ニースの天気調査!旅行前に知りたい7つの特徴

アルプーマリティム県の県庁所在地でコートダジュールの中心都市であるニース。1年間を通して世界中から温暖な気候を求めてバカンスにやってくる外国人観光客も多く、フランスではパリの次に不動の人気を誇っています。今回は、旅行前に把握しておいた方が良い、ニースのお天気情報をご紹介します。

 

ニースの天気調査!旅行前に知りたい7つの特徴

 

1. ニースの気候は地中海性気候

ニースは1年間を通して非常に温暖な気候をしています。夏の時期は激しく乾燥しますが、気持ちの良い快晴ぶりで青い空と燦燦と輝く太陽が楽しめ、雨はほとんど降る事がありません。また海に面しているので蒸し暑く感じる事もありますが日本の湿気の多い夏とは比べものにならないぐらい爽やかです。冬でも0℃以下になる事はありません。大体10℃前後と安定した気候をしており寒いのが苦手な方にも楽しく観光出来るぐらいの気温です。南仏のお土産としても有名なオリーブの栽培にも適している気候です。

 

2. ニースのベストシーズンは5月から9月頃

雨降りの情緒漂うニースの街並みが大好きと言う方以外には、その年の気候状況にもよりますが大体5月の半ば過ぎから9月頃がニースやニース周辺の村などを含めて観光するのには最適の季節だと言えます。コートダジュールの「紺碧海岸」がその名の通り美しく碧く見えるのは、夏の時期の燦燦と輝く太陽があってこそのものだからです。この時期は雨が降る事が非常に少ないので、ニース市内や周辺の村などを観光するのにも散歩や日光浴、海水浴を楽しむにもベストシーズンです。ニースの夏の海は映画に出て来る様な豪華客船が停泊している姿も見られ、とても華やかな雰囲気が楽しめます。地中海沿いの海岸通りも非常に活気づき、ビーチは沢山の人で溢れかえっており素敵なリゾート気分に浸れます。

 

3. 雨降りが多いのは冬の時期

ニースは地中海性気候のため冬は雨季になり10~12月は雨が多く降ります。大雨や雷雨の日もあり細かい雨が降ったり止んだりする事もあります。海水浴には興味が無い方で時期をずらして来られる方も多くいらっしゃいますが、あちこち観光して回るのには雨降りの時期には不向きです。特に周辺の有名な観光名所になっているロック・ブリュンヌやエズ村、マントンなどはお天気が悪いと散策するのには最悪です。急な坂を上って行く場所では雨水が上から当たり前の様に流れてくるので靴はびしょ濡れになるし、道も滑りやすく、折角頑張って上まで登って下を見下ろしても、入り江も地中海も霧の中に姿を隠してしまい視界が悪く全く楽しむ事が出来ません。強風を伴い傘が差せない時もあります。一般的にフランス人は傘を差さないのですが日本人観光客がこれを真似すると確実に風邪を引きますのでご注意下さい。どうしても、この時期にニースへ来られる方は防水加工されている上着やヒールのないショートブーツがおすすめです。

 

4. 春のニース

コートダジュールや南仏と聞くと1年中暖かいと思う方もいらっしゃいますが、実際は日本と同じく四季があり春が訪れるのは日本よりも早めです。春のニースは様々なお花が沢山咲き誇りとても綺麗でお花好きな方には最高の季節になります。沢山のお花に圧倒されますが花粉症の方には辛い時期ですので花粉症対策やお薬をお持ちになられる事をおすすめします。3月はお天気が変化しやすく風邪を引く事も多い時期ですのでご注意下さい。朝晩の冷え込み対策に薄手の上着は必ず用意しましょう。5月に入ると海水浴が出来る様になりますので水着もお持ち下さい。

3月の最低気温6~8℃/最高気温15~16℃
4月の最低気温10℃/最高気温16~17℃
5月の最低気温10~14℃/最高気温18~20℃

 

5. 夏のニース

海水浴のための季節と言っても過言ではありません。6月はフランスではまだ子供達は学校がある時期で大人もバカンス時期ではありません。その為、7~8月よりは観光客が少なめの時期ですので混雑が苦手な方にはおすすめの時期です。7月は14日の革命祭の花火大会が浜辺で行われます。この日からニースは一気に観光客が増加します。7月中にシミエ公園で音楽祭が行われますのでジャズ好きな方はお見逃し無いようにご確認下さい。ニースの夏は晴天続きですが、8月は後半は雷や雨の日もあるので注意して下さい。日差しが強烈ですので必ずサングラスや帽子を携帯して下さい。日焼け止めは日本の物より現地で購入した方がガード率が高いと思いますので薬局などでの購入をおすすめします。海水浴をされる方は水着の上に羽織れるものを忘れないで下さい。

6月の最低気温15~18℃/最高気温23~24℃
7月の最低気温19~20℃/最高気温19~20℃
8月の最低気温20~21℃/最高気温27~29℃

 

6. 秋のニース

日本で言うところの残暑と言う感じで秋とは言え暑いです。夏の観光客で賑わうビーチが苦手な方には9月の2週目頃のニースが是非おすすめです。9月末までは海水浴も出来る上に学校や仕事が始まるので観光客が一気に少なくなり穴場です。10月と11月は地中海性気候の特徴的な雨が降ります。この時期は運が悪いと毎日雨続きと言う事もありますので要注意です。夕方から冷え込む様になりますので薄手の羽織れる物は必ず持ち歩きましょう。雨の日は体感温度が低めになりますので調節出来る服装がおすすめです。

9月の最低気温17~18℃/最高気温25~26℃
10月の最低気温14℃/最高気温21~22℃
11月の最低気温7~9℃/最高気温14~17℃

 

7. 冬のニース

ニースの冬は基本的に10℃前後あり、パリや北フランス、モン・サン・ミッシェルに比べれば寒くありません。重ね着で乗り切れば極度に厚手のコート類も不要です。マフラーなどは特になくても大丈夫ですがスカーフは1本あると便利です。また冬の時期はとても乾燥しますので保湿グッズやのど飴は必需品です。リップクリームやハンドクリームと手袋も必ず携帯しましょう。12月は雨が降る事も多く体感温度も低めに感じますのでご注意下さい。1月中旬ごろから南フランスの花とも言えるミモザの花が真っ黄色に咲き始めます。花粉症持ちの方は日本からご自分の愛用のお薬をお持ちになられる事をおすすめします。2月中旬にはニースの有名なカーニバルが開催され世界中から観光客が集まって来る為、非常に賑やかで華やかな雰囲気が溢れます。

12月の最低気温6~7℃/最高気温12~14℃
1月の最高気温5~6℃/最高気温13~14℃
2月の最低気温6℃/最高気温13~15℃

 

まとめ

いかがでしたでしょうか。
ニースは年間を通して雨の多い時期を除いて非常に日差しが強いので目を保護するためにもサングラスは絶対に携帯しましょう。お子様連れの方はお子様の日焼け防止対策や乾燥防止対策も忘れないようにご注意下さい。

 

ニースの天気調査!旅行前に知りたい7つの特徴

1. ニースの気候は地中海性気候
2. ニースのベストシーズンは5月から9月頃
3. 雨降りが多いのは冬の時期
4. 春のニース
5. 夏のニース
6. 秋のニース
7. 冬のニース

 


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