ノルウェーの物価を徹底分析!旅行前に知るべき7つのポイント!

(LiketheGrandCanyon)

ノルウェーは物価が高いことで有名ですが、それでも一度はフィヨルドやオーロラを現地で見てみたいですよね。旅行前に物価事情を知ることで、ノルウェーで買うと高い物や安い物がわかるので、旅の予算が立てやすくなります。そこで今回は、現地在住の筆者が、旅行前に知っておくと役立つノルウェーの物価事情についてご紹介します。

 

ノルウェーの物価を徹底分析!旅行前に知るべき7つのポイント!

 

1. 通貨について

ノルウェーの通貨はNorwegian Kroner(ノルウェージャンクローネ)で、略号は”NOK”です。お店などでは”kr”と表示されています。また、補助通貨としてOre(オーレ)があります。kr1=100Oreになります。スーパーマーケットや洋服店、雑貨屋さんなどでは、オーレの表示がありますが、実際に通貨ではやり取りがありません。合計が、kr99.99の場合は、現金ではkr100を請求されます。クレジットカードでの支払いは、kr99.99になります。そして、紙幣は50、100、200、500、1000NOKの5種類、コインは1、5、10、20NOKの5種類があります。ノルウェーはカード社会なので、現金で買い物の際はお釣りが間違っていないか確認しましょう。

 

2. 両替方法

日本での出発空港で両替することが簡単でオススメです。他には、オスロ空港にも両替所があります。街の中では、Posten(郵便局)で両替ができます。ただ、どれくらいの金額が現地で必要か計算することは難しいですよね。日本のクレジットカードで買い物をするとレートは少し上乗せされてしまうので、小さな買い物は現金で、まとまった金額はカードで買う方がいいかと思います。そして、余った現金の両替(NOK⇨JPY)にするにはレート幅が4円ほどあるので、日本円に戻すことはしない方が良さそうです。現金が足りなくてカードを使えるので、いっぱい両替するより足りないくらいの方がいいと思います。再度両替するにしても紙幣のみになります。クレジットカードはVISA, Mastercardはほぼどこのお店でも使えます。

 

3. 全体的な物価について

高いです。ノルウェーはEUに加盟していないので、輸入されるもの全てに関税がかかり、一般消費税(VAT/付加価値税)が食料品は15%、衣料品などは25%、酒税は25%とアルコール度数によって定められた金額が上乗せされます。ただ、値段表記は消費税込みの金額が記載されています。レシートを見たときに、消費税分がいくらかわかります。コンビニよりスーパーマーケットで買い物をした方が断然安く買えます。

 

4. 食事の物価について

例えば500mlのコカコーラを1本スーパーマーケットで買うと、kr26(約350円)で、レストランでコーラを頼むと380mlになりkr43(580円)になります。バーガーキングのハンバガーセットでは、kr149(約2,000円)です。カフェでコーヒー1杯がkr26(約360円)で、カフェラテはkr48(約880円)です。レストランだと、スターターで安くてもkr100(約1,400円)で、メインディッシュになるとkr200(約2,800円)以上になります。ビールは一杯0.45lでkr84(1,200円)くらいが目安です。スーパーマーケットでサラダバーやデリ、サンドウィッチなど取り扱っているお店もあります。

 

5. 交通機関の物価について

これも高いです。ただ、オスロでは、メトロ、トラム(路面電車)、バス、フェリーを乗れる24時間券や、美術館の割引もついたオスロパスなどがあります。1回券はkr33(460円)ですが、車内で直接買う場合は、kr22(310円)追加で払うことになり、結局kr55(770円)になります。高い上に追加で払うのはもってのほかですよね。交通機関の物価について詳しくは、”ノルウェーのタクシー事情やおすすめ移動手段!旅行前に知るべき7つの事!”をご覧ください。

 

6. ノルウェーで買うと高いもの

旅行中では買うことがないと思いますが、トイレットペーパーやティッシュペーパーなどはとても高いです。ティッシュペーパーと言っても硬い紙です。日本からポケットティッシュをいくつかお持ちすることをおすすめします。

日本のスーパーマーケットで売っているノルウェー産サーモンを、本場のノルウェーだからと言ってもなぜか安くありません。日本で買う方が断然安いです。生食用で500gでkr99(1,400円)。お魚屋さんは少なく、パッケージに入ったものを買うことになります。ノルウェーから輸入している鯖やししゃもは残念ながら陳列にありません。

 

7. ノルウェーで買うと安いもの

チーズの塊1kg kr99(1,300円)。お土産で大人気のブラウンチーズも塊で売っており、同じような値段です。鯖は売っていないのですが、トマト煮などになった缶詰があります。パンに乗せて食べますが、ちょっとしたおつまみにもなります。これは安くていいお土産になります。サイズも色々ありますが、お手頃サイズでkr20(280円)です。

ウール製品は一見高く見えますが、とてもいい買い物ができます。手編みウール100%のセーターは、kr2,800(39,000円)。日本でウール100%の商品はなかなか見つけられません。そして手編みの手袋、帽子などです。ウール100%のブランケットkr500(7,000円)で、持って帰るのに場所は取りますが、冬にノルウェーの温もりを感じることができます。安くはないですが、冬用のコートやジャケット、そして靴はアウトドア用、カジュアル、綺麗目まで幅広くあります。北欧雑貨を好きな現地で買うと、日本未入荷のものなども購入できますが、日本で買ってもさほど値段が変わらないと思います。ただ、セカンドハンドショップ(リサイクルショップ)は別です。とても安く可愛いヴィンテージ物を見つけられると思います。

 

まとめ

いかがでしたか?
ノルウェーは物価の高い国で、その都度円換算すると手が出なくなりますが、ノルウェーでの相場をわかっていることで現地ではこの値段なんだから仕方ないと、割り切れると思います。旅費も高くつきますが、現地滞在費も高くつくのでたっぷり予算を取って楽しい旅にしてください。

 

ノルウェーの物価を徹底分析!旅行前に知るべき7つのポイント!

1. 通貨について

2. 両替方法

3. 全体的な物価について

4. 食事の物価について

5. 交通機関の物価について

6. ノルウェーで買うと高いもの

7. ノルウェーで買うと安いもの

 


あなたにおすすめの記事!