筆者はタイに来てから花粉症の存在を忘れるほど無縁になってることに気が付きました。花粉症が来るたびに悩まされているそこのあなた。タイに来て花粉症なんて忘れちゃいませんか?
そこで今回はタイの花粉症、アレルギーについて自身の体験を元に解説いたします。
タイにも花粉症はある?在住者に聞く6つの現地事情!
1. タイで花粉症が流行る時期はいつ?
そもそもタイは花粉症がありません!何故ならタイにはスギやヒノキの木が存在しないからです。スギ花粉やヒノキ花粉のアレルギーをお持ちの方、タイでは年間を通して花粉症の季節に悩まされることもありませんよ!
2. 花粉症と縁がないのは、食も関係する?
日本では花粉の時期が到来するとマスクを着用する方が多く見受けれますよね。でも、タイでは花粉症対策にマスクをつける人を見た事がありません。それはタイならではの食文化にも関係していて、タイでは米文化の影響でタイ食には小麦粉が殆ど使用されていません。つまり、グルテンをあまり摂取していないということです。
グルテンというのは小麦に含まれるたんぱく質のことであり、もちもちした食感をもたらすのですが、これが同じくお米を主食とする日本人には分解する力が足りず、体質的にもグルテンはあっていなかったのです。そしてこのグルテンを減らす事、または断つことにより、花粉の症状を緩和させた人もいます。
こうしてみると、タイは日常的に花粉症と縁のない国だったのかもしれません。あなたも花粉症、アレルギー軽減のために、日常的にグルテンを減らしてみませんか?
そんなあなたにおすすめなのが、タイで有名な料理パッタイ。その乾麺パッタイである『Annie Chun’s Gluten Free Pad Thai Rice Noodles』脂肪ゼロ、グルテンフリー、デイリーフリー、防腐剤なしの安心安全の米粉の麺パッタイの作り方が分からなければ、焼きそばやパスタの代わりにお家で作ってみては如何でしょうか。
3. スギやヒノキ花粉の代わりにマンゴー花粉が!
日本の杉やヒノキがない代わりに、フルーツ大国のタイではマンゴー花粉症、またはアレルギーを発症する方がいます。特に花粉症患者は、症状が現れる確率が高くなるので注意してください!唇が腫れたり、痺れたりしたら危険ですので、もし、心配の方は一口食べて問題なければ全て食べて下さい。
アレルギーが発症した方は、マンゴーを食べないようにするだけでなく、マンゴーの花が咲いてる木の下や側に近づかないようにして下さい。マンゴーの樹液や葉にはかぶれの原因であるウルシ科が含まれています。花粉症と一概に言っても、実際自分が何のアレルギー、花粉症持ちか、把握して見ないと分かりませんよね。
そんなあなたは、病院で血液検査をして、アレルギー耐性を調べてみて、ご自身が反応を示す体質を知るのも良いかもしれませんね。
4. 医療大国タイの病院事情
でもタイの病院って何だか行くのに抵抗がある…というあなた。ご安心ください。英語やタイ語が話せなくてもタイは親日国であり、タイ在住の日本人の方の為に日本語が話せるスタッフが常駐している病院が多数あります。
また、タイは医療大国でもあり、世界中からタイに高度な医療を受けに来る患者さんがいる程、タイは高い水準の医療技術を有しています。私がタイで診察を受けた際、パスポートを必須としていたので、病院に訪れる際はパスポートを持参してから訪ねて下さい。
5. タイの薬局は充実している!
若しくは、タイの薬局に行ってみましょう。美容大国でもあるタイでは薬局が多店舗存在しており、中国人がまとめ買いするほど、品揃えも豊富で充実しています。
また、どの商品を買えばいいか迷ったら薬剤師の方が常駐していますので、相談をすれば、症状に合わせて薬を処方してくれます。
筆者も以前、腕や手の甲に蕁麻疹のような湿疹ができた際、湿疹は初めてか、犬や猫に触ったかなど、いくつかの質問を受け、症状を確認の後、内服と外服を勧められました。症状が軽かったのか、2、3日で痒みが治まり、相談して良かったと思っています。
あなたもご購入の前に一度、相談してから決めてみるのも良いかもしれません。
6. タイならではの花粉症対策グッズは
そんなタイの薬局で買える花粉症グッズをご紹介します。それは、ヤードム。ヤードムとはタイ語で、「ヤー」は薬、タイの薬局の看板に書かれているタイ語はこの「ヤー」です。そして「ドム」は嗅ぐ。つまり「嗅ぎ薬」 という意味です。
このヤードムは天然物質が配合されたスティックタイプ状で、愛用しているタイ人が多くいます。特徴は、ペパーミントの爽快な香り。嗅ぐと頭がスッキリするだけでなく、花粉症と鼻詰まりにも効くので、鼻が詰まって夜が寝づらい、鼻呼吸が苦しくて、口呼吸になり辛い、とお悩みのあなたは、旅行でタイにお越しの際、お土産の一つに手にとり、辛い花粉症に、寝辛い夜に一本常備して、快適な夜をお過ごし下さい。
タイではコンビニやドラッグストアなどで一本100円以下で購入することができますので是非ご検討下さい。
まとめ
タイではスギやヒノキの花粉症に悩まされることがありませんが、マンゴー花粉やハウスダストなど別のアレルギーや鼻炎に悩まされる方もいます。ですが、医療大国タイ。もし、不調になっても日本通訳の方も病院にいますし、技術も高いので安心して医療を受けられますね。
病院に行けない方は是非、タイのドラッグストアでヤードムを買って試してみて下さい。
タイにも花粉症はある?在住者に聞く6つの現地事情!
1. タイで花粉症が流行る時期はいつ?
2. 花粉症と縁がないのは、食も関係する?
3. スギやヒノキ花粉の代わりにマンゴー花粉が!
4. 医療大国タイの病院事情
5. タイの薬局は充実している!
6. タイならではの花粉症対策グッズは