韓国の空港を徹底調査!旅行前に知るべき7つの特徴

韓国の空港を徹底調査!旅行前に知るべき7つの特徴

日本から気軽に海外旅行を楽しめるお隣の国、韓国。そして旅行する時、必ず利用するのが空港です。日本各地の地方からも直行便が運行していて、あっという間に韓国に到着するので、初めての海外旅行としても、いまだに根強い人気です。ツアー、個人、どちらの旅行においても空港への行き来やそこで過ごす時間は立派な旅行の一部ですよね。空港での時間を有意義に使い、いろんな体験ができれば楽しさは倍増するのではないでしょうか。今回は、韓国を代表する4つの空港を徹底調査し、初めての旅行や留学の際に役立つ、空港の利用方法についてご紹介します。

 

韓国の空港を徹底調査!旅行前に知るべき7つの特徴

 

1. 韓国の4大空港

韓国旅行で一般的に有名なのは、首都ソウルにはじまり、第2の都市・釜山。そしてリゾート地としてここ数年特に大人気なのは、済州島。この3都市に、韓国を代表する空港が4つ存在します。

ソウル旅行がメインのあなたは、仁川国際空港か金浦国際空港を、釜山を訪問されるあなたは金海国際空港をご利用ください。また済州島でバケーションのあなたは、済州国際空港を利用することになります。

中でも2001年にオープンした仁川空港は、韓国を代表する国際空港として、韓国の空の玄関口となっているだけではなく、いまやアジアを代表するハブ空港として定着しました。国際空港協議会が実施する世界空港サービス評価で何度も最優秀空港に選定され、アメリカ、ヨーロッパなどへの直行便も多様にあります。世界各都市から地理的にもアクセスに非常に便利なため、世界中の各界からも最高の評価を得ています。韓国の観光マスト・スポットの1つとして楽しまない手はありません。

 

2. 韓国の空港でのおすすめポイント

24時間眠らない仁川空港は、旅客ターミナルは地下2階・地上4階のガラス張りになっていて、建物そのものが韓国最大規模です。文字通り「ないものはない・できないものはない!」ので、ここで1日中ショッピング三昧など、楽しく過ごすことが可能です。

そして仁川空港ならではの、ユニークなイベントがあります。空港にいながらにして、韓国の様々な伝統文化を体験できる「韓国文化体験館」と「伝統文化体験館」が免税エリアにあり、なんと無料で楽しむことが可能です。韓紙や木工芸品などを使った工芸体験、チョゴリなど韓国の伝統「ハンボク(韓服)」体験、こま回し、輪回し、槍投げなど、韓国の伝統の遊びにも触れられます。また韓国の伝統芸術公演の鑑賞や、伝統楽器まで教えてくれたりと、例えば帰国の際、搭乗前のラスト・ミニットまで、韓国に親しめるということですね。

そしてこの免税エリアでは、まるで「景福宮」にいるかのような、王朝の行列を見ることができます。カメラを向けると、にっこり微笑んでくれる王と妃。荘厳ながら、韓国ならではのサービス精神とエンタテイメント要素がたっぷりで、「また韓国に来たい」と思わせる1シーンです。

金浦空港は、仁川空港の開港により、国際線よりも国内線が非常に充実しています。韓国地方への旅を予定しているあなたは、金浦空港を利用するとよいでしょう。また仁川空港とのアクセスもかんたんですし、金浦空港内にある国際線ターミナルと国内線ターミナルをつなぐ無料の巡回バスもあります。そして何と言っても、巨大複合施設「ロッテモール」がすぐそばに。乗り継ぎなどの長い待ち時間も有効に使えます。

金海空港は、釜山をはじめとする韓国南部への旅行がメインの際、利用するとよいでしょう。もちろん各種施設もバッチリ整っています。

 

3. 韓国の空港での注意点

空港内はもちろん、韓国で注意したいことがいくつかあります。

エスカレーター
空港内にたくさん設置されているエスカレーター。通常右側に立ち、急ぐ人は左側を歩きます。

テーブルマナー
レストランでの食事の際、食器は手に持たず、テーブルに置いたまま食べます。お箸は食べ物をつまんだりして取る際に使い、スプーンでごはんやスープをすくって食します。

儒教の精神
儒教の思想が根強く、礼節を重んじる国民性ですので、公共の場では必ず目上と思われる方、年配の方には、席を譲ったりなどエチケットマナーに気をつけてください。

たばこ
空港を含む公共施設では、原則禁煙です。まだまだ喫煙者が多く存在する韓国ですが、年上の人の前でたばこを吸ったりするのも御法度なので、喫煙エリアを利用するか、ホテルに着くまではたばこを吸わない方が無難です。

両替
市内の至るところで可能ですが、市内に着くまでの間、少額の現金は持ち合わせていた方が安心。なのでまず空港で、日本円を韓国ウォンに両替しておきましょう。空港両替所の他、各銀行が両替専用窓口を設置しています。日本円を差し出すだけで韓国ウォンに替えてくれますので、言葉の心配も無用です。

タクシー
空港に到着し、いざタクシーを利用する時に気をつけたいのは、ドア。日本のように自動ではありません。必ず手動で閉めるよう注意してください。また、車は左ハンドル・右側通行。日本とは逆ですので、道の横断時はくれぐれもご注意ください。

 

4. 仁川空港からソウル市内へのアクセス

韓国の空港を徹底調査!旅行前に知るべき7つの特徴T-money

主に3つの手段があります。空港鉄道、リムジンバス、タクシーの3つが主な手段です。

A’REX(エーレックス)空港鉄道を利用すれば、ソウル市内にあるソウル駅まで乗り換えなく、40〜50分で到着します。また途中でKTXという空港鉄道に乗り換え可なので、ソウル駅以外の目的地へ行くのも便利で、荷物が少なめのあなたにピッタリ。渋滞などに左右されることなく、チェックイン時間が気になるあなたにも、おすすめできます。費用も安く移動できますね。

リムジンバスは、主要ホテルの目の前や、市内のあちこちに停留所があるので、荷物が多いあなたにぜひ利用して頂きたい手段です。運転手さんや係員のおじさんが、専用のトランクルームに快く載せてくれます。ただ、交通渋滞に巻き込まれる可能性は否めません。通常でも1時間〜1時間半はかかるので、余裕を持って利用したいもの。タクシーに比べればお安い値段ですみます。

旅慣れた人や、空港からホテルや目的地まで直行したい人は、やはりタクシーが便利でしょう。渋滞を考慮しても、軽く1時間半はかかりますが、何人かで利用するのであれば、料金をシェアすれば安くつきます。模範タクシーは若干高めですが、サービスや安全面で優秀、その上日本語も通じることが多いので、安心です。

タクシー利用で心配な「ぼったくり」も、空港専用のタクシー乗り場を利用すれば大丈夫です。ただし空港ロビーでの、白タクの声かけには十分注意してください。その他、メーターを利用せず、法外な値段を要求するタクシーなどにも要注意です。おかしいなと思ったら、必ず車のナンバーと運転手の名前をチェックしてメモしてください。いずれも韓国の便利な交通カード「T-Money」が利用できます。

 

5. 金浦空港からソウル市内へのアクセス

空港鉄道、リムジンバス、路線バス、地下鉄、タクシーが利用できます。仁川空港からに比べると、市内により近い場所にあるため、鉄道だと20分、バスは40分、タクシーでも1時間程度と、ソウル市内への移動時間を断然短縮できます。交通カードは「T-money」が使えます。

 

6. 金海空港から釜山市内へのアクセス

釜山市街地からも比較的近い場所にあるため、地下鉄、リムジンバス、路線バス、タクシーなど便利に使えます。地下鉄はお値段もお安く、所要時間も約30分〜1時間。荷物の少ない時は断然おすすめです。

リムジンバスは南浦洞方面への1番と、リゾートエリアの海雲台方面行きの2番との2ルートがあります。車体に「Airport Limousine」の表記があり、チケットは車内でも購入可です。市内(路線)バスの運賃はお安いですが、リムジンバスと同様に、途中停留所での乗降りがあるため、時間に余裕のある場合はよいでしょう。また車内アナウンスは当然韓国語のみなので、ある程度韓国旅行に慣れた人向けです。家族・友人と一緒で荷物が比較的多いあなたは、タクシーを利用し割り勘にするのも1つの手。楽にコストダウンできます。外国人観光客に慣れている模範タクシーを利用して釜山市内までだと、約30分〜1時間で到着します。交通カードは、釜山で販売されている「ハナロカード」や「マイビカード」、またソウルで利用されている「T-money」ももちろん使用可です。

 

7. 済州空港から済州市内へのアクセス

リムジンバスまたはタクシーが利用できます。どちらも約1時間〜1時間半くらいで市内に到着します。バスは各方面へ、また主要ホテル前まで、朝6時代から夜10時までの間、20分間隔で運行されている上に、車内は日本語アナウンスも使用されるので、とても便利でおすすめです。タクシーは、車体に赤・黄・緑のライン入りであれば、20年以上無事故ドライバーの運転手を意味しますので、とても安心です。交通カードは「T-money」が利用できます。

 

まとめ

いかがでしたか?
韓国旅行に限らず、旅を有意義に過ごすためには、自分のニーズと優先順位をクリアにしておくことが必要です。予算や時間、人数と目的に合ったベストな方法を、事前にチェックしておくことで、旅のトラブルも防げて、そして何よりも無駄なく旅を続けられるのです。旅行は、現地到着から始まるのではなく、旅行をしよう!と思い立った時から始まっているのですね。旅行のスタートとゴールを演出する空港を上手に利用して、韓国旅行を安全で楽しい旅行の思い出の1ページに刻んでくださいね。

 

韓国の空港を徹底調査!旅行前に知るべき7つの特徴

1. 韓国の4大空港
2. 韓国の空港でのおすすめポイント
3. 韓国の空港での注意点
4. 仁川空港からソウル市内へのアクセス
5. 金浦空港からソウル市内へのアクセス
6. 金海空港から釜山市内へのアクセス
7. 済州空港から済州市内へのアクセス

 


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