モルディブの天気を徹底調査！旅行前に知りたい7つの特徴

(Selda Eigler)

インド洋に浮かぶ島国・モルディブ。ダイビングやシュノーケリングを楽しむ人々はもちろん、ハネムーンやリゾーターにも人気の国です。「1つの島に1つのリゾート」を原則とし、ゆったりと静かな非日常の時間を満喫できる天国のような場所です。せっかくモルディブに行くなら天気や天候が良い時に行きたいですよね。そこで今回は、モルディブの天気やおすすめ時期など、旅行前にぜひチェックしておきたい7つの特徴をご紹介します。

モルディブの天気を徹底調査！旅行前に知りたい7つの特徴

1. 最近は気候変動がはげしい

モルディブは、5月がら10月頃の雨季、11月から4月頃の乾季があります。高温多湿の熱帯気候に属し、年間の平均気温は約25〜34度になります。数年前は雨季と乾季のリズムがしっかりと分かれていましたが、ここ数年では日本同様天候不順の影響を受けています。雨季でもお天気が良い日が続いたり、乾季でも雨が何日も続くことがあります。ついつい「常夏のリゾートに行くから」と全て半袖の洋服を準備してしまうと思いますが、日中と朝夕の気温差が激しいので、薄手の長袖を1枚準備することを忘れないようにしましょう。また、1年を通してジリジリと日は強いので、日焼け対策の準備もしっかりしてから出発しましょう。

2. ベストシーズンは1月から3月頃

やはり、モルディブへ旅行に行くなら1月から3月頃の乾季のシーズンに足を運ぶのがおすすめです。しかし、ベストシーズンには旅行代金も跳ね上がる傾向にあるので、最近では、お得に楽しめる雨季にモルディブを訪れる日本人観光客も非常に増えています。ダイビング旅行でマンタやジンベエザメなどの大物との遭遇を楽しみたい場合には、ぜひ乾季に訪れましょう。

3. 1月から3月のモルディブ

モルディブのベストシーズンを狙うならこの時期にぜひ訪れましょう。最高気温31度前後、最低気温26度前後です。また、特に2月・3月は年間降水量が一番低い時期になるので、モルディブウェディングを検討している方には特におすすめの時期です。マンタやジンベエザメ、イルカとの遭遇を狙えるアリ環礁のリゾートが人気になります。

4. 4月から6月のモルディブ

乾季のベストシーズンが終了して、お得な旅行商品が出てくる時期なので、少しでもお得にモルディブを楽しみたい方におすすめの季節です。最高気温32度前後、最低気温26度前後です。雨季に入るので、スコールなどお天気がいまいちすっきりしない時期です。ダイビングでは小物狙いになりますが、魚影が非常に濃く、様々な種類の魚の群れなどの大群を楽しむことができます。

5. 7月から9月のモルディブ

雨季でも夏休みシーズンになるので、旅行商品の値段も上昇する時期です。シュノーケリングでもジンベエザメの遭遇率が高くなり、子いわしの魚群や様々な魚の赤ちゃんを楽しむことができる季節なので、ファミリーにもおすすめです。最高気温は31度前後、最低気温25度前後です。朝夕は肌寒く感じることもあるので、薄手の長袖を準備しておきましょう。また、毎年7月から8月の1ヶ月、現地はラマダン（断食）の時期に入ります。ラマダンの時期になると、現地のリゾートスタッフや様々なアクティビティのスタッフ、ボートのスタッフなども夕方早くに仕事終わりにしたりするので、この時期に旅行する際には、予めアクティビティの時間や開催予定などを確認してから出発しましょう。

6. 10月から12月のモルディブ

1年間の中でもっとも降雨量が増える時期です。最高気温30度前後、最低気温26度前後です。寒い日本から出発する場合、機内で半袖になれるよう準備をして出発するのがおすすめです。

7. スコールは年中やってくる！

急に大雨が降り雷がなったかと思ったら、ピタリと快晴になる…。そんなスコールは乾季・雨季関係なく訪れます。スコールの場合には、ビーチで遊んでいても、一時雨宿りをしていればまたすぐに通り過ぎていきます。

まとめ

いかがでしたでしょうか。
モルディブはビーチリゾートとして非常に恵まれた気候の地です。高温多湿でありながら、日本でイメージするジメジメした感じとは違い、潮の香りがただよう心地よい海風がリゾート内を吹き抜け、多湿がまったく気になることはありません。雨季になると降雨量が増えますが、ダイビングやシュノーケルではとても良い時期になるので、「雨季だから…」と敬遠することはなく、雨季であっても存分に楽しむことができます。天気のベストシーズンは1月から3月です。日本の寒い冬から脱して、ビーチリゾートの快適な気候を楽しむのも良いでしょう。7月から8月のラマダン（断食）の時期は、現地の人たちの仕事意欲も低下し、ますますのんびりした雰囲気になるので、この時期に旅行する際には事前にアクティビティの時間や開催有無などをしっかりと確認しておきましょう。