ブリュッセル観光を3泊4日で超満喫する9つのコツ

ベルギーの首都ブリュッセルはグルメ天国であると同時に、美術館や博物館なども充実し、自分用のお土産だらけになってしまうほど、素敵な買い物スポットがたくさんあります。そこで今回は、3泊4日でブリュッセル観光を満喫する方法をご紹介します。

 

ブリュッセル観光を3泊4日で超満喫する9つのコツ

 

1. 時間を有効活用できるのは、ターキッシュエアライン

日本から直行便のないベルギーへ行くためには、ANAの直行便がとても便利です。価格は他の航空会社よりも値は張りますが、やはり日本人には安心感がありますよね。

他にも幅広い選択肢がありますが、まず、日本から昼に出発するのか、夜に出発するのかを決める必要があります。夜に出発するなら、成田から22時台発のターキッシュエアライン、羽田から0時30分発のエールフランス(パリからは列車で乗り継ぎ)などが選択肢に挙がります。いずれも翌日の午前中にブリュッセルに到着し、初日から存分に楽しむことができます。ただ、飛行機でうまく眠れない場合、このスケジュールでは体力をかなり消耗するかもしれません。

日本を午前中もしくは昼頃に出発するKLM、JAL、ルフトハンザでも当日の18時前後に到着するので、着いた日にレストランでゆっくりと食事をとることもできます。復路でも、ターキッシュエアラインはブリュッセルを夕方に発つことになるので、最終日も観光する時間があります。

 

2. 宿泊場所はグラン・プラス周辺が便利

ブリュッセルは大きく、北駅、中央駅、南駅に分かれていますが、グラン・プラスのある中央駅に宿泊するのがおすすめです。北駅と南駅は治安がよくないこともあり、夜間はあまり出歩かない方がいいとも言われています。その点、グラン・プラス周辺は夜遅くもレストラン、チョコレート屋が開いており、観光客で賑わっているので、安心です。また、街の中心地であるグラン・プラス周辺に宿泊していれば、どこへ行くにも便利なので、時間の効率化にもつながります。ヒルトン、シェラトンなどの高級ホテルのほか、La Legende Hotelは立地の割に安価に宿泊できます。

 

3. お得なブリュッセル・カードをゲットしよう

市内の主な美術館、博物館への入場、市内交通が乗り放題、しかも、指定のレストランやバーで見せれば割引もされる、それがブリュッセル・カードです。購入できる場所は、ブリュッセル市観光局、ブリュッセル市交通局オフィス(メトロDe Broukère駅・南駅など)、王立美術館や楽器博物館などの施設です。1日間24ユーロ、2日間36ユーロ、3日間43ユーロとお買い得なので、美術館や博物館めぐりを考えている場合には、購入を検討してみてはいかがでしょうか。

 

4. 絶対食べたいベルギーグルメ

極論を言えば、ベルギーではふらっと入ったレストランでも大抵はおいしいものが食べられます。特にムール貝を始めとする北海の幸、小エビを使ったコロッケや生牡蠣、オマール海老は絶品。レストランが豊富にあるのは、グラン・プラスからほど近いイロ・サクレ地区ですが、観光客が多いこともあって、中にはしつこい呼び込み、法外な料金を請求する店もあるようなので、注意が必要です。魚介を食べるなら、聖カトリーヌ教会の周辺がおすすめ。ここにはオマール海老がとてもおいしいRugbyman Twoというレストランがあります。また、ミシュランを獲得したComme Chez Soiなどの有名店にも足を運びたいところです。日本の皇太子も訪れた由緒正しいフレンチで、一流の味を求めて多くの人々が訪れます。事前の予約をお忘れなく。

 

5. 休館日や曜日限定のイベントに注意

王立美術館、マグリッド美術館、漫画博物館などアートを楽しめる場所も多いブリュッセルですが、全て月曜日が休館です。アールヌーヴォー建築を鑑賞することができるアノン邸は月、火が休みで、オルタ邸は月、祝日が休みです。また、ブリュッセルには、かわいらしいアンティークや雑貨が並ぶ骨董市も開かれていますが、こちらも曜日限定のものが多く、注意が必要です。南駅の市場は日曜日のみ開催されており、移民が多い地区なので、珍しいスパイスやイスラム風雑貨など、国際色豊かなものが売られています。個人的におすすめなのは、土日のみに開催されているグラン・サブロン広場の市場。銀食器やティーカップ、時計などの高級なアンティークが並んでおり、眺めて歩くだけでも楽しい場所です。事前に休館日や開催日をチェックして計画を立てましょう。

 

6. 日帰りで、おとぎの街ブルージュへ

3泊4日であれば、「屋根のない美術館」と呼ばれ、世界で最も美しい街の1つにも選ばれているブルージュも訪れたいところです。中世ヨーロッパの雰囲気を残した、まるで絵本のような街で、石畳の道を馬車が走り、運河のほとりには白鳥たちの姿もあります。ブルージュはブリュッセルから鉄道でのアクセスもよく、1時間程度で行くことができ、日帰りでも十分観光することはできます。ブリュッセル以上にチョコレート屋さんがたくさんあるので、甘いものが好きなあなたにもぴったりです。

 

7. 王道以外でおすすめの場所3選

次に、少しだけマニアックな場所をいくつか挙げていきたいと思います。

(1)DELHAIZE…現地に住む日本人御用達のベルギーのスーパー。ばらまき用のお土産にぴったりなチョコレートやワッフルが売っているほか、ワインやビールの種類も豊富です。袋は有料なので、エコバックを持参しましょう。

(2)Serneels…創業1959年のおもちゃ屋さん。店内に足を踏み入れれば、ぬいぐるみやドールハウス、仮装用の衣装、オルゴール、かわいらしい木馬など、子供はもちろん、大人が見ても思わず欲しくなるものがたくさんあります。子供や女性へのお土産にぴったり。

(3)カンティヨン醸造所…1900年創業の自然発酵ビールの醸造所。博物館が併設されており、入場料は試飲付きで3.5ユーロ。木苺やサクランボを入れた飲みやすいビールも楽しむことができます。ブリュッセル南駅から徒歩10分ほどで、醸造所の中では比較的アクセスのいい場所にあります。

 

8. ブリュッセルに3泊4日するなら、この曜日がおすすめ

行きたいところを取捨選択し、ご自身で決めるのが一番ということは念頭に置きつつも、あえておすすめするなら、ブリュッセルに金曜日に到着の、月曜日にブリュッセル発です。理由としては、土日のみ開催している市場があるということと、当たり前ですが、平日発着にすることで、航空券のコストを押さえることができます。

 

9. ブリュッセルを1日で観光するなら、こんなプラン

まずは世界一美しいと称されるグラン・プラスを見学し、世界三大がっかりスポットの小便小僧を尻目に、その後はトラムやメトロを使って、美術館や博物館へ。小腹が空いたら、ワッフルやフリッツをつまみましょう。ギャルリー・サン・チュベール(ショッピングモール)やチョコレート屋さんでお土産を調達。おいしい料理とベルギービールで夕食をとり、食事の後にライトアップされたグラン・プラスを訪れれば、昼間と違う美しさにまた驚くことでしょう。

 

まとめ

いかがでしたか?
旅行の目的は人によって様々だと思いますが、ブリュッセルは交通網も発達しており、1日でも主要な見所を押さえることは比較的容易な場所だと思います。もちろん、調べれば調べるほど魅力的な場所もたくさんありますが、旅程を詰め込み過ぎずに、厳選した場所をゆっくりと回る方が満足度は上がることでしょう。あなたの素敵な旅の一助となる情報が提供できたら、嬉しく思います。Bon voyage!

 

ブリュッセル観光を3泊4日で超満喫する9つのコツ

1. 時間を有効活用できるのは、ターキッシュエアライン
2. 宿泊場所はグラン・プラス周辺が便利
3. お得なブリュッセル・カードをゲットしよう
4. 絶対食べたいベルギーグルメ
5. 休館日や曜日限定のイベントに注意
6. 日帰りで、おとぎの街ブルージュへ
7. 王道以外でおすすめの場所3選
8. ブリュッセルに3泊4日するなら、この曜日がおすすめ
9. ブリュッセルを1日で観光するなら、こんなプラン

 


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