上海の時差を利用して最高の旅行にする6つのコツ

著しい経済発展を遂げるお隣の国、中国。その中国発展のシンボルともいえるのが上海です。見どころも多く、古い中国と新しい中国の両方を堪能できます。あなたは日本と上海にどれくらい時差があるか知っていますか?今回は、上海との時差やフライト時間、またおすすめの行き方など、最高の上海旅行にするためのコツを6つのポイントにまとめてご紹介します。

 

上海の時差を利用して最高の旅行にする6つのコツ

 

1. 上海と日本の時差は1時間

日本と上海の時差は-1時間。つまり日本が1月1日24:00お正月を迎えた時、上海はまだ23:00と言うことになります。ですから行く時は少しだけ得することになりますね。ちなみにサマータイムはありません。到着したら時計を1時間戻すのをお忘れなく。

 

2. 上海までのフライトは約3時間30分

中国の東海岸にある上海は日本から近く、行きのフライト時間は東京から3時間30分、大阪から2時間30分、九州からだともっと近く1時間45分ほどで到着します。ちなみに帰りは行きよりフライト時間が40分ほど短くなります。これは上空を西から東へ吹くジェット気流(偏西風)の影響です。またフライトスケジュールを見る際の注意点ですが、例えば9:40成田発、12:10上海着と書かれていますが、出発時刻は日本標準時、到着時間は中国標準時で記載されています。そのためフライト時間は2時間30分ではなく、1時間の時差を考慮して実際は3時間30分となりますのでご注意ください。

 

3. 上海には空港が2つ

上海には浦東国際空港と虹橋空港の2つの空港があります。一般的に浦東空港到着便が多いのですが、羽田発の便は虹橋空港に到着します。浦東国際空港は上海市街地の東の外れ、東シナ海沿いに位置し、虹橋空港は市街地の西の外れに位置しています。どちらも地下鉄やリムジンバスなどアクセスは充実していますので利便性にさほど差はありませんが、浦東空港から市街地までは上海の目玉の一つ、最高速度430kmを誇るリニアモーターカーが走っています。そちらを体験したい方はぜひ浦東空港発着便を選択しましょう。

 

4. 直行便か経由便か

成田空港からは日本航空と全日空、中国東方航空、中国国際航空、デルタ航空などが直行便を出しています。また羽田からは上海航空の直行便もあります。基本的に日本と中国の航空会社は直行便と考えて良いと思います。他の航空会社も上海便を運航していますが、大韓航空だとソウル経由になることもありますので、チケットの価格だけでなく、経路もよく調べてから予約してくださいね。ただ、時差もほとんどなく2~3時間で到着するわけですから、かなりチケット代が安いとか、他にも寄りたい所があるなどよほどのことがない限り、直行便で早く上海に到着した方が時間も体力も有効活用できると思います。

 

5. おすすめの到着時間帯

上海線は結構便数もあり、東京からだと午前11時頃到着する便から夜22時ごろ到着する便まで様々選べます。では何時ごろ到着したらいいでしょうか?一つの大切な要素は「食事」のタイミングです。何しろ「食は中国にあり」と言われるくらいですから、せっかくなら少しでも多く美味しいものを食べたいですよね。空港にはいわゆるチェーン店が多く(日本と同じですね)、取りあえず食べると言うならいいとしても、お勧めできる店はあまりありません。また機内食だけで済ませるのも味気がありませんよね。時差も少なく、3時間程度で到着できる上海ですので、例えば朝一の便にして昼食までに上海市内に移動するとか、午後到着の便にして、夕食は上海の夜景を楽しみながら食べる、といった計画を立てると上海を十分堪能できると思います。また、中国の吉野家や味千ラーメン、マクドナルドやケンタッキーがどう中国風にアレンジしてあるのかを味比べするのも、面白いかもしれません。

 

6. 旅行に狙い目の時期

まずは食べ物がおいしい季節、上海は何と言っても上海ガニ、メスは10月ごろ、オスは11月頃が一番おいしいとされています。またこの時期は気候も良くとても過ごしやすいため、一番のお勧めです。次に今話題のPM2.5、沿岸に位置し通年風が吹く上海は北京ほどではないものの、やはり大都市ということもあり影響は免れません。PM2.5は一年通して発生してはいますが、特に冬から春にかけてひどくなりやすいとされていますので、この時期は避けることも検討できます。そして中国旅行で忘れてならないのは「春節」(旧正月)です。これは旧暦の正月で、例年2月ごろですが、中国では1月1日よりも春節が重視されており、国中が大型連休に入ります。そして日本の年末さながらに皆が「民族大移動」して帰省する(平気で2ケ月くらい店を休んで帰省する)ため、例年この時期はどの交通機関もとにかく大混雑し、価格も大幅に値上がりします。この時期は外した方が賢明でしょう。

 

まとめ

いかがでしたか?
「上海の時差を利用して最高の旅行にする6つのコツ」、豫園や外灘などに代表される古き良き中国と、東方明珠タワーや新天地などに代表される新しい中国、そして点心や飲茶、海鮮などの美味しいもの、3つが同時に味わえる上海、3時間程度で行けるとても魅力的で身近な外国です。時差もほとんどないため、国内旅行と同じ感覚で行けますね。実は沖縄や北海道よりも手軽に行けるお勧めスポットでもあります。十分前調査してしっかり計画を立て、最高の旅にして下さい。この記事があなたのお役に立つことを願っています。

 

上海の時差を利用して最高の旅行にする6つのコツ

1. 上海と日本の時差は1時間
2. 上海までのフライトは約3時間30分
3. 上海には空港が2つ
4. 直行便か経由便か
5. おすすめの到着時間帯
6. 旅行に狙い目の時期


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