フランス・パリ空港をもっと快適に過ごす7つのコツ!

フランス・パリ空港をもっと快適に過ごす7つのコツ!

フランスのパリ・シャルル・ド・ゴール国際空港では日本からの飛行機が到着したり日本への飛行機が出発したりしています。オルリー空港もありますが大抵の日本人が使用するのはシャルル・ド・ゴール国際空港になります。ターミナルも増設され今までよりも大きく便利になっております。今回は、フランス在住の筆者が、あなたがパリの空港で快適に過ごせる様に7つのコツをご紹介しましょう。

 

フランス・パリ空港をもっと快適に過ごす7つのコツ!

 

1. シャルル・ド・ゴール国際空港

通称・ロワシー空港と呼ばれており航空券などに表記される場合にはCDGと書かれます。この空港の名称はフランスの英雄でもある当時の大統領「シャルル・ド・ゴール」にちなんで付けられているものです。ターミナルは3つあり1番昔からある円筒形のターミナルが1、東隣に1番新しくて綺麗なターミナル3、南東方向にはA〜Fまでに分かれた扇形のターミナル2となっております。日本からの直行便や経由便はターミナル1か2に到着します。ANAの飛行機をご利用の方はターミナル1で発着、JALとエールフランスの飛行機をご利用の方はターミナル2に発着します。日本同様に航空会社によって到着ターミナルが異なります。とても広い空港ですので移動時間など余裕を持って行動される事をおすすめします。

 

2. CDGVAL(無料自動シャトル)

毎4分ごとに自動で運行されているシャトルトレインです。空港内の至る所に表示が出ています。ターミナル1・2・3を繋いでいてターミナルと駐車場に停車します。車内は大型のスーツケースを持つ人で溢れかえる時もありますが1本やり過ごしても待つ事なくすぐに来ますので余程急いでいない限りは問題ないと思います。進行方向に向かって前の車両部分に乗られると運転している様な気分になれて電車好きな方やお子様連れの方にはおすすめです。TGVに乗る方はターミナル2で乗降、RERはターミナル2&3で乗降します。

パリが初めての方にはRERはおすすめ出来ません。安い値段でパリ市内まで移動できるのは魅力的なのですが非常に治安の悪い地域を通過する為に車内でひったくりや強盗などの被害に遭う事があります。女性同士やパリ初心者の方、お子様連れの方は空港から少々時間はかかりますがタクシーやロワシーバスなど別の手段をおすすめします。

 

3. パリ市内へのバスでのアクセス方法

フランス・パリ空港をもっと快適に過ごす7つのコツ!バス

空港からモンパルナス駅へ行かれる方は、ル・ビュス・ディレクト(LE-BUS DIRECT)と呼ばれるリムジンバスが出ています。以前はエ-ルフランスバスと呼ばれていましたが、経営会社が変わり現在は「ル・ビュス・ディレクト」という名前に変わっています。このバス会社に変わってから、行き先が路線別に色で分かれており不慣れな人でも利用しやすく改善されています。バス料金は片道17ユ-ロ(2016年11月現在)で、往復では30ユ-ロと少々割引料金になっています。同日でなくても、往復チケットが購入出来ます。チケットは空港のインフォメ-ション窓口か、バス車内で運転手から乗る時に買うことができます。クレジットカ-ドが使えるので、空港で購入出来なくても問題ありません。現金で支払う方は釣り銭がない場合もあるので注意してください。バスの時刻は6:00始発で30分ごとに運航しています。渋滞にはまると2時間ぐらいかかることもあります。車内にトイレはありません。ラストは22:00です。

バス乗り場はタ-ミナル2の場合、E&Fは到着階から外へ出た連絡通路の2Eのすぐ近くで色はオレンジ色の4番線バスです。バスの時間になると乗り場に係員が現れスーツケースに付ける名札を配り始め、リヨン駅行きとモンパルナス駅行きで荷物の積み込みを分けるので係員の指示に従いましょう。名札に名前を書くのに必ず筆記具を携帯しておくことをおすすめします。座席は自由席ですので、開いている場所に座りましょう。

空港からポ-ト・マイヨ-、凱旋門、トロカデロ広場、エッフェル塔へ行かれる方は同じくル・ビュス・ディレクトの緑色の2番線バスが出ています。バス乗り場はターミナル2の場合は到着階から外へ出てすぐ目の前に色ごとのバス停があり、初心者でも迷う事なく乗れます。自分の目的地へ行くバスの色と番号をしっかり覚えておきましょう。料金は片道17ユ-ロ、往復で30ユ-ロになっています。4歳以下の子どもは無料で乗ることができます。バスの運行は5:45始発で30分ごとに出ています。ラストは23:00です。交通状況により2時間ほどかかることがあり、車内にトイレがありませんのでご注意下さい。

 

4. パリ市内へのそのアクセス方法

空港からタクシーで目的地やホテルまで行かれる方も多いと思います。乗り場は到着階の手荷物受取場の出口付近にあり、常に空車が停まっているかタクシー待ちの人が居るので難なく見つけられるでしょう。空港から市内の中心部までは約30分から1時間かかります。バスよりは少し早い程度です。料金はメーター制で市内までは最低50〜60ユーロ程かかります。5キロ以上のスーツケースをお持ちの方は追加料金を求められます。またドライバーの方には必ずチップを払いましょう。夜の19時から翌朝7時&日曜日・祝日&祭日には割増料金が必要になります。

空港から電車で移動される方はRER(B線)と呼ばれる郊外を走る電車があります。早朝5時から23時半頃まで約10〜15分間隔で運行しております。時間は約45分程で渋滞などはありませんので時間的には確実です。乗り場はターミナル2のホールC&DとFの間にあります。ターミナル1からはCDGVALで乗り場まで移動できます。チケットは目的地に応じて乗り場付近にある券売機でクレジットカードで購入出来ます。券売機付近に居る人間に注意しましょう。買い方がわからないでもたついている時に親切に声をかけて来て教えてくれようとする人や代わりに切符を購入してあげると言う人には関わらない様にしましょう。購入の際には手荷物・貴重品からは絶対に手と目を離さない様に気を付けて下さい。早朝&夜間は人が少なく治安が良くないので避けた方が無難です。どうしても乗らなければいけない場合には車掌さんの居る近くに乗る事をおすすめします。

またホテルによっては送迎サービスをしてくれる所もございますので、ご自分がお泊りになるホテルに確認をしてみて下さい。

 

5. 空港内での待ち時間を楽しく過ごすコツ!

シャルル・ド・ゴール空港で移動手段の関係や諸事情により長時間の待ち時間がある方は、空港内の散策をおすすめします。日本行直行便や経由便が発着するターミナル2は各種の免税品店や土産物屋、カフェやレストランなどが沢山入っています。フランスワインが欲しくてもスーツケースの重量が気になって買えなかった方でも免税店で購入すれば、重量は気にせず購入出来ます。レジでキッチリと袋に入れて封を完璧にしてくれますので持ち運びも安心です。また日本人に人気のラデュレやフォションのチョコレートなどパリ市内で購入出来なかった場合でも空港で購入する事が出来ます。ここで購入すれば崩れる事なく日本へ持って帰れます。また広くはありませんが、お子様連れの方には子供が遊べるキッズスぺースもあり周囲を気にせず遊ばせる事が出来ます。ゲーム好きな方には無料で遊べるPSPが設置されている場所もありますのでおすすめです。

 

6. 空港内で置引きやスリ被害を避けるコツ!

シャルル・ド・ゴール空港に限らず空港内どこでも同じですが、置き引きやスリ被害に遭われる方が後を絶ちません。市内観光であれば荷物を少なくと言う事も言えますが、空港で荷物を少なくと言うのは現実的に不可能ですよね。増えはしても減る事はないと思います。飛行機の搭乗手続きが済むまでは大きなスーツケースも常に一緒に行動しなくてはなりません。まずカートに乗せて貴重品を入れたバッグは常に肌身離さず開け口をしっかりと手で押さえて体の前に回しておきましょう。置き引きもスリも一瞬のうちに盗まれてしまいます。とにかく自分の体と視界から外さない事です。電光掲示板前やエレベーターやエスカレーター、買い物時のレジでの支払いの時などは絶対にバッグや荷物を下に置かない事です。また自分の隣に寄って来たり座って来る人間にも細心の注意を払ってください。母娘連れや子供だけのスリも多発しておりますので要注意です。

 

7. 空港内でWi-Fiを快適に使うコツ!

シャルル・ド・ゴール空港では待ち合いロビーなどでWi-Fiに接続しようとすると自動的に空港のトップぺージへ繋がります。そこで必要事項を入力するだけで接続開始から15分間は無料で使用する事が出来ます。その後は30分・1時間などと区切られた時間で有料になっております。接続時間のカウントダウン機能もあり、連続使用でなくてもこまめに切断してトータルで使用出来るので便利です。無料の15分間を過ぎてからの継続時間はクレジットカードでの支払いになっています。

また有料ですが、パソコンがなくてもインターネットの出来る機会が設置されております。ラウンジ内では完全無料で使用出来ます。空港内にあるRELAYと言う売店ではWi-Fiのアクセスパスワードがレジにて販売されております。値段は無料Wi-Fiからの継続使用料金とほぼ同額で5〜6ユーロ程になっております。値段は変更しますのでご了承ください。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか。
日本人ならパリでの発着で誰もが使用するシャルル・ド・ゴール国際空港で快適に過ごす為の7つのコツをご紹介させて頂きました。非常に広い空港ですので場所や状況によっては長い事歩かないとなりません。時間には必ず余裕を持って行動なさって下さい。帰国便に乗り遅れそうになって長い通路を大きなスーツケースやカートを持って全速力で走っている人も時々見かけます。帰国便のチェックインは必ず搭乗の2時間前までに済ませるようにしましょう。日本の航空会社や日本行の航空会社の場合には3時間前からチェックインを開始している事もありますので早めに荷物を預けて空港内を楽しまれる事をおすすめします。

 

フランス・パリ空港をもっと快適に過ごす7つのコツ!

1. シャルル・ド・ゴール国際空港
2. CDGVAL(無料自動シャトル)
3. パリ市内へのバスでのアクセス方法
4. パリ市内へのそのアクセス方法
5. 空港内での待ち時間を楽しく過ごすコツ!
6. 空港内で置引きやスリ被害を避けるコツ!
7. 空港内でWi-Fiを快適に使うコツ!

 


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