アジアのハブ、世界のハブと言われる国、シンガポール。中華系、マレー系、インド系の多民族国家で知られるこの国は、東京のような都会らしさもありながら、異国情緒あふれる景色も多い今最も注目されている都市の1つです。そんなシンガポールの天気、皆さんはどんなイメージがありますか?旅行前にその国の気候や天気の癖を知る事は、持っていく衣服や小物を決める上でとても重要です。今回はこの小さな国シンガポールの天気をしっかり理解してもらうための5つのポイントをご紹介します!
シンガポールの天気を徹底分析!旅行前に知りたい5つの特徴
1. 突然のスコールにご注意を!
日本のゲリラ豪雨のようなスコールはシンガポールにもありますが、1日中降っていることはないのでご安心下さい。とはいえ、突然の雨で足留めをくらい予定していたスケジュールがめちゃめちゃなんてことにならいよう、どんなお天気の日でも折り畳み傘の携帯をおススメします。シンガポールの観光名所のほとんどは徒歩やバス、電車で移動できます。東京のように駅からとても近いので、折り畳み傘さえあれば突然の雨でも移動がスムーズです。またタクシーは日本に比べてとても安いのですが、時間帯や場所によってなかなか捕まりづらいこともありますのでご注意ください。
2. 常夏のシンガポール!水分補給は必須
一度外に出れば、刺すような日差しととろける様な熱気が襲ってくるこの国では、こまめな水分補給が必須です!それならコンビニでミネラルウォーターを買ったらいいじゃないか?とんでもないです!シンガポールのコンビニやドラックストアで売られているペットボトルのミネラルウォーター500mlはだいたいS$3以上(240円程)で、こちらの物価としてはとても高いです。ちなみにシンガポールでは外食の際、‘we don’t serve water for free‘と、お水はタダではないこともしばしば。シンガポールの観光スポットとして人気のホーカーセンター(屋台)ではもちろん、カフェでのお水も有料になります。オススメは1リットルのプラスチックボトルにお水を入れて携帯してください!また空港ではお水をトップアップできる冷水器も完備してあります。ただし、電車の中でお水を飲むと罰金ですのでご旅行の際はくれぐれもご注意下さい。
3. 日本の梅雨よりすごい!高湿のお天気とお肌の事情
次は湿度に関する注意事項です。シンガポールの気候は日本の梅雨と比べものにならない程、湿度が非常に高いです。ですので、女性がお化粧をするときはリキットファンデーションを使わないほうがいいです。リキットファンデーションだと肌の油分や汗と混ざってしまい、気付いたらスッピンになってしまうこともあります。しかも、せっかく塗った日焼け止めまでも汗で無くなってしまうかもしれません。ただ、筆者がこちらで生活していて思う事は、シンガポール人のお肌はとにかく綺麗ということ。年配の方でも水々しく、キメ細かいのです。これもこの湿度の賜物かもしれません。また、数日間シンガポールに滞在すると、肌が潤ってすべすべの手触りになってきますので、日本の冬の時期にこちらへ来るとその差を歴然と感じることができます。
4. 流行りの肩巻きカーディガンは必須!
天候や気温のお話の次は、服装についてです。女性の方は羽織物のカーディガン又はストールを是非持って来てください。旅馴れされている方はご存知かと思いますが、空港やデパート、バスや電車などシンガポールの公共施設の冷房は、私たち日本人にとってはかなり強めに設定されています。元々シンガポール人の平均体温は日本人よりも高いとも言われておりますが、バスに関しては窓が結露する程の冷房を入れており、屋外と室内との温度差についていけず、頭痛を起こす方もいらっしゃいます。少し寒いかなと思ったら我慢せずに1枚羽織って下さい。晴れの日にはテラス席を確保するのも一つの手段です。せっかくのご旅行で体調を崩さないよう気をつけてください。
またシンガポールは最も紫外線が多い国の1つと言われております。スコールが降ろうと曇りであろうと紫外線は常に肌へあたっています。女優帽や日傘で紫外線カット、もしくはまとめ髪にサングラス、ストールなどのおしゃれ小物を大活躍させて下さい。旅行中に片手が塞がるのが嫌!なんて方は、薄手のUVカット仕様のカーディガンを着用もおススメです。
5. 現地で服を買うなら6〜7月がオススメ!
四季がないシンガポールにおいて、デパートや百貨店では1年中夏物を販売しています。さて、日本では当たり前のようにあるシーズンセールはあるのでしょうか。答えは、年に1度、6〜7月にかけてセールシーズンがあります。この期間はシンガポール中の全てのショッピングモールにて、グレートシンガポールセールと称し値下げが行われます。中でも注目なのがこのセール中は普段はディスカウントされないハイブランドも値下げ対象になっていることです。もし、買い物も旅行の目的の1つであれば、ぜひこの期間にお越し下さい。思う存分楽しめますよ!
まとめ
いかがでしたでしょうか。
基本的には年中湿度が高く、天気も晴れの日が多い典型的な常夏の国です。ただ、こんなビーチリゾートのようなお天気でありながら、シンガポールでの観光はシティー散策がほとんどだと思います。サングラスや帽子、ストールやサブバックなどクローゼットに眠っていたおしゃれ小物を引っ張り出して、旅服のコーディネートを考えるとより準備が楽しくなると思います。あとは、ここで紹介した5つのポイントをしっかり押さえて、どんな天気でも楽しく旅行してくださいね!備えあれば憂いなし。皆さんの旅が素敵なものになりますように。
シンガポールの天気を徹底分析!旅行前に知りたい5つの特徴
1. 突然のスコールにご注意を!
2. 常夏のシンガポール!水分補給は必須
3. 日本の梅雨よりすごい!高湿のお天気とお肌の事情
4. 流行りの肩巻きカーディガンは必須!
5. 現地で服を買うなら6〜7月がオススメ!