あなたはカナダと日本の時差について、どのぐらいご存知ですか?カナダの国土は日本の約27倍もあり世界第二位。そのため、実に6つの時間帯があります。今やワーキングホリデーや英語留学で大人気なカナダですが、その一方で観光地も沢山あり、ナイアガラフォールズやイエローナイフでのオーロラ鑑賞、NHK朝の連続テレビ小説「赤毛のアン」のアンの出身地でもあることで人気のプリンスエドワード島など、魅力にあふれています。今回は、そんな広大の土地で有名なカナダの各都市ごとの時差やフライト時間を詳しく説明し、人気の主要都市の情報を細かくご紹介します。
カナダの6つの時差と主要都市へのフライト時間を徹底調査
1. 日本と6ゾーンとの時差
日本とカナダの時差は各6ゾーンに別れます。東から西に行くに従い1時間ずつ遅くなります。日本にいて時差などを経験することがないので不思議な感じですが、カナダではこれが当たり前になります。そしてサマータイムというのがあり、3月の第二日曜から11月の第一日曜まではの期間は1時間時間が早くなります。それによって日本との時差も1時間減るという意味です。
(通常の時差)サマータイム時はここから1時間減らして計算してください。
・バンクーバー:17時間
・カルガリー、イエローナイフ:16時間
・ウィニペグ:15時間
・トロント、オタワ、モントリオール、ケベック:14時間
・ハリファックス:13時間
・セントジョーンズ:12.5時間
2. 日本からのフライト時間
日本からカナダ主要都市へのフライト時間を調査します。
・バンクーバー:約9時間
・イエローナイフ:約11時間(バンクーバー乗継ぎで9+2時間)
・カルガリー:約9時間半
・トロント:約12時間
・ケベック:約14時間半(トロント乗継ぎで12+2.5時間)日本から直行便が出てるのはバンクーバー、カルガリー、トロントの三都市だけ。あとはカナダ内かアメリカで乗継ぎが必要です。時間のある方は、陸路や鉄道、そしてカナダ内を巡る豪華客船もあるので、これらを使って普段見れないカナダの雄大な景色を見るのもいいかもしれません。
3. 日本からのお得で効率的なフライト方法
日本からのフライトは有名な飛行機会社だとJALやANA、カナダのAIR CANADAなどになります。そして誰もが最も知りたい、もっと安く、そして手頃の価格でカナダへ行く方法として、乗継ぎがキーポイントになってきます。KOREAN AIRやEVA AIRは日本から東に、韓国や台湾を経由していくので時間がかかりますがかなり安く行けます。また、UNITED AIRもアメリカ経由で安く行けます。アメリカ経由の場合、日本人は電子渡航認証ESTAの取得が必須になりますので出発前に申請してください。
また、2014年7月から羽田空港が国際空港化を目指してたくさんの国際線ができ、JALやAIR CANADAでも羽田ーカナダの主要都市間、バンクーバーやトロントへの直行便ができました。ますますカナダへ行きやすくなったので計画も色々なバリエーションで立てられますね。
4. カナダ西の玄関口バンクーバー
2014年度世界で一番住みやすい都市第三位に選ばれたバンクーバー。日本からのフライトも約9時間とストレスなく行ける距離で、多くの日本人観光客が訪れます。2010年、冬季オリンピックが行われたことでも記憶が新しいでしょう。
カナダにいる約30パーセントの日本人がバンクーバーに住んでいると言われており、カナダの中でも一番大きい日本人街があります。日本食レストランや日本食ストア、日本人経営の美容室などが数多くあり、割とカナダにいても日本のものを買うのに困ることはないと言われています。
カナダと言えばとにかく寒いっ!という印象を持ちますが、太平洋側に面しているバンクーバーの冬は暖流の影響でマイナス5度以下になることはあまりありません。雪も少なく、そのぶん雨期が長いですがカナダの中では一番住みやすい気候とされています。それと同時に夏も30度という日もあまりありません。避暑に訪れるカナダ人も少なくはないのです。
5. カナダの最先端といえばトロント
オンタリオ州に位置し、首都オタワの隣のカナダの一大都市トロント。今や政治や経済の中心であり、世界で住みやすい都市バンクーバーに次ぐ第4位に選ばれています。
18世紀前半までフランス領、その後イギリス領になったためか町並みもバンクーバーなどに比べてヨーロッパ風な建物が街のいたるところにあり、隣国アメリカ、ニューヨークからは飛行機で1時間半とかなり近い位置に位置するため、カナダの最先端を行く都市とされています。そのためミュージカルやコンサート、メジャーリーグのトロントブルージェイズやアイスホッケーのトロントメープルリーフのホームグランドでもあるので、年間を通して大都市ならではのエンターテイメントを見ることができます。
トロントは特に移民が多い都市で、人口の約半数は移民とも言われています。コミニティー同士お互いに尊重しながら暮らしているのが特徴的で、トロントにはリトルイタリー、中華街、コリアタウン、グリークタウンといった移民の人々がそれぞれに作った街があり、そこにはレストランが数多く存在しその国に直接足を運ばなくても本場の味が楽しめます。
気候はバンクーバーに比べると雪も多く1月2月の間は平均マイナス10度前後。そのぶん夏は短い期間ではありますが、30度超えする日も少なくはありません。
6. その他カナダのおすすめ都市はどこ?
◆バンフ
北米大陸をほぼ縦断するカナディアンロッキー山脈。そのカナディアンロッキーには4つの国立公園と7つの自然公園があり、その中でもパンフ国立公園は、カナダで最初に国立公園に指定された発祥の地でもあります。日本からの行き方としては、カルガリーまで飛行機で行きそこからバスでアクセルするのが一般的。◆イエローナイフ
誰もが一生に一度は見てみたいと口語する、オーロラ。そのオーロラ鑑賞のメッカともされているのが、ここイエローナイフ。オーロラオーバルの下に位置までの夜の空がキレイに透き通るこの時期ですが、1月2月のカナダは氷点下30度までいく日もあります。風がでたりすると体感温度は氷点下40度以下まで下がることもあるので、自由気ままにオーロラをみるということがどうしてもできません。そこで今は夏にオーロラを見るのをおススメするツアー会社も少なくはありません。◆ケベック
日本から飛行機を乗り継いで約14時間半。カナダの東、ケベック州ケベックシティ。そこに見え広がるのはここはヨーロッパ?という錯覚が起こってしまうくらい石畳で奥ゆかしい建物が数多く存在し、街行く人々も英語ではなくフランスしている人もちらほら。フランス領だったカナダ。その後イギリス領になりましたが、ここケベックはフランス系住民による自治拡大が活発化し、今でもこのようにフランス領だった面影をきちんと残した町並みになっています。まずレストランに入っても、英語とフランス語両方のメニュー。街の看板や標識はほとんどフランス語。英語が通じないか不安に感じる方も多いと思うますが、現在ケベックに住む住民はほぼ英語とフランス語どちらも話せますので、ご安心ください。
7. 一生の間に一度は行きたい!世界中の人を魅了するナイアガラの滝
カナダ、オンタリオ州とアメリカの国境にあるナイアガラの滝。南米のイグアス、アフリカのビクトリアと並ぶ世界三大の滝と言われています。高さ54メートル、幅670メートル、この神秘的で大スケールのナイアガラの滝を一目見ようと、世界から毎年約1500万人の観光客が訪れると言われています。
このナイアガラの滝、実はアメリカとの国境線上に位置するため、アメリカニューヨーク州からも見れるの知ってましたか?アメリカ側とカナダ側ではナイアガラの滝に対しての見え方が違うため、人によればアメリカ側からのほうがキレイに見れるという人もいるし、人を変えればカナダ側からのほうがキレイにみれると言う人もいるので一概には言えませが、どちらも行ってみる価値はありそうです。
まず、ナイアガラの滝へのアクセス方法としてトロントから約バスで2時間。近くには2014年に新しくリニューアルしたアウトレットモールや、ナイアガラオンザレイクという小さな街がありここも観光客を賑わせています。そしてナイアガラの滝にきて、ただ写真をとって帰ってだけじゃもったいない!ナイアガラの滝を思う存分楽しむ方法として、カナダの滝の滝壺にギリギリまで迫うテラスから滝を楽しめるテーブルロックへ。そのあとナイアガラの滝のアトラクション人気ナンバー1、霧の乙女号にのってもらいたい。青いカッパをきて船に乗船し、船からナイアガラの滝を楽しむアトラクション。ただ注意してもらいたいのが、いくらカッパを着てるからといっても世界のナイアガラフォールズ、規模が違うのでカメラ、携帯身の回りのものがかなり濡れる可能性があります!せっかくカナダ旅行の最中にカメラが壊れたみたいなアクシデントもありえなくはないので、注意して楽しんでください!
そして最後にナイアガラの滝に行ったらぜひ見て欲しいのが、夜のライトアップ。ナイアガラの滝を色々な色でライトアップするのです。昼に見たナイアガラの滝とは全然別人になっている滝。美して壮大でなんとも言えない魅力です。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
意外に知られていないカナダの時差や効率的なフライト方法、そして各主要都市の情報。そしてなによりカナダの良いところは、治安の良さと人の優しさ、そして雄大な土地だからこそ持てる自然と流行的な都市のバランス。それが観光客はじめ、カナダ住民こそを魅了するのでしょう。これであなたもカナダマスターですね!楽しい旅を!Have a nice flight!
カナダの6つの時差と主要都市へのフライト時間を徹底調査
1. 日本と6ゾーンとの時差
2. 日本からのフライト時間
3. 日本からのお得で効率的なフライト方法
4. カナダ西の玄関口バンクーバー
5. カナダの最先端といえばトロント
6. その他カナダのおすすめ都市はどこ?
7. 一生の間に一度は行きたい!世界中の人を魅了するナイアガラの滝