とにかく美味しい物が豊富な台湾。特に有名なのは夜市で楽しめるローカルフードやスイーツですが、その他にも美味しいものが食べられるお店が街中に溢れており、グルメだけを目的に週末旅に出かける人も増えています。そこで今回は、台湾に行った際に絶対食べてほしいおすすめ台湾料理10選をご紹介します。
現地で絶対食べたいおすすめ台湾料理10選!
1. 小籠包
やはり台湾料理で一番有名なのは小籠包ではないでしょうか。おなじみ豚挽肉を使った餡の他にも本場台湾にはいろいろな種類のものがあるのですが、筆者のおすすめはヘチマ入りのもの。シャキシャキとした食感とやわらかい皮がとてもマッチしていて台湾で食べておきたい料理の一つです。
台湾でも鼎泰豊は大人気なのですが、日本の店舗には行ったことがあるから台湾では違うお店を探したい思う方も多いのではないでしょうか。そんなあなたにおすすめしたいのは「明月湯包」です。こじんまりしてアットホームなこのお店は注文票(日本語もあり)に頼みたい数を書き込んで注文するというスタイルなので、言葉が通じなくて何を食べたいのか伝わらなかった、なんてことにはなりません。その他にも野菜料理や餃子などメニューが充実しており、観光客でも入りやすいお店です。
2. 排骨飯 (パイコー飯)
台湾風豚カツと言われるのがこの排骨です。排骨とはスペアリブのことで、これに衣を付けて揚げたものをご飯にのせたのが排骨飯です。こちらも魯肉飯同様、お弁当としてもよく売られていますので、ホテルのお部屋や公園などでのんびりといただくのがおすすめです。
3. 蚵仔煎(オアチェン)
台湾での定番料理の一つがこの牡蠣オムレツです。牡蠣が入ったオムレツは中はプルプル、外はカリっとしていて常に大人気。甘辛いたれをたっぷりとかけていただきます。夜市に行った際にはぜひ試してみてはいかがでしょうか。
4. 牛肉麺
近年、有名店が日本に進出したこともあり日本でも知名度が高まっている牛肉麺。濃いめにしっかりと味付けされたスープと柔らかく似た牛肉がジューシーで、独特の風味が楽しめる麺料理です。
その中でもおすすめは中山地区にある「神仙川味牛肉麺」。白を基調とした明るくて清潔な店内は女性でも入りやすい雰囲気。牛肉麺は150元前後と日本で食べるよりもかなりリーズナブルです。
その他、牛肉麺はインスタントヌードルとしても大人気で、スーパーには数多くの種類の牛肉麺が並んでいます。日本でも台湾の味が気軽に楽しめるので、お土産としてもぴったりです。
5. 魯肉飯 (ルーローファン)
豚のひき肉を乗せた魯肉飯はお弁当としてもよく売られています。味付けはお店によりますが比較的濃いめで、高菜やシイタケ、煮玉子などと一緒に盛り付けられているのが一般的です。ミニサイズを持ち帰りできるお店も多くあるので、小腹が空いた時に試してみてはいかがでしょうか。
6. 鴛鴦火鍋 (ユアンヤンフオグオ)
鴛鴦火鍋とは唐辛子や山椒などを入れた真っ赤なスープの火鍋と、辛いものが苦手な方でも楽しめる白濁色のスープの二種類のスープを一度に楽しめる鍋料理です。
近年日本でも食べられるお店が増えてきましたが、台湾では具材の種類が豊富。特に豚の血を固めたものは一瞬躊躇してしまうかもしれませんが、加熱しても硬くならないので、濃いめのスープで煮こめば臭みも気にならずプルプルとした食感を楽しめます。
7. 雪花氷 (シェーファービン)
普通のカキ氷だと思って食べてみると、アイスクリームとカキ氷の中間のようなふんわりとした口どけの良さにびっくり。というのも、普通の氷ではなく練乳や牛乳などがたっぷり入った氷を削っているのでそのような独特の食感になるのです。
台湾の至る所にこの雪花氷のお店があるのですが、常に行列ができているのが東区にオープンした「ice monster」。大きなブルーの看板が目を引くこのお店は観光客だけでなく地元の人にも大人気。メニューは大体どれも200元前後ですが、かなりたっぷりと盛りつけられているので、何人かでシェアしないと食べきれないかもしれません。
マンゴーやイチゴなどのフルーツがたっぷり乗った雪花氷も大人気ですが、ここでの注目メニューはミルクティーの雪花氷。なんと、タピオカが一緒に添えられているのであの有名なパールティーがアイスで楽しめてしまうのです。その他にも温かいシロップが添えられたピーナッツの雪花氷など、バラエティに富んでいて何度も通いたくなるお店です。
8. 太陽餅 (タイヤンピン)
台湾のお土産といえばパイナップルケーキが有名ですが、台湾の人たちに愛されているのが台中発の太陽餅。サクサクな皮にモチモチの餡が包まれていて、甘さは控えめなので軽い朝食としてもおすすめだそう。薄い皮が何層にも重なっていて食べていくうちに皮がボロボロとこぼれてくるので、袋からそのままいただくのがポイントです。
台中市街には太陽餅の専門店が多く建ち並んでいますが、最近は台北でも空港や百貨店などに出店しているので、帰り際にお土産として買うこともできます。
9. 豆花 (トウホワ)
豆花はお豆腐とそっくりな味と食感ですが、甘いシロップやフルーツと一緒にいただく少しヘルシーなスイーツです。冷たいものと温かいものがあるのですが、晩御飯のあとに温かい方をいただくと体を冷やさずにデザートを楽しむことができるのでおすすめです。
おすすめのお店は國父記念館駅から徒歩5分ほどの距離にある「阜杭豆漿」。細い通りにあるので少し見つけにくいのかもしれませんが、アットホームな雰囲気のお店で、フルーツたっぷりの豆花などがどれも100元以下で楽しめます。なお、筆者が訪れた時には英語を話せるスタッフがいました。
10. 愛玉子 (オーギョーチ)
愛玉子とは台湾で栽培されている植物から作られているもので、かなり軟らかいのでゼリーとジュースの中間といったところでしょうか。愛玉子自体には味がないので、多くの場合レモン味のシロップがかけられてあります。体を冷やす効果があると言われているので、とにかく暑い夏の台湾を訪れた際にはぜひ試してみてはいかがでしょうか。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
近年、鼎泰豊など日本に進出する台湾の有名店が増えてきましたが、まだまだ台湾でしか食べられないものがたくさんあります。そして、現地で楽しむだけでなく、パイナップルケーキ、太陽餅、インスタントラーメンなどお土産として喜ばれそうなものも豊富にあるので、日本に帰っても台湾の味を楽しむことができます。そんな食の王国である台湾で、あなたもご当地グルメを満喫してみませんか?
現地で絶対食べたいおすすめ台湾料理10選!
1. 小籠包
2. 排骨飯 (パイコー飯)
3. 蚵仔煎(オアチェン)
4. 牛肉麺
5. 魯肉飯 (ルーローファン)
6. 鴛鴦火鍋 (ユアンヤンフオグオ)
7. 雪花氷 (シェーファービン)
8. 太陽餅 (タイヤンピン)
9. 豆花 (トウホワ)
10. 愛玉子 (オーギョーチ)