ALOHA!今回のハワイ旅行、あなたはレンタカーを利用する計画はありますか?ワイキキやアラモアナを飛び出し、美しい自然やローカルスポットをめぐるレンタカーの旅。一度やったらもう車無しのハワイはあり得ないくらい爽快なものです。今回は、ハワイでレンタカーを利用するために必ず知っておいてほしいこと、また知っていると役に立つ情報をご紹介します。
ハワイ旅行でレンタカーを超快適に使いこなす6つのポイント!
その1:予約可能な条件と予約方法をチェックしよう
① 予約可能条件
・運転者が21歳以上であること
・アメリカで有効な、運転者名義のクレジットカードを所持していること
・有効な日本の運転免許証を所持していること(ハワイでは国際免許証の所持は義務付けられていません)② 予約方法
旅行代理店でオプションとして予約する、また日本国内からの日本語予約サービスが可能な大手レンタカー会社を利用するのがスムーズ。NIPPONニッポン、DOLLARダラー、Budgetバジェット、 Alamoアラモ、 Hertzハーツレンタカーがお勧めです。
その2:日本とは異なる運転事情を把握しよう
① 右側通行
最初にとまどうポイントですね。車は左ハンドルですので、自分の左側に常にセンターラインを意識しましょう。右左折時や停車から道路に出る際には「右側、右側」と自分に言い聞かせながら運転するのが良いかもしれません。ちなみに、ワイパーと方向指示器も日本車とは逆に取り付けられています。
② 赤信号での右折が可能
目の前の信号が赤であっても、一時停止した後に左からの車がない場合は右折が可能です。ただし例外の交差点もありますので「No Turn on Red赤信号での右折禁止」サインがないことを確認しましょう。
③ 追い越し車線は左側
これも日本とは逆ですね。慣れないうち、特にフリーウェイではゆっくり走る一番右の車線を走るようにしましょう。
④ 単位の違いに要注意
アメリカで速度や距離を測る際に使用されるのが「マイル」。1マイル=約1.6キロです。一般道では25マイル(40km/h)、またフリーウェイでは55マイル(88km/h)が制限速度です。車のメーター表示はマイル表示ですのでご注意を。ちなみにハワイではガソリンスタンドはセルフ給油が主流ですが、ガソリンを測る際の単位は「ガロン」。こちらは1ガロン=3.8リットルです。
その3:交通、道路事情を知ろう
ハワイでは公共交通機関が発達しておらず、また主要な幹線道路が限られているため、朝夕の通勤通学時間帯の渋滞にはまることもしばしば。特にH1フリーウェイでは道路工事や交通事故のため車線封鎖ということも多々あります。せっかくのバカンスを渋滞の車の中で何時間も過ごす羽目にならないためにも、行先と時間帯を考慮してゆとりを持ったプランを練ることが大事ですね。
ハワイの道路事情ですが、過去に全米でワースト3にランクインした程のコンディションの悪さで有名です。フリーウェイでさえ道路の穴ぼこは日常茶飯事、スピードを出しているとハンドルを取られてしまうこともありますので、十分に気を付けて運転してください。また注意すべきは穴ぼこだけではないのがハワイの道路事情。ハワイの道路は大変水はけが悪く、一度大雨が降ろうものなら道路上はウォータースプラッシュ状態になるのです。ローカル達はそんなこともお構いなしに普段通りに運転していますが、細心の注意を払ってトラブルのないように心がけたいものです。
その4:ハワイならではのドライブマナーを
ハワイのドライバーが運転中に使用するジェスチャーに「シャカ」というフィンガーサインがあります。親指と小指を立てたサイン、写真に納まる際のポーズとして一度は見かけたことがあるのではないでしょうか?このシャカサイン、ハワイでは様々な意味を持つジェスチャーとして、日常生活で幅広く使われています。運転中の使い方として一般的なのは、道を譲ってもらった時や割り込みをさせてもらった時、また駐車の際に後ろで待っていてもらった時等々「ありがとう」の気持ちを表現する際に相手に向けてシャカをフリフリと振るのです。にっこりスマイルでシャカを振れば、必ずと言ってスマイル付きのシャカがあなたにも返ってくるはず。積極的に使って、楽しいドライブにしたいですね。ちなみに日本で「ありがとう」サインとしてよく使われている、軽く鳴らすクラクションやハザードランプの点滅サイン。これは絶対にアメリカでやってはいけません!hazardハザードは「危険、障害物」、klaxonクラクションは「警音器」というように、本来の意味でしかアメリカでは使われません。
その5:BGMはハワイアンミュージックを楽しもう
ハワイでのドライブ中は、さわやかな風とまぶしい太陽の光とともにハワイアンミュージックを楽しみ、バカンス気分をさらに盛り上げてみませんか?お勧めのローカルFMラジオ局はこちらの二つです。
① Hawaiian 105 KINE 周波数105.1
ジャンル:ハワイアン
伝統的なハワイアンミュージックから最新の人気曲までをカバー。② KCCN FM100 周波数100.3
ジャンル:ハワイアン、レゲエ、アイランドレゲエ
陽気なレゲエで南国の雰囲気を楽しみましょう
その6:自分だけのとっておきのハワイを見つけよう
行きたいスポットをあなたの思い通り、お好きなカタチで楽しむことができるのがレンタカー旅行の最大の利点。ツアーバスが立ち入ることのできないビーチやタクシー運転者に説明するのが難しい穴場スポットに出かけることができるのはもちろんのこと、いつやって来るとも知れないバスを待ちイライラする必要もありませんね。ご自分で運転してたどり着いたスポットの記憶はより深いものとなり、帰国後写真等を見るたびに旅の思い出がより鮮やかによみがえることでしょう。旅の楽しみはガイドブックを片手にあれこれ予定をたてるところから始まっているともいえます。少し勇気をだして、新しい発見の旅にチャレンジしてみませんか?
まとめ
いかがでしたでしょうか。
レンタカーでまわるハワイの旅、イメージは沸きましたか?その他のメリットもご紹介しておくと、まずは日本からのネット予約(その1参照)、これには英語手続きが不要というだけではなく、会社によってはネット予約値引きがあり費用が安く済むという特典があります。またローカルの方とのちょっとしたコミュニケーション(その4参照)やローカルラジオ局から流れるBGM(その5参照)は、「慣れない土地での運転、緊張しながらの車での移動」という気分を和らげ、ハワイならではのドライブ旅行を楽しいものにしてくれることでしょう。補足として、ドライブ旅行に運転免許証を携帯するのは当然ですが、パスポート、レンタカー会社と宿泊ホテルの連絡先も併せて持参することも忘れないでくださいね。また運転中のサングラスはマストアイテムですのでお忘れなく!
DRIVE WITH ALOHA! どうぞ安全運転で、楽しい旅を!
ハワイ旅行でレンタカーを超快適に使いこなす6つのポイント!
その1:予約可能な条件と予約方法をチェックしよう
その2:日本とは異なる運転事情を把握しよう
その3:交通、道路事情を知ろう
その4:ハワイならではのドライブマナーを
その5:BGMはハワイアンミュージックを楽しもう
その6:自分だけのとっておきのハワイを見つけよう