンなどはすべてご飯ではなくカジャと呼ばれます。そう考えると、日本人的には1日3,4食分食べていると言ってもいいでしょう。

ネパール人が、カジャを食べに来てねと呼んでくれる時には、少しお腹を空かせて行くことをおすすめします。お茶とクッキーくらいなんて思っていると、ほぼ通常のご飯と変わらないようなものが出てくる時もあります。

また、ネパール人は誰かを呼ぶときには食べきれないくらい料理を作って歓迎してくれます。少ししか食べないと「美味しくないのかな」と、本気でがっかりします。おかわりを何回かするくらいじゃないと、本当に美味しいと思っていても信じてもらえません。

そこで、一工夫。
最初は少なくお皿に盛ってもらいましょう。そしておかわりをするのです。おかわりをすれば、あんまりたくさん食べなくても何とかごまかせるかも。根本的に、ネパール人と日本人の食べる量は全然違います。ネパール人と同じくらい食べるのは、最初は特に難しいので、ちょっと工夫しましょうね。

なお、美味しいネパール料理は以下にまとめていますので、こちらもぜひ一読ください。

現地で絶対食べたいおすすめネパール料理10選!
ネパールで賑やかな通りを歩いていると、どこからともなく漂ってくるネパール料理の香り。その食欲をそそるスパイスの匂いと、実際に作っている光景を目にすると、一口味わってみたくてついつい足を止めてしまいますよね。ネパール料理は日本進出も著しく、着実に認知度が上がってきています。一体どんな料理があるのでしょうか。

 

5. 首を横に振る意味は?

ネパール人と話をしたり、お店で料理を注文したりするとき、首を横に振られることがあります。日本ではもちろん、首を振ったら「いいえ」の意味ですよね。首を振られると、私の言っていることが分からなかったのかな、ダメっていうことなのかなと、心配になりますよね。

でも、ここネパールでは、首を横に振るのは「OK」を意味します。これもネパールの面白い習慣のひとつです。最初は慣れないかもしれませんが、ネパールで過ごしていると、いつの間にかあなたも首を横に振るのが普通になるでしょう。

でも、ついつい習慣になって日本でも同じことをすると、感じの悪い人になってしまうので気をつけましょうね。

 

6. 地図が苦手なネパール人

新しい土地に行くと、道に迷ってしまうことがあります。地図を見てもなかなかたどり着けないなんてことも。

そんなとき、ネパールではちょっと地図を片手にキョロキョロしてみてください。こちらから声を掛けなくても、ネパール人の方から声を掛けてくれるでしょう。

ただ、難点は多くのネパール人が地図を読むのが苦手ということ。これはタクシーの運転手も例外ではありません。タクシーの運転手に地図を見せてここに連れて行ってと言っても、たどり着くのは難しいでしょう。本当は場所を知らないのに、お金を稼ぎたくて「その場所知ってるから乗れ」という人もいるので要注意です。

有名な場所であればほぼ大丈夫ですが、あまり知られていないところに行く時には、よく確認してから乗るようにしましょう。

 

7. 男同士でも手をつなごう

日本では、カップルや幼い子供たちが手をつなぎますよね。でもネパールでは、カップルではなく男同士でも手をつなぐんです。いやらしい意味は全くなく、むしろ親愛の情を表す方法です。

最近は少しずつ変わりつつありますが、ネパールでは男同士で手をつなぐことよりも、カップルが手をつなぐことの方が恥ずかしいと考えられています。初めて手を繋いでいる大の大人、しかも男性を見るとついつい二度見してしまいます。でも、男性の皆さん、ネパール人と仲良くなったら遠慮なく手をつないでみましょう。

 

まとめ

いかがでしたか?
普段、全く違う文化の中で暮らしている者同士ですが、ネパール人の性格や文化を少し理解するだけで仲良くなれる気がしますよね。

実際ネパール人は、友好的ですのですぐに友達になってくれます。話しかけられることも嫌がりませんので,積極的に声をかけてみましょう。

最初は様々な違いに少し戸惑うかもしれませんが、ネパールに自分を合わせてネパールの良さを存分に味わってみてくださいね。

 

ネパール人の性格調査!仲良くなる為に必要な7つのコツ

1. 楽観的なネパール人
2. ネパール時間に合わせてみよう
3. 一緒にチヤ(紅茶)を飲もう
4. 食事は1日2回?
5. 首を横に振る意味は?
6. 地図が苦手なネパール人
7. 男同士でも手をつなごう

 


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