ドイツのクリスマスマーケットを満喫する7つのコツとは?

ドイツのクリスマスマーケットを満喫する7つのコツとは?

ドイツの冬のお楽しみの一つにクリスマスマーケットというものがあるのをご存知ですか?ドイツ語ではWeihnachtsmarktと呼ばれ、ほぼ全ての都市の広場などで開催されるクリスマスにおける市場のようなイベントです。アドベントが始まる11月の末頃から12月の末まで毎日、広場は美しいイルミネーションやライトアップされたメリーゴーランドや小さな観覧車で彩られ、日本の縁日のように沢山並んだ屋台ではいろいろな食べ物や飲み物を楽しみ、そしてクリスマスのデコレーションや工芸品など様々なものを見ることができます。今回は、そんなクリスマスマーケットを存分に楽しめるようなコツや注意点について、ドイツ在住の筆者が詳しくご紹介します。

 

ドイツのクリスマスマーケットを満喫する7つのコツとは?

 

1. グリューワインを飲もう!

クリスマスマーケットの名物といえば、グリューワイン(ホットワイン)を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。温かいワインにほのかなシナモンやグローブなど数種のスパイスの香りで体の芯からぽっかぽか。寒いこの時期には本当におススメです。

そして嬉しいのが、グリューワインに使用されている可愛い絵柄が描かれているクリスマスマーケット特別仕様のマグカップ、なんとこちらをお土産にもできちゃうのです。お土産にできるお店の場合は購入の際に店員さんから説明がありますが、ワイン購入時に1ユーロ程のデポジットを余分に払います。

飲み終わった後のマグカップをお店に返却すると1ユーロは戻ってきますが、持って帰りたい場合はそのまま貰っておいてもOK!お店によってはマグカップのみを販売してくれる場合もあります。地域や屋台によってデザインも変わってきますのでこの機会に集めてみるのも楽しいですね。

 

2. 日本で買っておきたい足裏カイロ

この時期のドイツはご想像通り、すごく寒いんです。クリスマスマーケットではもちろん、テント内で食事できるお店もありますが、外にテーブルだけ出している立ち食い形式の屋台も数多く、その場合は食事中にも足の裏から地面に体温を奪われていく感覚を身に染みて実感するかと思います。ぜひ足裏用のカイロ、もしくは温かい靴の中敷きを用意しておいてください。

ドイツにもカイロのようなものはあるのですが、日本ほど種類も多くはありませんし購入できるお店も限られてしまいますので日本出発前にスーツケースに入れておく事をお勧めします。

 

3. 気を付けたい服装

平和で安全な日本でいるとなかなかピンと来ないかと思うのですが、残念なことにドイツでもひったくり、スリや置き引きなどの被害が後をたちません。特にこういった混雑するイベント時、お酒も入りちょっと開放感気味になっている方も多い事からそういった犯罪行為に遭遇する可能性はゼロではないのです。

ヨーロッパの素敵な街並みに合うようにオシャレしたい、キラキラしたい気持ちをここはぐぐっと押さえて、動きやすい服装、そして履きなれた靴で挑んでください。夜は特にブランド物のバッグや小物類などは絶対に持って出歩かないこと!安全にクリスマスマーケットを楽しむために、これだけは注意してくださいね。

 

4. クレジットカードは使えません

海外旅行にクレジットカードはとっても便利なのですが、クリスマスマーケットは全て屋台ですのでクレジットカードが使用できるお店はほぼ無いものと思われます。

この時は1ユーロや2ユーロの硬貨、5ユーロ紙幣などが大活躍しますので小銭入れに詰めて持っていけたら良いと思います。スリなどでの万が一の大きな被害を防止するために必要以上のお金は持ち歩かず、お財布も2つに分けておくのもいい考えですね。

 

5. クリスマスマーケットのトイレ事情

ドイツでは公衆トイレは珍しく、外出先でのトイレ探しにはとても苦労されるかと思います。クリスマスマーケットの規模にもよりますが、大きなマーケット会場ではお客様用の仮設トイレなども設置されていますが、出来る限りお出掛け前にホテルで済ませておくのがいいかと思います。

その他では駅や飲食店などでもトイレを使用できる場合もありますので会場への道中で、最寄りのトイレをチェックしておきたいですね。

 

6. せっかくだから会ってみたい!クリストキント

恐らくドイツのクリスマスマーケットといえばニュルンベルグのマーケットが一番有名なのではないでしょうか。

ニュルンベルグのクリスマスマーケットは別名『クリストキントレス・マルクト』と呼ばれており、ニュルンベルグのクリスマス市のシンボルとして、2年に一度に多数応募の中から選ばれた幼子キリスト役、クリストキントを見ることができます。金髪の長い巻き髪で白と金の衣装に身を包んだ神々しいクリストキントに舞台や会場内で、期間中に出会えたあなたはラッキーですよ!

 

7. 本場のバウムクーヘン

意外と知られていませんがバウムクーヘンはドイツが発祥地なんです。しかもドイツではクリスマス時期のお菓子として売られているため、それ以外の時期ではほとんど目にすることが無いのではないでしょうか。

そんなバウムクーヘンなのですがクリスマスマーケットの屋台で作られている出来立ての物が売られていたりします。ドイツのバウムクーヘンはチョココーティングされているのが基本形。クリスマスマーケットでシュトーレンもいいですが、ぜひこの時期だけの本場のバウムクーヘンをご賞味してみては?

 

まとめ

いかがでしたか?
ドイツのクリスマスマーケットはニュルンベルグ・ドレスデン・シュトゥットガルトが有名ですが、その他の地域も負けず劣らずの美しさで確実に楽しめるはず。

近年では日本国内の大きな都市ではクリスマスマーケットを気軽に楽しめる機会も増えてきましたが、本場のクリスマスマーケットもきっと気に入っていただけるかと思います。こちらで売られている工芸品は手作りの物も多いので是非このチャンスにそのお店で手に入れた繊細なオーナメントなどをお家のツリーに飾ってあげたいですね。

 

ドイツのクリスマスマーケットを満喫する7つのコツとは?

1. グリューワインを飲もう!
2. 日本で買っておきたい足裏カイロ
3. 気を付けたい服装
4. クレジットカードは使えません
5. クリスマスマーケットのトイレ事情
6. せっかくだから会ってみたい!クリストキント
7. 本場のバウムクーヘン

 

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