イスタンブール空港特集!旅行前に知りたい7つの特徴

日本はアジアの東端ですが、アジア大陸の最西端に位置するのがトルコ。トルコへの足は直行便が便利です。日本からは東京成田空港よりターキッシュエアラインズと全日空の共同運航便がターキッシュエアラインズの機材で毎日、成田空港より昼に出発してトルコの首都イスタンブールに夕方に到着する便と、夜に成田空港を出発して翌日の早朝にイスタンブールに到着する1日2便が就航していますので大変便利です。また、関西国際空港よりも直行便が就航しているので便利です。現在ではイスタンブールはヨーロッパや中東諸国へ向かう方の乗継空港としても多く利用されております。イスタンブールには現在2つの空港があり、国際線が乗り入れているアタチュルク国際空港(ヨーロッパ側)とアジア側にあるサビハ・ギョクチェン空港があります。日本からの便はアタチュルク国際空港に日本から約13時間の飛行時間で到着します。世界は広いですが大陸にまたがっている国はトルコだけ。それもイスタンブールのみです。そんなヨーロッパ大陸とアジア大陸の両方に空港があるのがイスタンブールです。今回は、その国際空港にスポットを当てて旅行前に知りたい7つの特徴をご紹介します。

 

イスタンブール空港特集!旅行前に知りたい7つの特徴

 

1. 通貨について

トルコの通貨はリラとなります。1リラあたり≒50円程度。これはイスタンブールの空港での両替レートとなります。日本より出発する際、両替をすると得なユーロとは違いトルコリラに関しては10-20円程度現地両替よりも高くなります。日本での両替ではなくイスタンブールの空港に到着してから両替がおススメです。また、空港にはいくつも銀行の両替所がありますが各社若干のレートの差があります。基本的に一番レートが良いのがPTTと呼ばれる郵便局です。郵便局は日本では赤色がシンボルですがトルコでは黄色です。イスタンブール入国の方は荷物の受け取り後、税関を通関した後に出口を出て右に突当りまで行くとPTTがあります。国内線へのお乗り継ぎの方は国内線のPTTがさらにレートがお得な事が多いです。最近では、カードでATMから引き出す方もいらっしゃいますが、入国後出口の後、右手に直ぐならんでATMがあります。

 

2. 入国

東京便で夕方にイスタンブールに到着しますと最近では入国にものすごく時間がかかります。昨年2014に至っては約1-2時間を要する事が多かったです。これは到着便が重なってしまう事によるもので辛抱強く待つしかありません。Priority Passをお持ちの方とビジネスクラスをご利用の方、ターキッシュエアラインズ上級会員の方であれば入国の優先レーンがあります。但し、入国管理官がひとりの事が多いので列が長い場合には優先レーンを利用する意味がないかもしれません。通常の入国に際してはトルコ人用と外国人用の入国ブースが別れています。外国人用の列にならびますが、入国ブースに近づいたら日本人しか並んでない列が早く抜けるコツです。中東やインド人などの列は比較的審査が厳しいのか時間を要する事があるので日本人は細かい審査がない為スムーズなので入国も早いです。入国カードなど記入するべき書類はありませんのでパスポートのみで構いません。質問もアメリカのようにないので安心して入国できます。

 

3. 乗継

乗継の方は国内線乗り継ぎと国際線乗り継ぎで違ってきます。まずは国際線乗り継ぎの場合、入国はせずに乗継の看板にそって進みますとまず最初に荷物検査です(液体はNGとなります)。その後エスカレーターで上の階にあがるとお店などがならぶエリアとなります。イスタンブールの空港は横長にお店やレストランが並んでいるので分かりやすいです。このお店や免税店やレストランのエリアではトルコリラは勿論の事、ドルやユーロもお札であれば利用可能です。乗継だけの方はトルコリラへの両替は不要です。

 

4. ラウンジ

スターアライアンスチームに所属しているターキッシュエアラインズですがラウンジがとにかく素晴らしい。数年前までは寂しいラウンジでしたが新しくなってからは立派なラウンジになりました。とにかく料理やお酒、飲み物デザートなど充実しています。上級会員の方やビジネスクラスご利用の方は是非、早めに空港に到着して利用してみて下さい。食事もパスタ・サラダ・トルコピザ(焼きたて)・キョフテ・グリルチキン・果物にデザート。ケーキはオーストリア・ウィーンの有名ケーキ店デーメルのケーキです。シャワー室もあるので夜便利用の方はシャワーを浴びて帰国する事も出来ますし、乗継の方は乗継時間にシャワーを浴びる事も可能です(シャワー室にはバスタオルなどタオル類と簡単な石鹸程度のみ)。とにかくゆっくり居たいラウンジです。また、イスタンブールの空港からお帰りになられる方はラウンジへの直結で出国できる優先入口が設けられております。

 

5. 市内へのアクセス

空港から市内までのアクセスには方法はいくつかあります。まずはタクシー。スーツケースはあるし、バスに乗ったり地下鉄は大変だという方にはタクシーがおススメです。出口を出るとタクシー乗り場がありますので列で待っていると案内人の方が誘導してくれます。空港から市内中心(タクシム)辺りまでなら渋滞にもよりますが50リラ程度で行くかと思います(日本円で2500円程度)。但しイスタンブールは渋滞がひどい街ですので2時間とかかかる事もありますのでご注意を。時間が気になる方におススメなのは地下鉄です。空港乗り入れで地下鉄がありますので地下鉄で旧市街の観光地や新市街の中心地へも行く事が可能です(乗換は必要ですが)。新市街の中心のタクシム広場までならHAVASと言う空港のシャトルバス(有料)もあります。

 

6. 空港周辺

乗継時間が長くイスタンブールの空港を利用される方は空港近郊にホテルもあります。また空港ホテルもあるので便利です。また、ラウンジも充実しているのでビジネスクラスや上級会員の方はラウンジにて過されるのが無料ですし、おススメです。それ以外の方で朝にイスタンブール到着の便の方は乗継便まで、少し時間はあるし、空港で時間を潰すには長すぎるという方。そんな方は市内に出て行くことも可能です。まずは入国の列の長さを見てみて入国に時間がかからないのであれば入国してみましょう。入国に必要な書類はありません。但し、公共の交通機関運賃は現地通貨が必要となるために用意(両替)が必要です。時間節約でタクシーを使われるとイスタンブールはひどい渋滞にはまってしまう事もありますので地下鉄やメトロバス(専用レーン利用の渋滞なしのバス)や路面電車が便利です。旧市街まで地下鉄や路面電車を利用して出て行かれ有名なモスクなどを観光し、現地の食事を召し上がる、そんな過し方も可能です。もし、公共機関を利用するのに大きい荷物スーツケースがある方は空港の到着階に荷物を預かってくれる場所もありますので預けて身軽で出掛けるのもおススメです。

 

7. お店の充実

イスタンブールの空港免税エリアでは沢山のお店がありますので充実しております。トルコのブランドでターキッシュエアラインズのクルーも着用しているワッコ(Vakko)のスカーフもあります。トルコの雑誌や本や音楽やトルコのお土産物にあたる雑貨やお菓子を始め、世界各国の化粧品やお酒やタバコもある免税店ももちろんあります。お買い物に疲れたら、お茶や食事をする場所も充実。トルコの有名なパン・スミット(ゴマパン)やスターバックス、ケバブ屋に、チェーンのハンバーグ屋など時間を持て余すことのない充実したお店が沢山あります。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか?
アジアでは現在お隣の韓国インチョン国際空港がハブ空港として世界中に知られておりますが、ヨーロッパ各地の方にはイスタンブールがハブ空港として知られております。過しやすく、迷い難く、大きすぎないが充実度の高い空港となっておりますので、お出掛けの際には7つの特徴を存分に利用してお過ごし下さい。近々さらに大きな国際線の空港がイスタンブールに開く予定だそうです。最後に注意点としてひとつ、ハブ空港でたくさんの便が離発着する為に時間通りに運行しない事も多々あるので乗継の方は時間に余裕をもって予約して下さいね。それでは快適なイスタンブールの空港滞在を!

 

イスタンブール空港特集!旅行前に知りたい7つの特徴

1. 通貨について
2. 入国
3. 乗継
4. ラウンジ
5. 市内へのアクセス
6. 空港周辺
7. お店の充実

 


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