現地で絶対食べたいおすすめジャマイカ料理10選

「カリブの楽園」ジャマイカ。大きさは日本の秋田県ほどの島国ですが、たくさんの魅力と不思議なパワーで満たされています。そのパワーの源となるジャマイカ料理!暑い国なので、スパイス、唐辛子、ハーブをよく使いますが、日本人の口に合うものがたくさんあります。今回は、現地でぜひとも食べていただきたいローカルなジャマイカ料理をご紹介します。

 

現地で絶対食べたいおすすめジャマイカ料理10選!

 

1. ジャマイカンブレックファスト :アキー&ソルトフィッシュ (ACKEE & SALTFISH)

まずはジャマイカの伝統的な朝食であるアキー&ソルトフィッシュをご紹介。アキーは、赤い果物で、18世紀に奴隷船で西アフリカよりもたらされたと言われています。しかし、アキーを食べるのはジャマイカだけだそうです。熟していないアキーには毒があり、また完熟していても、調理をしないと食べることができません。道端の木になっているアキーを見ても、絶対にそのまま食べないでくださいね。下ごしらえが大変なので、最近では缶詰を利用する人も多いようです。このアキーと塩漬けのタラを玉ネギ等の野菜と一緒に炒めたものがアキー&ソルトフィッシュです。味は、コクがある卵の炒め物といった感じです。タラがいい味を出しています。ジャマイカンブレックファストは、このアキー&ソルトフィッシュの横に、フェスティバル(甘くないサータアンダギー)、カラルー(ホウレンソウのような野菜)、ボイルしたプランテーン(甘くないバナナ)、ヤム芋、ダンプリン(小麦粉で作ったお団子)が添えられることが多いです。一皿でお腹いっぱいになります!Negril にあるJacko and Jennys Restaurantには、地元の人も、よくこの朝食を買いに来ています。午後には売り切れてしまうことが多いので、アキーを目指すのであれば、比較的早い時間をお勧めします。1,000円位。

 

2. ライス&ピーズ (RICE & PEAS)

ジャマイカの主食の一つです。見た目、赤飯のようですが、お米と豆をココナッツミルクやタイム等で炊いたご飯です。ココナッツミルクの味はそんなに強くはないですが、まろやかでスパイシーなメイン料理によく合います。白飯(Plain Rice)もありますが、せっかくなので、一度は、このRice & Peasを味わってみてください。

 

3. パティ (PATTY)

パティは、ジャマイカのファストフード代表です。ペイストリー生地にスパイシーに味付けした具を挟んで半月型に焼いた軽食です。中身の具材は、牛ひき肉、鶏肉、野菜等ですが、一番ポピュラーなのは、ビーフパティです。 小腹がすいた時に、おやつ感覚で食べるにはちょうどよく、「Juici patties」等のチェーン店もジャマイカの各地で見つけることができます。  100円前後。

 

4. ジャークチキン (JERK CHICKEN)

ジャークチキンは、スパイスに漬け込んだチキンを炭火でグリルしたジャマイカの代表的なチキン料理です。同じ調理方法でジャークポークもあります。レストランや専門店でも食べることができますが、街角では、ドラム缶でバーベキューして売っています。あなたがローカルな雰囲気を味わいたければ、ドラム缶屋台のジャークチキンに挑戦してみてはいかがでしょうか。お客さんが集まっている屋台がお薦めですよ。800円前後。ちなみにScotchiesは観光客に人気の専門店です。
Scotchies: Falmouth Road, Montego Bay

 

5. エスカベッシュ・フィッシュ (ESCOVITCHED FISH)

ジャマイカではポピュラーな魚の南蛮漬けです。一般的な作り方は、ハーブで臭みを除いた魚を揚げてマリネします。日本の南蛮漬けより、ハーブと唐辛子が効いています。魚はレッドスナッパーというタイ科の白身魚を使うことが多いようです。1,000円前後。

 

6. ブラウンシチューチキン (BROWN STEW CHICKEN)

ブラウンシチューチキンは、ジャマイカの代表的な家庭料理です。ハーブやスパイスで下味をつけたチキンをトマト等の野菜と一緒に煮込んだシチューです。日本人の口にとても合いますよ。このような煮込み料理を作る時に、ジャマイカではBrowningというソースを使います。これは、砂糖を焦がして作ったソースで、焼き菓子の色付けにも使われます。1,000円位。

 

7. オックステールの煮込み (OXTAIL STEW)

タイムやスパイスでオックステール(牛の尾)と豆等を煮込んだシチューです。作り方は、ブラウンシチューチキンと似ていますが、オックステールから出るコクが非常に美味なので、ぜひとも、食べていただきたい一品です。1,200円前後。

 

8. アイタルシチュー (ITAL STEW)

ジャマイカにはラスタファリズムという宗教的思想を実践しているラスタファリアンと言う人々がいます。菜食主義の彼らが食べる自然食をアイタルフードと呼びます。その中にアイタルシチューがあります。主に野菜や豆、イモ類、ココナッツミルク、ハーブが入ったシチューです。アイタルフードには、さまざまな料理がありますので、野菜が欲しくなったら、どうぞお試しください。店主がラスタマンというお店も少なくないですよ。1,000円前後。
Gee Wiz Vegetarian Restaurant, Treasure Beach

 

9. ロブスター (LOBSTER)

ジャマイカは、海に囲まれた島国なので海の幸が豊富。新鮮なロブスター!ぜひ食べてみてください!ただし、『毎年4月1日から6月30日頃までは、ロブスター捕獲禁止』と国の法律で決められており、この時期は、レストランでも提供していませんのでご注意ください。2,500円前後。シーズン中であれば、海沿いの観光地の大きいレストランには、たいていロブスターはありますが、ロブスターを目的に行かれるのでしたら、入口で一度確認された方が良いかと思います。また、予約しても良いかもしれません。

 

10. ココブレッド (COCO BREAD)

ココブレッドは、ジャマイカの定番のパンです。アキー&ソルトフィッシュをはさんだり、そのまま食べたりします。筆者は、焼きたてのココブレッドにチェダーチーズをはさんで食べるのが気に入っていました。ココブレッドは、パン屋さんならどこでも売っていると思います。焼きたてがフワフワしていて、断然お薦めです!100円位。
Hammond’s Bakery, Negil

 

まとめ

いかがでしたか?
今回ご紹介した料理は、家庭料理やローカルフードですが、もちろん、素敵な高級レストランやホテルのレストランでも美味しく食べることができます。地元のローカルレストランは、いきなり休業してしまうこともあるので、現地のホテルのフロント等でお薦めのレストランを聞いていただくのが一番確かかと思います。ジャマイカは、果物も豊富ですので、ぜひ食べてみてくださいね。ジャマイカ旅行から帰ってきたら現地の味が恋しくなること間違いなしです!楽しい思い出溢れるジャマイカの旅となりますように。

 

現地で絶対食べたいおすすめジャマイカ料理10選!

1. ジャマイカンブレックファスト :アキー&ソルトフィッシュ (ACKEE & SALTFISH)
2. ライス&ピーズ (RICE & PEAS)
3. パティ (PATTY)
4. ジャークチキン (JERK CHICKEN)
5. エスカベッシュ・フィッシュ (ESCOVITCHED FISH)
6. ブラウンシチューチキン (BROWN STEW CHICKEN)
7. オックステールの煮込み (OXTAIL STEW)
8. アイタルシチュー (ITAL STEW)
9. ロブスター (LOBSTER)
10. ココブレッド (COCO BREAD)

 


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