カンボジアはカンボジア王国ともいいます。あなたはどういうイメージをお持ちですか?まだまだ発展途上国だというイメージがあるかもしれませんが、現在注目される国のうちの1つです。ここ数年の経済成長と、増え続ける観光客、日系企業の進出増加、ビジネスにも観光にも魅力たっぷりの王国です。日本との時差もほとんどなく、乗継便が多数あります。航空券を価格重視で選ぶのか、所要時間重視なのか、乗り換え便をうまく利用して複数地を楽しむのか。考えれば考えるほど夢は膨らみます。そこで今回は、カンボジアとの時差をクローズアップしつつ、首都「プノンンペン」と大人気アンコールワットのある「シェムリアップ」についてご紹介します。
カンボジアとの時差を利用して効率よく旅行する7つのコツ
1. カンボジアと日本の時差は2時間!
日本時間から2時間戻した時間がカンボジアの時間になります。ですので、例えば、日本が午前10時の場合、カンボジアは午前8時です。日本国内に時差がないように、カンボジア国内にも時差はありません。サマータイムも同様で、日本国内にサマータイムがないように、カンボジア国内にもサマータイムはありません。国内の端から端に移動しても時刻を変更する必要はありません。簡単ですね!
2. 日本からカンボジアへの飛行時間
乗継便、多数出ています。経由地にもよりますが、成田からの所要時間は最低でも8時間以上です。所要時間が短い便として、
■キャセイパシフィック航空
往路:成田ープノンペン 香港乗り換え:所要時間8時間40分
復路:プノンペンー成田 香港乗り換え:所要時間8時間10分■JAL(日本航空)
往路:成田ープノンペン バンコク乗り換え:所要時間10時間50分
復路:プノンペンー成田 バンコ乗り換え:所要時間8時間35分■シンガポール航空
往路:成田ープノンペン シンガポール乗り換え:所要時間9時間55分
復路:プノンペンー成田 シンガポール乗り換え:所要時間10時間15分■香港ドラゴン航空
往路:成田ープノンペン 香港乗り換え:所要時間10時間40分
復路:プノンペンー成田 香港乗り換え:所要時間8時間10分★タイ国際航空
往路:成田ーシャムリアップ バンコク乗り換え:所要時間8時間45分
復路:シャムリアップー成田 バンコク乗り換え:所要時間8時間25分★香港ドラゴン航空
往路:成田ーシャムリアップ 香港乗り換え:所要時間9時間50分
復路:シャムリアップー成田 香港乗り換え:所要時間8時間20分★ベトナム航空
往路:成田ーシャムリアップ ハノイ乗り換え:所要時間9時間10分
復路:シャムリアップー成田 ホーチミン乗り換え:所要時間8時間25分★ANA(全航空)
往路:成田ーシャムリアップ ハノイ乗り換え:所要時間10時間15分
復路:シャムリアップー成田 バンコク乗り換え:所要時間10時間10分
3. 現地に到着
時差が2時間ということは、現地に到着した時点で2時間増えたことになります。せっかく増えた2時間をどう過ごすか?そこで、まずはカンボジアの文化や生活にじっくり触れてみましょう。
さっとタクシーを捕まえるのは簡単ですが、現地には三輪タクシー「トュクトュク」という乗り物がたくさん走っています。まずは値段交渉を楽しめます。「トュクトュク」の運転手は慣れておるので、どこどこまでいくらと提示してきますので、その半額ぐらいに、もしくはそれ以下でも交渉成立することは多いです。料金に納得がいかない場合、無理してその「トュクトュク」に乗る必要はありません。すぐに別の「トュクトュク」運転手が寄ってきてくれます。
お金の交渉がすんだら、その途中におすすめのレストランにも行ってもらいましょう。そのときは「トュクトュク」の運転手さんもご一緒に。いろいろなお話しを聞かせてもらえます。
運転テクニックは恐るべきものがあります。感動ものです。横を走リ抜けるバイクの3人乗りや4人乗り、別の人が乗った「トュクトュク」を見るのも楽しいです。(注:すれ違いざまに荷物を取られないように自己管理をお願いします)
道は舗装されてないところが多く、赤土というかどろというか、白線もなく砂埃感大です。マスクを着用したりタオルを顔にまいたりしています。そんな経験は日本ではできませんよ!現地の人々が利用するバスという手もあります。車線のない道を、クラクションを何度もならして突っ走ります。社内では現地人の持ち物や雰囲気を楽しみましょう!
4. 乗継便をうまく利用しよう!
なかなか、まとまった休みをとって海外旅行なんてできない、という人も多いかと思います。しかし、こんなチャンスはまたとない!乗り換え便をうまく利用しちゃいましょう。格安航空券でもストップオーバーが可能なチケットは多いです。乗り換え場所で観光するつもりで、飛行機会社を決め、乗り換え時間をポジティブに有効活用いたしましょう。乗り換え地での現地情報取集も必要になってくるので大変と思うかもしれませんが、そんなことはありません。旅は人生の縮図。大変なことも、面倒くさいことも、楽しみに変え、ぜんぶ楽しみましょう。
VISAについて確認するのはもちろんですが、是非食べておきたい物、行きたいところなどを調べていくと、いくら両替すべきか、ストップオーバー可能な日時と合致するかなどおのずと明確になってきますね。
5. 毅然とした態度が何よりのやさしさ
プノンペンでは、子供を抱いた若いお母さんが手を出して近寄ってきます。そのお母さんもまだ子供では?と思うほどです。他にも、いろいろな人がお金お金と近寄ってきます。とくに両替所から出てきたところで求められます。少しも寄付する気持ちがなければ、きっぱり「NO」と言ってあげてください。もしくは、完全無視でお願いします。
アンコールワットでも子供たちがお土産を売りに近寄ってきます。屋台で食事をしていても、歩いていてもかなりまつわりついてきます。大きな目をくりくりさせて、片言の日本語で挨拶もしてきます。本当にかわいらしいのですが、購入する気がなく寄付する気持ちもなければここでもきっぱり「NO」と言ってあげてください。もしくは、完全無視でお願いします。
彼らはこれを仕事をしています。少しでも脈ありとみると、いつまでもついてきます。最終的には「いいかげんにしろ!」と怒鳴っている観光客を目にすることも。楽しい旅にするためにも、彼らの時間の無駄をなくすためにも、毅然とした態度を!
6. 要らないものはおいてこよう
いよいよ日本に向けて帰国の準備。楽しかった思い出をたくさん積めて、日本から持ってきて使用しなかったもの、余分は衣類等をわざわざ日本に持ち帰る必要はありません。そのままホテルに置いていきましょう。日本人の持ち物は、本当にきれいで、おしゃれで、使用したとは思えない物ばかり。さすがアジアの最先端国。ハウスキーパーさんたちは喜んで家に持って帰り、そして喜んで使ってくれます。注:忘れ物と思われないように、ごみ箱の横に置いたり、「rubbish」とメモ書きしておいてもいいかもしれません。あいたスペースに、思い思いのお土産を探すのも良いかもしれませんね。
7. 最後にプノンペンとアンコールワットの豆知識
現在の首都はプノンペンです。プノンペンでは物乞いの人たちが多かったですが、大きなショッピングセンターには裕福そうな人たちもたくさんいます。小さなこどもを連れ、夜遅くまでたくさんいます。ゴミは道路に捨てるのが決まりなのか、たくさん捨ててあり、異臭もあります。人々の活気ある声を耳にします。1431年ころまではアンコールワットが首都でした。アンコールワットは大きな寺院ですが、なぜ作られたのかはいくつかの説があり本当のところは未知のままです。プノンペンに比べ、整備されているように見受けられます。(舗装されていない道路は多いですが)ホテルも外人好みに作られており、白人観光客も多いです。観光客向けのお店、マッサージ店やお土産屋さんがたくさんあります。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
日本人には、貧しく、地雷も残っている危険な国だというイメージをお持ちの方も多かったかもしれません。しかし実際に地雷を踏んだ観光客はいませんし、みんなニコニコ、生き生きした目をしています。悲しい残酷な歴史もありますが、人の手が入っていないすばらしい遺跡などもあります。まだまだ日本のような衛生やインフラは追いついていませんが、カンボジアの良い面も悪い面も含め、現在のありのままのカンボジアを是非楽しんでください。
カンボジアとの時差を利用して効率よく旅行する7つのコツ
1. カンボジアと日本の時差は2時間!
2. 日本からカンボジアへの飛行時間
3. 現地に到着
4. 乗継便をうまく利用しよう!
5. 毅然とした態度が何よりのやさしさ
6. 要らないものはおいてこよう
7. 最後にプノンペンとアンコールワットの豆知識