クアラルンプールを2泊3日で超快適に観光する8つのコツ

様々な民族がそれぞれの文化を形成しているマレーシアには、モスクやヒンドゥー教の寺院などの宗教施設や歴史的建造物など、観光スポットが沢山あります。加えて1年中常夏の気温ですのでゴルフやビーチ目的で訪れる方も多いです。今回は、首都クアラルンプールに長年住む筆者が、クアラルンプールに的を絞り2泊3日で効率よく観光する8つのコツをご紹介します。

 

クアラルンプールを2泊3日で超快適に観光する8つのコツ

 

1. プリペイドSIMを利用しよう!

日本でもいよいよSIMフリー携帯が手に入るようになりましたね。マレーシア旅行中にプリペイドSIMを使って携帯電話が使えれば更に快適な旅行になると思いませんか?マレーシアにはLTEサービスを行っている携帯会社が5つあり、内3社(Celecom Axiata, Maxis, U Mobile)がプリペイドSIMカードでのLTEサービスを利用できます。そこでマレーシア滞在中、快適に過ごすためにプリペイドSIMカードの利用をお薦めします。入国後、荷物を受けとってロビーに出るといくつかの携帯販売店がありますのでそこで滞在日数とインターネットを使いたい旨を店舗スタッフに伝えれば後はスタッフが全て設定してくれます。(パスポートとSIMフリーの携帯電話が必要です)

 

2. MYteksiで安全なタクシーを利用しよう!

SIMカードを利用して携帯電話が使用可能になったら携帯アプリMyteksiをダウンロードしてみましょう。マレーシアではメーターを使わずにぼったくるドライバーも多くタクシー事情は決して良いとは言えません。またホテルのコンシェルジュにタクシーをアレンジして貰うと手数料を取られて結果的に高くつく場合があります。Myteksiはダウンロードした後名前や電話番号を登録し、迎えに来て欲しい場所と目的地を入力すると近くにいるタクシーを検索して呼び出してくれるという携帯アプリです。MyTeksiに登録されているタクシードライバーは営業許可証を取得している正規の優良ドライバーですので、ぼったくりの心配もなく安心して観光が楽しめます。 ※このアプリを使用してタクシーを呼んだ場合、タクシー代金プラス2RM掛かります。

 

3. 無料ツアーに参加してみよう!

時間に限りのある旅行では効率よく観光スポットを回りたいものですね。そこでクアラルンプール観光局主催の無料市内観ツアーは如何でしょうか?ガイド付き(英語)の無料ウォーキングツアーのコースは2つあり、ダタランムルデカ周辺の11のヘリテージスポットを周るコースと、カンポンバルの7つの伝統的な村を歩くコースがあります。それぞれのツアーともに徒歩で観光名所を巡るウォーキングツアーで、プロのガイドさんが説明をしながら案内してくれます。ツアー催行日は、ダタランムルデカツアーが月、水、土、カンポンバルツアーが火、木、日です。詳しくはクアラルンプール観光局のホームページで確認できます。

またKLセントラル駅近くにあるマレーシア国立博物館では、日本人ガイドによる館内案内サービスを行っています。マレーシアの歴史に興味があるけど英語が分からない、という方現地在住の日本人ガイドさんが日本語にて説明してくれます。KLやマラッカなどの歴史的観光スポットに行く前にマレーシアの歴史を知っておけば観光がよりいっそう楽しくなりそうですね。

 

4. 観光に疲れたらアフタヌーンティーはいかが?

マレーシアはイギリス統治時代のなごりから、今でも多くのホテルでアフタヌーンティーが楽しめます。中でもマジェステックホテルは1932年に建てられ歴史に残る政治的会議や各国の要人を迎える迎賓館として使われていた由緒あるホテルで2012年にReopenしました。場所はクアラルンプール駅の向かい側、KTM本社の隣に位置し、市内観光で疲れた際の休憩場所としてピッタリの立地です。市内観光のスケジュールにぜひとも取り入れてみてはいかがでしょうか?コロニアル建築のホテルで優雅な雰囲気の中アフタヌーンティーが楽しめます。

 

5. ローカルの雰囲気が楽しめる!地元密着のショッピングモール

マレーシアを何度も訪れていていつもと違った旅行にしたい、ローカルが普段行くようなショッピングモールに行ってみたいという方、ワンワールドホテルはいかがでしょうか。こちらのホテルは大型ショッピングモール、1UTAMA(ワンウタマ)に直結しており、レストラン探しや買い物などに便利です。1UTAMAはローカルの間で人気のショッピングモーでPavilionやSuria KCCとは違う、地元の雰囲気が味わえます。また、トロピカーナやサウジャナゴルフコースへも比較的近く、市内の慢性的な渋滞を避ける意味でもお薦めです。

 

6. ゴルフ場内にあるホテルに滞在してみる

一年中常夏の気温が続きいつでもゴルフが楽しめるマレーシア。クアラルンプール近郊には数多くのゴルフ場がありしかも日本に比べてとてもリーズナブル、まさにゴルフ天国です。そこでゴルフ大好き、ゴルフ三昧の旅行にしたい方にお薦めしたいのがゴルフ場の敷地内にあるホテル、The Saujana Hotelです。市内から30分程度と郊外にある緑に囲まれたリゾートHotelですので静かにゆっくり過ごしたい方にはお勧めします。更にサウジャナホテルはKLIA,KLIA2空港から1時間程度、国内線空港のスバン空港からは15分程度ですので最終日やペナンへ行く前などに滞在してみるのもいいかもしれません。

 

7. 夜景を見ながらお酒が飲めるBAR

クアラルンプールの夜の楽しみの一つに美しくライトアップされたツインタワーをみながらのお食事、お酒を楽しむことがありますね。KLCCの公園近くにはツインタワーを見られるいくつかのBARがありますが最近話題になっているのがヘリポートをBARとして開放しているBAR、ヘリラウンジバーです。場所はモノレールのラジャチュラン駅近くにあるMenara KHというオフィスビルの屋上。まずは34階にあるバーで飲み物をオーダーします。店員に屋上に行きたい旨を伝えるとヘリポートに通じる階段を教えてくれますのでそのまま屋上へ!屋上ではツインタワーとKLタワーが同時に見渡せます。ヘリポートなので柵など視界を遮るものが一切なく360度クアラルンプールの夜景を楽しめます。

 

8. クアラルンプールを訪れる時期

雨季と乾季のはっきりした区別がなく、ヘイズの時期を除けばベストシーズンと言えるマレーシアですが、季節以外の理由で気をつけたい時期があります。それがハリラヤプアサと呼ばれるラマダン(断食)明けの期間でマレー人にとって1年で一番おめでたい時期です。この時期になるといっせいにマレー人は休暇を取るため、いくつかのローカルレストランはCloseとなります。またTAXIなどの数も減り、つかまりにくくなりますので注意が必要です。ハリラヤは毎年変わりますので旅行の計画を立てる時にはチェックしてください。ちなみに、2016年は7/6,7になります。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか?
時間に限りのある旅行では効率よくいきたいものですね。今回ご紹介した情報を駆使して、クアラルンプール観光をぜひ満喫してください。現地で皆さんが安全に過ごされる事を願っています。

 

クアラルンプールを2泊3日で超快適に観光する8つのコツ

1. プリペイドSIMを利用しよう!
2. MYteksiで安全なタクシーを利用しよう!
3. 無料ツアーに参加してみよう!
4. 観光に疲れたらアフタヌーンティーはいかが?
5. ローカルの雰囲気が楽しめる!地元密着のショッピングモール
6. ゴルフ場内にあるホテルに滞在してみる
7. 夜景を見ながらお酒が飲めるBAR
8. クアラルンプールを訪れる時期

 


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